眼科で診察後、眼鏡を作る為の処方箋とメガネ屋さんのリーフレットを渡された。

「子供の眼鏡は特殊なのでどこで作ってもいいわけじゃありません。
出来ればこちらのお店で作ってください。」

そう言われてアンファンを紹介された。

同じ弱視のお子さんを持つ知人から聞いて、
元々アンファンに行くつもりでいたから、何となくホッとした気持ちになった。



病院の長い待ち時間と、色々な緊張でドッと疲れていたし、
何しろ子供の方が、もう飽きてしまってグズグズ言いだしていたけど、
"とにかく一刻も早く"という一心で、なだめすかして、その足で眼鏡を作りに向かった。



結果、眼鏡が出来上がるまでに10日も掛かると言われ、
その日の内に作りに行って本当によかった…と胸を撫で下ろしたりして。



眼科では十分な説明もしてもらえなかったので、
メガネ屋さんの店員さんに聞いてみるしかない!
そう思って、処方箋を見せながら質問して、
やっと子供の眼の状況が把握できた。


私「病院では右眼が遠視としか言われてないんですが、左眼の枠の中にも数字が入ってるんです。
これって、左眼も問題があるってことでしょうか…?」

店員さん「そうですね。軽度ですが、左眼も遠視のようですね。
それに。右眼は乱視も入っているみたいですね。」


なにそれ、そんな事、一言も説明されなかった…
左眼は大丈夫だと、せめてもの救いだと思ってたのに違ったんだ。
右眼は遠視&弱視だけでなく乱視も…


それに、処方箋には、薄くてよく見えないスタンプで「不同視弱視」と押されていた。


なんでドクターはどれもこれも説明してくれないの?

"とりあえず言われた通りの眼鏡を作って掛けときゃいいんだよ!"

そういう態度の表れにさえ感じて、腹立ちを覚えずにはいられなかった。



子供を健康に産んでやれなかったこと、
それに気付くことができなかったこと、
手当てが遅れたこと、
大事な事なのに医師としっかり話をしてこれなかったこと、

自分が不甲斐なくて、情けなくて、無力に感じて、
いろいろと悔しくて、グシャグシャな気持に呑まれそうな自分の頭の片隅で、
夫の「umbrellaはすぐ自分が可哀想になっちゃうからな」という声が聞こえる。

自分の気持ちなど、振り返ってる暇はない。
強くなりたい。



続きます。