こんばんは🌙
先日ミシンを出したら
ミシンについて話したくなりました
単純
家庭用ミシンを購入するきっかけが
子どもの入園だったという方は少なくないと思います
入園グッズは
今も手作りなのかしら?
わたしもそのパターンです
ただ…
中学の家庭科で作ったパジャマの
仕上げで使ったピンキングはさみで
袖も一緒に切って大穴開けたり
当時実家にあったミシンとの相性が最悪で
今思えば母が調整してくれていなかっただけ
途中で針が動かなくなったり
できたー!と思って裏返すと
下糸がこんがらがってたりと
中学生なりにメンタル削られて
それ以来
ミシン…というより
裁縫全般から
なるべく遠ざかっていたかったです
にもかかわらず
その後も要所要所で
なにかしら手作りせねばならないことがありこれがこの上なく苦痛で
その都度
「これが最後の裁縫だ」
そう思っておりました
が
我が子のこととなれば話は別
幼稚園入園を機にミシン買いました
その時感じたのは
調整できているミシンはストレスにならない
ということです
いつでもスイスイ縫えて楽しい楽しい
実家のポンコツミシンとの格闘が
タイガーマスクの虎の穴的役割を果たしてくれたのか
マイミシンのちょっとしたトラブルなら
イラっともせずに解決です
さて…
末っ子である次男が幼稚園に入ったあたりで
わたしの住む地域では
空前の『手作りブーム』が起きまして
/たぶん主に主婦\
大小の手作りグッズイベントが
あちこちで開催されていました
わたしも
ひとりの時間ができたことが嬉しくて
手始めに
小さなレンタルスペースがあるお店を見つけたのでひと区画30cm四方お借りし
そこに手作り雑貨を置かせてもらいました
『庭に咲いてたラベンダー🪻をこれでもか!ってくらい大量に仕込んだサシェ』と『ブックカバー』です
つまり委託販売ですね
しかしその後わずか3ヶ月ほどで
このスペースが無くなることになり
撤収
結果を先にお話しますと
3ヶ月の売り上げは
サシェが2個
ブックカバーに至っては0でした
ZERO…
ブックカバーは切り替え的に布を縫い合わせて接着芯を貼って内側は別布を使用
自分で言ってしまいますけど
なかなかの出来映え当社比でした
しかし売れませんでしたねー
他にも
前後しますが
娘の習い事の衣装作り3着が
またなかなかに大変でした
マイミシンをゲットしてからのことなので
縫うだけなら簡単でしたが
問題はわたしが素人すぎたことですね
一着目はわたしでも理解できる単純なものだったのでなんとかなりそう
二着目のは皆で型紙当てて裁断した布で
作り方の工程も知らされたので苦労しそうだけどたぶんできなくはない
ですが三着目は
決まった大きさの布がペランと1枚支給されるのみ
母たちは
そこから好きなデザインで衣装を作るのです
やれる人にしたら腕の見せ所ですけれど
一部の工程が謎に見えるわたしのような素人にはかなり重荷なわけで…
型紙の取り方から縫製までのイメージがさらさら湧く人はもはやプロなんですよ 泣けるわー
バカ真面目なわたしは
乳飲み子抱えながら
↑ここ、過酷さのアピールポイントです
その手の本を買い
娘が舞う姿を想像しながら格闘して作り上げましたが
蓋開けたらですね
親の手作りが義務のはずが
プロにオーダーしていた人が一定数おられました
それもありだったと知ったのは後になってから
プロに作ってもらった衣装は
同じ量の布でもなんだかゴージャスだぞ?
デザインも垢抜けています
今みたいにSNSが浸透しきっていない時代の
転勤族新参者で乳飲み子抱えながらのワンオペ育児の弊害って
上の子に必要なリアルタイムな情報が得にくいことだったと振り返っておりますー
だから
衣装に関しての裏情報をうまく仕入れられず…
結果
娘はわたしが作った素人感溢れる
ちょい残念な衣装を着て参加する羽目になったので娘に詫びたい気持ちでいっぱいでしたがここだけの話…
たぶん
娘が一番可愛かったはい〜!
逆にですよ?
ポッと入った娘が
プロ仕様の立派な衣装着ていたら
それはそれで悪目立ちしたかもしれないと
その後知ったゴタゴタ系の話で恐ろしくなった次第です…
結果オーライ
そして今
たまに
雑貨や服を
某手作りサイトから購入しますけど
作品のクオリティの高さに驚くばかりです
基礎からきちんと勉強されていたり
実際その道でお仕事されていた方が
販売形態を変えているだけかもしれませんが
毎度『手作り』の概念が揺らぐんです
たまに例外はあるものの
ほとんどの方が
一切隙のないプロのお仕事されていますよね
手作りっていつからこんなことになっていたのでしょう
自分で
裁縫のポテンシャルは高くないと承知していますが ミシンで何かを作れるっていいなーと思わせてくれるブロガーさんがたくさんいらっしゃるので
わたしも今から意識することで
老後の生きがいの選択肢を増やしておきたい
老後があまりに長そうなので
意志に関係なく長生きしそうです
そんなことを考えてしまいました
きっとちまちまになりますが
ミシンでまずはシンプルな服をひとつ作ってみたいです
ではではまた