なんとも上手くいかないもので。
人生には、物事がある方向に進もうとした時に、
それを引き戻すかのように働く力がある。
寄せた波が帰って行くような強い力。
10年勤めてきた会社。
それなりに愛着もある。
それでも、第二子育休中、頭の片隅にはいつも、続けるべきか、別の道に進むのか、
揺れる気持ちがあった。
今の仕事にはこれまで、正直情熱を持てずにいた。
正しくは、当初は抱いていた熱意や使命感を、上手く成果に昇華できず、
劣等感に苛まれ、打ちのめされ、すっかり自信を無くしていた。
それは、これまでどんな事もソツなくこなす事が出来てきた私には、この上なく悔しい事だった。
私ならできるはず。もう少し続けたらその先には突破する私がいるかも知れない。
もう少し、もう少し。
そう思いたい自分と、
もう無理なのかも知れない。向いていなかったのだ。
別の道を選んだら、また自信を取り戻せるかも知れない。
だとしたら、今ここで浪費する時間はムダなのかも知れない。
そう思いたい自分。
努力してきた10年を棄てるようで。
無能な自分を認めるようで。
新しい環境に行くストレスから逃れたい気持ちもある。
もし、次の仕事も満足にできなかったら?
もうこれ以上自分にガッカリするのは、本当に怖い。
こんな、どっち付かずのモヤモヤした気持ちを抱えながら職場に復帰して1年余りが経った。
そして、そんな中でも「もう少し頑張ってみる」と、
そう前向きに決断した矢先の、呼び出し。
あと2ヶ月で会社の要求する結果を出せなければ"干す"と。
あと2ヶ月…
サクセスストーリーのドラマの主人公だって、3ヶ月貰えるのに…。なんて。
上手くいかないもので。
仕事の多忙な夫と、保育園児の子供たち。
確執のある実家。
足枷の付いた私が、
私の居場所を守れるのだろうか。