大坂の陣148「浪花の事も夢のまた夢」集団ストーカー&テクノロジー犯罪 | 京のみやこ 新しい世の中の社会問題は「サイバーストーキング」

京のみやこ 新しい世の中の社会問題は「サイバーストーキング」

2018年4月集団ストーカーとテクノロジー犯罪を日本精工の大津工場で認識。
得意な現象と見て先ずは退職。地元京都でタクシー勤務も3ヶ月間は集スト。
その後テク犯罪被害者。パナソニック10年以上勤務経験の生かし周知活動も改善術で加害撲滅を目指す

「明智殿は首実検も終わり丁重に葬り

今頃は上様より叱責される日々と思っておるが」


豊臣秀吉は徳川家康が奇妙な事を口にするが、

すでに数年も経っており頭の片隅程度の認識である。


何か余興か戯言を口にしてるかと思い反応を待つ。


「・・・実は明智光秀殿はご存命で」


「手前の客人となっております」


家康は秀吉が思慮深く狡猾で理解が早いを知っている。

真面目な気質の家康はどちらかと言うと口ベタ、

取り繕った難しい会話のやり取りは苦手とする。


「三河殿、その事実は伏せておく方がよいぞ」


秀吉は驚くと同時に即座に対応策を考える。

本能寺の政変で仇を討ち、織田家の後継たるを

堂々と述べられる理由が瓦解する。


それと共に家康を招き入れる危険性が

一気に増大する。


世の中は不忠者を処罰して大乱を静めたる

覇者として豊臣政権を認め始めてる、

今更光秀が存命などとは胡乱な存在にしか過ぎない。


「無論心得てます」


「手前が秀吉殿に奉るかは、

その処遇次第に御座います」


まさか主従関係となる儀礼を前にして

大事な決断を迫るとは恐れいる。


「とにかく密かに会えるかの?」


家康はコクリと頷き小姓を呼び寄せ命ずる。


「天海殿をこれへ」


開いた襖には顔を白い布で覆った僧侶が

控えていた。


秀吉は立ち上がり覗き込みように

僧侶の人相を見る。


頭巾を自ら取り容貌を現す。


「筑前殿お久さしゅう存じます」


驚く秀吉は思わず声を上ずらせる。 


「ひゅ、日向殿」


確かに数年振りとは言え面影がある。

だいぶやつれ疲れた表情であるが

間違いなく明智日向守であった。


「驚きいったるは致し方なく」


「上様の乱心をお止めするには仕方なかった事です」


今更光秀の謀叛の理由などはどうでもよい。


むしろ世に知れ渡る方が不都合である。

何を思い客人で徳川に存在してるかが重要である。


「光秀殿が存在してると世の中が知れば

混乱する」


秀吉自体は光秀との仲は良好であった。

突然の謀叛には驚くが、直前の信長の仕置は

耳にしてる為に同情的でもある。


しかし、不忠に及ぶは処せねばならなかった。

今や天下は秀吉の元に定まりつつある為に

その処遇を早急に決めねばならぬ。


公表にして改めて獄門にかけるか、

誰ぞに預けて折り見て処分するか等

目まぐるしく考えを巡らす。


「手前は余を捨て、表には出ません」


秀吉は即座に賛同する。 


光秀は本能寺を取り囲む最中に、 

ある忍びが陣所に訪れて、

信長からの書状が届けられた事を説明する。


「これが上様直筆である事はお解りのはず」


遺書と言うより箇条書きに近い内容の文面を

手渡す。


公式の場ないためにお互いの距離は近く、

膝を詰める様に三人が会話する。


「筑前殿、三河守も正直驚きました」


家康は信長に仕えてた頃にすっかり気分が

戻っている秀吉に優しく声をかける。


「上様が通うな認識だったとは・・・」


続く🌷