同じ認可保育園でも、園によってカラーは様々である。
実際に二つの園に通って、肌で感じることはまぁ沢山ある。
上の子が通う保育園は、感謝こそすれ、不満などは一切ない。
本当に温かい雰囲気の園で、先生方も素晴らしいメンタリティの方ばかり。
何より、働く親をサポートし、働きながら子育て
に奮闘する親を見守ってくれるような温もりがある。
要望があればすくい上げ、その全てに迎合する訳ではないが、出来る出来ないを明確な理由と説明をもって、より利用者の利益に寄与しようと善処してくれると感じる。
公明正大な姿勢があるから、保護者も出来るだけ園の運営に協力する。
そんな、良い関係が自然と築かれている。
方や下の子の保育園は、絵に描いたような女園長先生が君臨し、ほとんど現場に姿を表すこともないその園長の理想(?)をもとに園が運営されている。
働く親の子供を預かる施設であることを忘れたのかと思うような、平日のど昼間に開催される行事や参観、面談。
そして必ず付け加えられる「終了後はお子さんを連れて帰ってくれ」という言葉。
仕事が長引き、仕方なく延長保育を依頼すると浴びせられる迷惑そうな言葉。
お迎えに行くと「よかったねー!やっとお母さん来たねぇ!」とこちらの申し訳なさを誘う様な言葉。
急な仕事で必死に方々に調整をし、保育園に延長保育の依頼の電話をした際に「出来るだけ早く来てあげてくださいね!お子さんは延長保育は嫌だと、いつも悲しそうに言いますよ」と言われた日は、私はみんなに迷惑を掛けながらこんなに苦労して働いてるのかと悲しくなった。
連絡帳に本人の他愛もないイヤイヤのエピソードを書けば、「寂しいんじゃないか、母親との時間が足りないんじゃないか」と書かれ、朝愚図りながら登園すれば「母子二人で出掛けてみては」と言われ、鼻血を出せば「疲れているんじゃないか」と言われ、とかく母親に罪悪感を抱かせるような事ばかり。
私は電車で1時間かけて通勤しているが、体調不良の呼び出しの電話も、電話口で「あと何分で来れますか?え?!1時間も?そんなにかかるんですか?それじゃ午前の診察に間に合いませんよねぇ?」と、こちらの都合お構い無しに、まるでこちらが子供の事を顧みないひどい親で、先生が子供の代わりに抗議してるかの様に仕立て上げられてしまう。
また、"兄弟が早退・休みの時は、他の兄弟も連れ帰らねばならない"や、"親が在宅の時は8時から17時までしか預かれない"などのルールもある。
これらの園の姿勢から見える事は、幼稚園志向であるという事。
また、母親に子供の犠牲になる事を求める精神
(それどころか、母親達が子供を預けて自分勝手に自由で楽しい時間を過ごしているのを戒めてやろうという、とてつもない勘違いがあるんじゃないかとさえ思わされるような言動)。
また、一番は働く親の実情が全く分かっていないという事。
園行事が午前中にあれば、終日休むことができずに午前半休を取って対応している親がいるという事。
不測の呼び出しがあったとして、その仕事は引き継ぎ対応や、自宅への持ち帰りなどが発生し、帰宅し子供の看病をしながら仕事をしなければならない親もいるという事。
そんな中で、元気な方の兄弟までも一緒に連れ帰らねばならない理由は一体何なのか。
もちろん、感染症で登園できない時に、兄弟も感染してる可能性があるから預かれないとか、そういう理由なら分かる。
人様に迷惑掛ける訳じゃない理由で休ませたり早退したりする時に、元気な方の兄弟の預かりに顔を曇らせる保育園の、その理由がわからない。
一緒に降園すれば、具合の悪い兄弟の病院に付き合わされて、長い待ち時間を「静かに待ってなさい!」と言われて過ごさねばならないし、インフルエンザの時期などは、もしかしたら病院に行った事でもらってくるかも知れない。
でも、それらの園独自のルールに、その理由の説明や疑問を呈しても、これまでまともな回答など返って来た事はない。
「そこまで考えていませんでした」と言われた事はあったけど…
こうして声を上げても、こちらが煩い親!と悪口を言われているだけなのは分かってる。
子供の事を思えば、何事もなく平穏に通いたい。
でも、ここには挙げきれないこれまでの疑問と不満が積もりに積もって、ちょっと限界を迎えている。