こんばんは🌙
今さらですが
夫がドラマ『サ道』泰造さんたちのにハマり
ロウリュのあるサウナに行ってきました♨️
そちら
自宅から割と近いのに
一度も行ったことがなかったんですが
知ってる顔に会いたくないわたしは気乗りせず…
大丈夫でしたーふー
夫は
わたしと連れ立って行ったことで満足みたいです
サウナは好きですよ
大好きですが…
夫は、わたしが夫とラーメン&サウナでとても幸せを感じていると思っているようなフシがあります
わたしをおじさんだと思っていやしないか?
やっぱり
50代半ばの女性としては
キラキラした素敵な良いモノも
ないよりあったほうがいい
夫には
そういうのをプレゼントしようという発想がありませんね
服飾品は
夫はさっぱり分からないし
買いに行く時間もないしということで
基本わたしが自分で自由に買う出処は夫のが我が家のスタイルになってしまったのがそもそもいけなかった気がします
自由で良いとなると
逆に引き締めてしまいますよね
そういうふうにできていること
承知して自由にさせてるのかもですね
知能犯め〜
さて
ふと
ヴァンサン・カッセルさんの映画が
観たくなりました
ずいぶん前に既に鑑賞済みの
『リード マイ リップス』
アマプラ他
放送予定はなかったので安価で購入
断捨離しながらモノを増やしてます…(´-ω-`)
…を買ってまで再度鑑賞
暇だからではなくpassionなのです
ポスター?表紙?は何種類かある中で
断然こちらの
鼻血バージョンが良いです
鼻からティッシュが出てる姿が絵になるとかどんだけですか
以下
ネタバレありです
あらすじ
難聴というハンディを抱えつつ世間から孤立して生きる女性が、刑務所帰りの青年と出会ったことから思いもよらぬ犯罪に手を染めていく様子を綴った、出色のラブサスペンス
↑WOWOWさんからお借りしました
難聴が
暮らし全般の足を引っ張っていると思われる独身のカルラ
職場の計らい?でアシスタントを雇うことになって「秘書の手伝い係を雇うの?」って小馬鹿にされても慣れているからスルーやってきたのが刑務所帰りのポールでした
このポール
事務仕事なんて経験ないから
カルラが一から教えなきゃならないし
チェンジしたって良かったはずなのに
おそらくひと目でポールに惚れてしまったのでしょう
雇うことにするのです
ポールは悪い奴らと切れておらず
危険な奴のままで
カルラの読唇術に利用価値を見出して
うまく立ち回り
気付けばあっという間に立場が逆転して
カルラは犯罪の片棒担ぐことになってしまいます
最初こそ抵抗するものの
だんだん度胸がついていく暴走カルラがある意味頼もしい
ポールの役に立ちたい一心なんですよねー
いじらしくもありますね
命張って
ポールの指示通りの成果上げたり
貢献度がすごいです
よくあるストーリー展開ならば
この辺でカルラのこと好きになってくれるはずですがポールはそうならない
キスのひとつくらいしてやりなはれ…
だけど
いよいよ最期だと覚悟しながら
いちるの望みをかけて必死に伝えたメッセージを
カルラが必死に『読んだ』ことでポールは命拾いします
ここぞとばかりに読唇術駆使したカルラ
頑張った
ポールのほうは
カルラを都合よく利用するだけだったのが
最後の最後で愛に似た感情が芽生えますが
わたしはつい
「吊り橋効果では?」などと
元も子もないことを思ったものの
カルラには報われてほしかったので嬉しかったです
ラストのその後の解釈は観客次第です
職場ではバカにされ
孤独に過ごし
自分に自信がない
プライベートでの友人からは
男と会うために幼い子どもの子守り要員にしか思われてない世話になるくせにマウント取ってくるし
毎日虚しく生きてきたカルラの前に現れた刺激的なポールだったから
犯罪に加担してしまっても
きっとそれまでの人生で
一番濃い時間だったことは確かでしょうね
暴力シーンでは
そこそこ出血していますし
ハラハラする箇所も多くて緊張します
ジャンル指定が困るくらい
いろいろな要素が入っていますが
とっ散らかってないし
地味であり派手でもありおしゃれな映画でもありました
ヴァンサン・カッセルさんの見た目って
例えはあれですが
日本の俳優さんで言えば
柄本佑さんぽいと個人的に思います
あと半歩で
イケメンじゃなくなりそうなイケメン…
端正すぎるより
いろいろな役のオファーが来そうな
ヴァンサンさんなのです
『ブラックスワン』の時も
かっこいい→不気味→かっこいい→…の波が交互に来てました
他には
『オーシャンズ11…12?』のカポエイラしながらレーザー避けているシーンも印象的です
あれは見惚れます
そして
カルラ役のエマニュエル・ドゥヴォスさんですよ
鬱々イライラと共に
『あらゆる方面が満たされていない僻み気質で暗めなハイミス←久々に使いましたわー』っぷりが実にリアルでした
実際の彼女はご両親共に著名な方でして
何不自由なく育った爛漫なお嬢様と思われます
彼女は
絶世の美女ではないと思いますが
ポールへの気持ちが影響してだんだん綺麗になる様が良かったです
ポールの衣類の匂いを嗅ぐシーン
好きですねー 変態
それから
彼女の地味〜な服装が好みでした
そんな
どうでもいい再発見もあった映画でございました
ではではまた