こんばんは🌙
昨日
夫がサウナに行こうって言い出しそうだなと思っていたら🤔案の定でした♨️
断る理由もないので
行くんですけどね
帰りに寄った八百屋さんで売っていた
こちら
みつば2袋で50円
ニラも同じく50円
レシートなんか出ません
あまりの安さに
『買う』一択でした
さて…
過去に観た映画の思い出しレビューですが
今回しっかり鑑賞し直したもので
おさらい部分のほうが濃くなりました
※ラスト以外ネタバレしています
たぶん15年ほど前の鑑賞当時は
アウシュビッツ強制収容所が出てくる映画としか認識しておらず
ストーリーの予備知識無しで観て
衝撃を受けました
辛い映画だからこそ
記事にする前に
もう一度おさらいしようと思いまして
アマプラで初レンタルして再度鑑賞
99円
あらすじ
第二次世界大戦中のドイツ
8歳の少年ブルーノはナチス将校の父の出世による引越しで仲良しの友達とも別れることに
友達がいない毎日が退屈でつまらなくて
家に帰りたいと訴えても
ここが家だと言われてお終いにされてしまう
そんなある日
ブルーノは母の言いつけを破り
裏の森の奥へと入る
農場だと疑わなかった場所には
トゲトゲフェンスが張り巡らされ
向こう側に縞模様の粗末なパジャマを着た少年シュムエルが佇んでいた
2人の間には友情が芽生えるが…
アマプラさんの紹介文?では
「人間の魂の力をテーマとする感動的で素晴らしいストーリー…」と書いてあるのですが
そ、そうかなぁ
ニュアンスが
わたしの思うところと違うなぁと正直思いました
冒頭
画面に英文が出てくるのですがね
日本語字幕では
“子供にとって音や臭いや視覚で捉えたものがすべてである”
“その裏にある真実に気付くまでは”
〜ジョン・ベッチェマン〜
イギリスの詩人の方の詩の一節らしいですけれども…
この場面をわたし
\いつものことながら/
まったく覚えておりませんで
15年前はダイパ重視で
冒頭部分をすっ飛ばしていたのかもしれません
この意味を
今さらながら重く噛みしめています
子どもってそうですよね
特に男の子ってそんな生き物
ちょっとずれるかもですが…
息子がちょうどブルーノくらいの頃
家からそう遠くない川が
雨で大増水したことがありました
「ただいまー!△△川の様子見てくる」と
ランドセルを玄関に置いてそのまま走り出ようとした息子の首根っこ掴みましたよねー
大雨の後のニュースでよく聞く
『◯◯の様子を見に』行かせるわけにはいかんのです
ブルーノの祖母や
ブルーノの母親や
父親の側近のコトラー少佐など
このコトラー少佐…
保身のために元医師のユダヤ人使用人を
亡くなるまで暴力振るうクズではありましたが
半分は疑問持っていたまとも人だったと思う
すべてのドイツ人がナチスに染まっているわけでなかったのに
染まっているフリをしなければ生きていけない
映画の中では
ヒトラーへの忠誠を疑う部分がわずかでも漏れたら徹底的に潰されてます
2回目の鑑賞では
ブルーノの純真さが
悲しいまでに前よりはっきり見えました
例えば
少佐に大声出されて
恐怖のあまりシュムエルを裏切る形になって後悔するさま
父親は
実は悪い人間なのではないかと疑うくだりで
覗き見た強制収容所アピール映画←嘘ばっかり
を単純に信じて安心するあたり
優しくて穏やかな元医師の使用人が
縞模様のパジャマを着てじゃがいもの皮をむいているのが理解できないこと
ユダヤ人は悪い人間だと家庭教師に教えられても良いユダヤ人だっている!と思えていること
有刺鉄線フェンスを挟んだ
シュムエルとの無邪気で何気ないやりとりが楽しいこと
シュムエルのパジャマの胸に縫い付けられたナンバーをゲーム用だと思っていたこと
など
ブルーノ自身が見て感じたことや
考えて出した答えすべてが
何からも影響を受けていない
子どもらしい子どもなんです
そしてわたしは
冒頭の詩を思い出してハッとするのです…
結末は誰のせいでもない
強いて言うなら時代のせい
いや違う!戦争のせいだ
自国の暴走に
心の中では抵抗していたドイツの人々がたくさんいたことが唯一の救いかもしれません
「何かしながら鑑賞しちゃいけないよ
いろいろ見落としちゃうから」
15年前の自分に言いたいですねー
ではではまた