こんばんは🌙






『愛に乱暴』を観ました



※ぎりぎりネタバレしていないと思います


ネタが滲んでしまっているようなので知りたくない場合は以下進まないでください昇天








あらすじ


夫の実家の敷地内にある離れで暮らす桃子(江口のりこ)は、自分に無関心な夫真守(小泉孝太郎)や自分を嫌っている義母(吹雪ジュン)から受ける日々のストレスを紛らわすため、丁寧な暮らしを心がけていた。
そんな中起きた近隣のゴミ捨て場での不審火、愛猫の失踪、謎のアカウントの存在などでそれまでの一見平穏な日常が少しずつ壊れ始める。



それにしても


桃子(江口さん)に『丁寧な暮らし』がしっくり来ません


もっと言ってしまえば

あの髪型も服も似合っていないと思いました

スタイルが良すぎるせいでしょうか


設定上、別に無理しているわけじゃなさそうなので

原作本を読めばこの違和感の正体が分かるかしら


こういうある種のこだわりって

やってる本人だけで完結すべきなんだろうな





しかしながら


スイカとかチェーンソーのシーンには

桃子のそのチグハグさが狂気を増長させるのにもってこいでした無気力





わたしは

ミスリードを誘う仕掛け全てに勝手にハマりまくりましてえーん終盤になってからやっといろいろ気付きました

アカウントにはハッとしてぞっとした!




それから


義母の、絶妙に桃子に冷たいあの感じは

義母が完全なる意地悪ばあさんではない分却って傷付きますよね


夫の真守もそう

この親子は似てると思いました


いくら居心地悪かろうが

その場所にしがみ付くしかなくて壊れていく桃子の心情を思うとやるせなかったですが

そんな気持ちが吹っ飛ぶくらい変になる桃子

ヒーッ








たぶん高校生のころ

似たような場面がある漫画を読んだことがあってそれを思い出しました


不倫された妻が

夫に告げられた別れたい理由がほぼ同じなんですよダッシュ


当時のわたしは子ども過ぎて

それが人格否定の最たるものであることや

なぜそんなに傷付くのか今ひとつ理解できませんでした


傷付いた妻は敢えて

別れたければ最後に抱いてほしいと懇願します


もしそれが受け入れられたら

自分のプライドはズタズタになりますので

断ってくれると信じて試したんですね


なのに夫は妻を押し倒すガーン


で、その愛が壊れた時にできた子がこの漫画の主人公で本人大ショックピリピリ


…そんな話です真顔


確か原作は内館牧子さん \流石なのです!/








どう考えても

ひたすらに真守だけが悪い映画でした





放火犯は結局誰だったのかが

分かりませんでした


あの人?


でもこれもまたミスリードさせられている気が汗







ではではまた音譜