猫の出国までの手続き


 猫の出国当日までの手続きなどの細々したことを書き記しておこうと思います。既に数ヶ月前のことになり、だいぶ記憶がなくなりかけているので忘れる前に。。。


 書類を準備する


 検疫関係はNACCSの登録が完了すると自動応答でメールが送られてきます。その後、チェックで不備などがあると個別で検疫からメールが送られてきて修正を行います。全て問題がなくなると輸出申請が受理された旨のメールが送られてきます。


  

↑↑↑こんな感じです

 なので、ここにある書類は手荷物で持って行けるように避けておきました。このメールの後にマイクロチップの読み取り確認を呼びかける一文が書いてあります。マイクロチップが装着されていても、脱落などしていて読み取れないと輸出が認められず猫を連れて行けない可能性が出てくるのです。そのため、渡航の1ヶ月前頃にかかりつけ医にマイクロチップの読み取り確認と念の為ノミダニの薬と酔い止め?精神安定剤の薬も多めにもらっておきました。後は1匹だけ好酸球性肉芽腫で口内炎が潰瘍になってしまっている子の飲み薬をひと月分もらっておきました。


 ※後に動物検疫で働いている方から聞いた話ですが、ノミダニの薬は獣医が行ったもの以外は検疫では認めてもらえないので飼い主が検疫のためにやったとしても意味はないそうです😭


 日本で加入していたペット保険を解約する


 渡航ギリギリまで何かの時のために解約はしたくないのですが、やはり人間の準備などもあるので我が家はマイクロチップの読み取りに行くのを最後と決め、終わった後に解約しました。我が家はアニコムのペット保険に加入していましたが、サイトにログインとか全然せずにいたので面倒で電話で対応してもらいました。




 オペレーターの指示に従って解約方法を聞き、送られてきた?サイトから手続きをした(ような)気がします。解約の手続き自体はそんなに時間のかかるものではありませんでした。今回我が家はペット保険を解約しましたが、もう少し猫達が高齢で帰国後に保険に加入できない年齢になっているようだったら、もったいないですが解約しなかったかも知れないです…。


  猫のキャリーのサイズを確認する

 デルタは機内持ち込みOKとなっていたので、手荷物で連れていくことを早々と決めていました。ビジネスに乗れないのは残念だけど、貨物扱いされるのはやはり心配ですぐに様子を見てあげられる状態にしたかったので仕方ないです。


https://ja.delta.com/apac/ja/pet-travel/overview


 デルタでは機内持ち込みのケージのサイズが

46cm×28cm×28cm以内のソフトケージで水が漏れないものと規定されていたので、それに合うサイズのものをネットで3つ購入して、動物病院に連れて行く時などに使いキャリーに少しずつ慣れさせるようにしていました。


 猫の機内持ち込みの支払いについて

 我が家は夫の会社で飛行機の手配を全て引き受けてくれていたのでまったく盲点だったのですが、人間の渡航費用は会社が勿論負担してくれるのですが猫の分は席の確保をしてくれただけで負担はしてくれません。空港のチェックイン時に焦らないように心の準備をお忘れなく🍀私は全部会社が払ってくれてるでしょ??とチェックインの時に慌てました。だって結構いい値段なんです、3匹分ともなると💦$200×3匹で$600なんです。為替レートが¥160なら約10万円お猫様の航空代金が持っていかれるのです。いやー、1匹分なら何とかなっても3匹のダメージの大きさたるや恐ろしいです😱


  猫のごはん、おやつ、トイレ用品

 我が家は先に夫が赴任して住む場所を見つけてくれていたので必要最低限すぐ必要なものは現地で調達しておいてもらえたのでとても助かりました。それは猫たちのトイレです。日本では色んなタイプのトイレを使っていましたが、アメリカで買えるものは単純に砂を敷き詰めるだけのもの。間にペットシーツなどを敷けるのが良かったり、砂が飛び散らないような深いトイレが良い場合は日本から送った方が良いと思います。砂は船便で送れるので良いですが、ごはん類は引越しの荷物には入れられず手荷物でしか持っていけないので予めお猫様用の荷物ができることも覚悟しておいた方がよいです。もちろんアメリカでもある程度のものは購入できますが、日本とまったく同じものではないのでお口に合わない時用に余分に持って行くことをオススメします。特にちゅーるは移動中の水分補給に使ったのであっという間になくなってしまいました💦もっと日本から持ってくれば良かったと後々後悔しました。一応、移動中の水分補給にシリコンの折りたためるカップなど用意しましたが、緊張が強すぎてまったく水なんて飲んでくれないので、本当にちゅーるに助けられました。


 今思い出しながら書けるのはこれくらいでしょうか。また何か思い出した時には書き記していこうと思います。