新学期と大学受験について
トリセメスター(3セメスター)制の上の子のハイスクールでは、今日から新学期が始まりました。サンクスギビング前にテストに追われていた上の子。前回のテストの時と同様に飄々としていました。そして案の定、飄々としている割にやっぱりそこそこの結果を持って帰ってくるんですね。嫌な奴、じゃなかった要領の良い子です。
1つ上の学年のシニアのお友達の中には、10月末にアーリーで大学の合格をもらった子もいて、我が家は来年の今頃どうなっているのだろう?と思ったりもします。アイビーリーグを受けている子達はさすがに合格発表はまだのようですが、あまりアイビーリーグには興味を示していない上の子。視界に入っているのは近場の大学だけのようです。
こちらの大学受験についていろいろな方から伺っていると、成績はもちろんの事、それ以外にバンド(オーケストラ)、ボランティアの三本柱で大学に売り込んでいくとの事。上の子はバンドもオーケストラも参加しておらず、柱が1本ない状態です。おまけにボランティアも夏休みに数時間やった程度で、全然売り込むに足らない状態です。それに加えてエッセイも全然書いてない。かと言って、日本の大学を受けるつもりにしてはそちらもあまり対策していない…。どうしたいのか?皆目検討もつきません。
先日お会いした永住の方から、近くにKUMONがあれば日本語教えられます、と言ってパートタイムジョブでお金をもらいながらボランティアレコードも付けてもらえるケースがあるよ、と教えてもらいましたが、それもまったく実行に移す気配もなし。せめてドライバーズライセンスだけこっちで取れば?とアドバイスされて借りてきた教本も机の上から微動だにせず。
新年度が始まる前は、学費のこともあるので日本の大学でと話していたのが、ここにきてコミュニティカレッジの学費無償化もあり、上の子の気持ちが定まらないのかもしれません。日本の大学を受けるのであれば、帰国子女枠を利用するためにシニア卒業までこちらにいることが必須になります。逆にこちらの大学を受けるのであれば、今年中に卒業単位が取り終えるので来年度は大学で認定される単位をひたすら取得することになります。(その方が大学の学費が安くなるため)
いずれの選択にしても、親としてはもう少し必死に頑張って欲しいし、高校生にあれこれと口喧しく言いたくはないですよね…。それにどちらにしても一人暮らしになることは分かっているので、自分で考え決断し実行できる力を今から養って欲しいのですが親がそばにいる甘えが抜け切れません。失敗してもいいからそばで見守ると言うのは親にとって本当に忍耐が必要です。まだまだ親の試練は続きそうです…。