私は夜になると決まって
どこかへ消えたくなります。
ふらっと出て行って、
どこか遠くへ行って、
誰にも見つかる事なく
過ごしたい。
そして、永遠に夜のままで、
朝なんて来なくてもいいと
思っています。
時間が止まった街の中に、
私だけが存在していればいい。
他の誰かなどいなくていいのです。
今日もこんな夜中に外へ
出て行きたくなっています。
でも、出て行ったとしても、
行き先などありません。
安全な寝床だってありません。
きっと、すぐに家に戻ってきて
しまいます。
でも歩いていないと、
過去の嫌な出来事が頭に
浮かんできては消えないのです。
また、未来のことを考えると
恐怖で仕方ありません。
色々なことに頭の中を
埋め尽くされて、毎日
気が狂って死にそうです。
本当は仕事だって出来るか危うい。
すべて逃げと言われてしまえば
それまでですが、この辛さは
経験したことがない人には
分かるまいと思います。
私はこのままどんどん歳だけ
とって、プレッシャーも恐怖も増して、
そして最後にはどんな悲惨な
死に方をするのでしょうか。