爪
ウィリアム・アイリッシュ
阿部主計 訳
1941年作
「ちくま文学の森 恐ろしい話」収録
ある店の主人が刺殺体で発見されます。金品目的の突発的犯行と見られ、その捜査をする警察。
現場には犯人のものと思われる爪が一枚。おそらく、金品の入った箱を無理やり開ける時に剥がしてしまったのだろうと思われました。
警察はすぐさま犯人の捜索にかかります。
犯人の目星をつけた警察はとあるレストランの給仕たちの指を調べ始めました。
調べられるのを回避しようと犯人がとった行動は…。
読み終わった時に連想したのは、ドラマ相棒の「殺人晩餐会」でした。
オチが…うん。わかりますよね書かなくても。
無関係の第三者がお気の毒です。本人気づいてないからいいのだろうか。
同じようなオチの話ってときどきあるけど、ほんと後味悪いわあ。味の話だけに。
はい、お粗末!