こんばんは🌙
外山滋比古さんの
『思考の整理学』を読みました
なぜこのように
ボロボロになっているかと申しますと
持ち歩いていた時期があったからです
先日の
もつ鍋セット🐷到着待ちタイムのおかげで
途中で止まっている本をいいかげん読み切らねばと思い立ち
こちらを読むことができました
ちなみに
もつ鍋セットは15時過ぎに届きました
わたしの記憶が確かなら
中日ドラゴンズ所属の根尾昂選手が
大阪桐蔭野球部時代にお勧めしていた一冊です
文武両道を地で行く根尾くんの愛読書ですもの
期待は高ま…
序盤に
どうしても文字だけ追って
意味が入ってこなくて
眠くなる、読む気が失せる箇所があって
そこから先に進まず早何年?
『レトリックと詭弁』並みに
わたしの脳が拒否しているのを感じました
なので今回は
そこは後回しにして先に進みました
さっさとそうしていればよかったです
ほぼ見返されることがないまま30年近く経過したわたしのスクラップブック個人的にタイムリー!は処分で正解だったし
論文を読書に置き換えて本書を読めば
わたしは『ノート派』だと再認識したし


もっと言ってしまえば
ブログを書くことって頭の中で言葉や文章を整理して組み立てている点では立派に思考の整理のひとつですよね
効率のよい脳の使い方を知っている人って
常に何かしら考えていて試していて
ご自分の脳を働かせているんだわ
読んだり聴いたりした内容を
時には「寝させる」←本書の表現
ことをしていますが
それすら目的があるから計画的
凡人代表のわたしのように
怠け心で寝かせてしまったのとは違うようです
📕 📕 📕
わたしは
読書好きだった母親の影響を全く受けず
漫画ばかり読んで育ちました
語彙に関していえば
案外漫画からも学べます
漫画の主人公の突飛な生き方からも学びはあったのでこれはこれで良かったと思ってきましたが
今
若い頃に
意識的に良書を読んでこなかったことについてはもったいなかったと思っています
子どもの頃
母から
「本を読みなさい」
「本を読むと頭が良くなる」
と言われていたのは覚えていますが
全然ピンと来なかったんですよねー
願わくば
もう一歩踏み込んで
「読んだ本の内容は時間を経てから育つものだから若い今のうちにたくさん読んどきなさい」
とでも言ってほしかったかなー
…と人のせいにする
本書の帯にあるように
「もっと若い時に読んでいれば…」と
まるで同じことを思います
わたし自身がチャンスを逃したならせめて
子どもたちが本書を読むきっかけを与えたかったです遅くとも大学受験の前に
これぞ親の役目なんだろうに
母親とほぼ同じ失敗をしてしまった
この本の内容が世に出たのは40年近く前だから
根尾選手が読むきっかけはご両親のどちらかにあると考えるのが自然ですよね
薦めるご両親も
それを読んでみる根尾少年も素晴らしいーっ!
仮に
子が読んでくれたら
その時響かなくてもそれは失敗ではなく
読んだことを将来思い出して
願わくば1行でもふと浮かんできたらもう充分かも
思い出したとき
ふと「我が子に勧めたい」と思ってくれたらなお良しですね
『忘れてよいと思いながら、忘れられなかった知見によって、ひとりひとりの知的個性は形成される』
この一節
覚えておきたいです
本の内容は
大半はそのうち忘れてしまうんでしょうが
ところどころでハッとした部分はどこかに残ってふとしたときに思い出せたら嬉しいですよね
自分の中に積み重なったなにかを感じたいです
なかったら悲しい
子どもたちは
たぶん読んでないだろうなぁ
薦めてみようと思います
響かずとも
ではではまた