集英社版・学習漫画
世界の歴史12
アヘン戦争とシパーヒーの反乱
漫画 青木庸
集英社
世界史を知れば知るほど、ヨーロッパ諸国が嫌いになっていきますね。
ついにアヘン戦争の巻です。
イギリスさんえげつなさすぎや…。
インドも清もかわいそう。
アヘン戦争については『風雲児たち』でそのえげつなさを思い知らされました。人道無視で史上最悪の戦法だよな…。
あと、インドも悲惨なことになってたんですね。
シパーヒーの反乱ってなんのこっちゃ、って思ったけど、セポイの反乱のことか! いまはシパーヒーって習うのかしら?
単語は知っていても、詳しいことは知らなかったのでこの巻で知ることができて良かった。
イギリスがインドを植民地支配し始め、そのイギリスに従っていた現地のインド兵たち(=シパーヒー)が反乱を起こし…という内容でした。
いやしかしこのシパーヒーってのも妙な存在ですね。初期のうちはある意味売国奴みたいなもんだ。
とにかく暗い暗い内容の巻でした。
18~19世紀って世界的に激動だったんですね。日本の幕末の動きも世界史と絡めるとよくわかる気がします。