“東電「隠蔽体質」脈々
対応に追われる東京電力の、社員の一人は、ため息をつく。
「官邸は何でも事業者(東電)に押しつけてくる。
事態の深刻さは承知しているが、私たちが報告する相手は本釆、保安院のはずなのに」
官邸との意思疎通のちぐはぐさが際立つ東京電力だが、そもそも都合の悪い事実を隠そうとする姿勢が、
今回の報道対応からは垣間見える。
原発の状況を公表する際、原子炉内の水位や、放射線の測定結果など都合の悪い数値を進んで明らかに
していない。
15日未明の記者会見では、福島第一原発の正門で高い放射線量が測定されていたのに、その2分前のより
小さい測定値を説明。
記者から指摘され、高い測定値の存在を認めた。
中性子線が検出された事実も、はじめは明かさなかった。
中性子線は、核分裂反応を引き起こす。金属板も貫く危険な放射線だ。
こうした「隠蔽体質」は、いまに始まったことでない。
2002年には原子炉内の設備の損傷隠しが表面化。
07年には、原発を停止させる「制御棒」の駆動装置の検査で、福島第二原発の担当者が、予備品の数が
足りないのを隠すため、模造品をつくって国を欺いたことが発覚した。
隠蔽の背景には、政治家、官僚との関係がある。
「退官直後は顧問に就くが、いずれは副社長の道が約束されているそうだ」
今年1月1日付で東京電力に顧問として迎えられた経済産業省・資源エネルギー庁の前長官、石田徹氏。
東電もエネ庁も否定するが、「天下り」だということは、経産省幹部の中では、石田氏が現役長官だった
昨年夏からとうに認識されていた。
役人は、退官後の多額の所得が保証される天下りに血道を上げる。
東電は過去3人の通産省(現経産省)OBを役員に迎えている。
電力料金改定の許可や規制を握るエネ庁からは石田氏で2人目だ。
政界への目配りも欠かさない。
東電の社長、会長を歴任した荒木浩顧問は、新日本製鉄の今井敬名誉会長や三井物産の上島重二顧問らと
ともに、歴代首相や有力政治家を囲む会を定期的に開いている。
現役の日本経団連会長や日本商工会議所会頭が加わる、政財界の結節会議だ。
民主党の小沢一郎氏を囲む会もある。荒木氏はその会の世話役的存在だ。
電力会社は、原発が立地する自治体の首長選挙となれば、原発反対派の首長を誕生させないため、全国から
車両と人をかき集めて選挙応援する。
それで当選した保守派の政治家は、電力会社に頭が上がらなくなる。
(*2011.3.16朝日新聞・名古屋朝刊)”
— 東京電力「隠蔽体質」脈々/朝日新聞 ほか - 薔薇、または陽だまりの猫 (via petapeta)
(katsuma から)
東電と役人が絡み合って隠蔽体質を作り上げていることが分かる!!
テレビで東電の担当者の報道を見ているだけでは、本当に必要な情報は入らず、外国でされている報道を見た方が詳しいのはそのためか!
iPhoneからの投稿
対応に追われる東京電力の、社員の一人は、ため息をつく。
「官邸は何でも事業者(東電)に押しつけてくる。
事態の深刻さは承知しているが、私たちが報告する相手は本釆、保安院のはずなのに」
官邸との意思疎通のちぐはぐさが際立つ東京電力だが、そもそも都合の悪い事実を隠そうとする姿勢が、
今回の報道対応からは垣間見える。
原発の状況を公表する際、原子炉内の水位や、放射線の測定結果など都合の悪い数値を進んで明らかに
していない。
15日未明の記者会見では、福島第一原発の正門で高い放射線量が測定されていたのに、その2分前のより
小さい測定値を説明。
記者から指摘され、高い測定値の存在を認めた。
中性子線が検出された事実も、はじめは明かさなかった。
中性子線は、核分裂反応を引き起こす。金属板も貫く危険な放射線だ。
こうした「隠蔽体質」は、いまに始まったことでない。
2002年には原子炉内の設備の損傷隠しが表面化。
07年には、原発を停止させる「制御棒」の駆動装置の検査で、福島第二原発の担当者が、予備品の数が
足りないのを隠すため、模造品をつくって国を欺いたことが発覚した。
隠蔽の背景には、政治家、官僚との関係がある。
「退官直後は顧問に就くが、いずれは副社長の道が約束されているそうだ」
今年1月1日付で東京電力に顧問として迎えられた経済産業省・資源エネルギー庁の前長官、石田徹氏。
東電もエネ庁も否定するが、「天下り」だということは、経産省幹部の中では、石田氏が現役長官だった
昨年夏からとうに認識されていた。
役人は、退官後の多額の所得が保証される天下りに血道を上げる。
東電は過去3人の通産省(現経産省)OBを役員に迎えている。
電力料金改定の許可や規制を握るエネ庁からは石田氏で2人目だ。
政界への目配りも欠かさない。
東電の社長、会長を歴任した荒木浩顧問は、新日本製鉄の今井敬名誉会長や三井物産の上島重二顧問らと
ともに、歴代首相や有力政治家を囲む会を定期的に開いている。
現役の日本経団連会長や日本商工会議所会頭が加わる、政財界の結節会議だ。
民主党の小沢一郎氏を囲む会もある。荒木氏はその会の世話役的存在だ。
電力会社は、原発が立地する自治体の首長選挙となれば、原発反対派の首長を誕生させないため、全国から
車両と人をかき集めて選挙応援する。
それで当選した保守派の政治家は、電力会社に頭が上がらなくなる。
(*2011.3.16朝日新聞・名古屋朝刊)”
— 東京電力「隠蔽体質」脈々/朝日新聞 ほか - 薔薇、または陽だまりの猫 (via petapeta)
(katsuma から)
東電と役人が絡み合って隠蔽体質を作り上げていることが分かる!!
テレビで東電の担当者の報道を見ているだけでは、本当に必要な情報は入らず、外国でされている報道を見た方が詳しいのはそのためか!
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