2025年12月13日
ご存じの通り、自宅をローンで買えば抵当権が発生し、ローンを返し終わっても
抵当権を抹消しなければ、自宅は自分の物でありながら自分の物ではないという。。。面倒ですね。
抵当権は自分で抹消しなければならなく金融機関が自主的にはやってくれません。
ローンの返済が終わると金融機関から書類が送られてくるのですが、そこから抹消手続きを行います。
行政書士経由もしくは自分で法務局へ。
ローン返済終わってこのこと忘れておりました。3年位経ち法務局へ電話で確認。
抵当権は消えている。とのこと。
何故に、一つ考えられるのは繰り上げ返済を何回か行って10年ぐらいで返したもので、
金融機関が書類を送るのを忘れてた?のでマズイと思い金融機関が抹消した。
電話だけでは心配なので登記情報を法務局で貰ってこなければと思い早数年、行かなければ。
で、本題です。
この事例、地方の古い住宅に起こりえる稀だけどあり得る話かと。
ある日、家内宛に大阪の行政書士からお手紙が。
内容は、xx様の不動産に曾祖父の担保が付いているので抹消させて欲しい。
最初は意味不明。xxさんなど家内は全く知らず。担保など全く知らない。
当然と言えば当然、戦前、昭和の初めの話です。
実際の案内文です。
実際の登記簿
読み取れるのは昭和2年に家内の曽爺様が、相手が敷地に建物を作るにお金を貸した。
それが抵当権として今まで残っている。
法律上では時効になってますが抵当権として登記簿に残っている。
今であれば近所の方からお金を借りるなどあり得ない話ですが、集落は共同体みないなもので
当時は自宅を建てる、増築などにご近所でお金の貸し借りが有ったんでしょうね。
現在では想像もつきません、いつも相手は金融機関。
これを見ると抵当権は2つ。その一つが家内に関係。
xxxさんは、登記の変更済みもしくは、実家の管理者としてたか不明ですが、
恐らく実家の処分をしようとして初めて抵当権が有るのに気が付いた。
もしくは指摘されたかと思われます。
昭和2年の抵当権など知らんがな。。。。。。。そうでしょうね。
でも抵当権を抹消しない限り、実家の処分ができません。
ここからが超面倒な話です。これは個人行うには無理かと、行政書士が必要ですね。
時間が有ればやれないことないですが。
登記簿の債権者の名前を頼りにその相続者を探し出します。
自分の家系ならまだしも、他人の家系を探す。。。。。。気が遠くなる。。
昭和初期の話なので、曽爺様には何人もの子供がおりさらに孫、家系図が必要になります。
私は無理、即行政書士に相談ですね。。。。お金がどれだけ掛かることやら。
これが家系図と債権者
お金を貸したのは左端の上の方 昭和34年に亡くなってます。家内の曽祖父。
相続対象は16人 笑うしかない。。。。でも現実です。
16人全員に債権の放棄の書類を入手しなければ抵当権は抹消できず。
一人当たりの債権は数十円ですがね。
ちなみに印鑑を押した御礼として1万円とか送って来てました。
家内は不要だと言って電話をし送り返そうとしましたが、
皆さん受け取ってられるので、今回の手続きの御礼としてお納めください。
ということで、臨時収入。
宅地 250平米
都内 荻窪あたりであれば 1平米100万円とか普通ですね。2億5000万円
この当たりの現物知っておりますが評価額は1平米8000円 200万円
まず買い手はおりません。
古い抵当権を抹消するだけで、この場合は行政書士の費用を含め数十万掛かる。
ちなみに、ここの固定資産税は恐らくは限りなく0円(建物が古い場合)
更地にしても年間13,000円程度、宅地から雑種地に変更すれば8,000円程度
空き家対策
田舎の不動産(負動産)何かしようとしたらお金が掛かる。
相続だけしてホッタラカシで置いとけばこのような場所は固定資産税0円で永遠と続く。
都会であれば対策のやり方(金銭面で)が有りますが、
田舎ではこんなもんです、対策など無いに等しい(笑


