こんばんは🌙
宿なし詩人です
実家から借りてきましたとりあえず6冊
当時は周りの友だちも所有率の高い漫画でした
わたしは小中学生の時に
『キャンディキャンディ』と
『ベルサイユのばら』
そしてこちらの『悪魔の花嫁』を読んだことで語彙を増やしながら
歴史フランス革命限定も学んだじゃないかと思っています
先日放送のNHK『アナザーストーリー』(『アナザーストーリーズ』だったのですね←8/5追記)
『ベルサイユのばら』が取り上げられていましたね
これも探せば実家のどこかにありますので
そのうち読みたいです
母はわたしたち姉妹に
よく本を買ってくれたのですが
わたしは伝記とか字だけの本にあまり興味が持てず…漫画に走りました
当時漫画はとかく下に見られがちで
「漫画ばっかり読んで〜」みたいに呆れられたものです
でも漫画家の方って
子どもが読む想定のものでも容赦なく難しい言葉を入れてくれる場合が少なくなくて
今思えば偏っていたとはいえ
知らず知らずのうちに勉強になってたと思うのですよ(`・ω・´)
悪魔の花嫁
池田悦子/原作 あしべゆうほ/絵
Amazonさんによる本書の「説明」を一部お借りしますと
『善と悪、優しさと残忍さ、人間の心を操る悪魔の微笑!! 超ロングセラーのオカルト巨編!!』
…
かなりざっくりしていますが
確かにオカルト要素は濃いです
妹と禁断の恋に堕ちた報いを受けて悪魔の姿にされたデイモス
人間の世界で妹ヴィーナスそっくりの美奈子を見つけます
ヴィーナスは
黄泉の国で半分腐りながら逆さ吊りにされデイモスの帰りを待っている
ヴィーナスが朽ち果てる前に
美奈子の中に宿らせなければ救うことはできないのにデイモスの心に複雑な感情が生まれてしまい…
この3人が軸となり
一話完結のストーリーが展開されるんですが
舞台が現代だけに留まらないのが魅力でもあります
時代劇や古典文学に絡めていたり
登場人物も多種多様なためか
何度読んでも飽きませんでした
子どもだったわたしたちにも
ウケるセリフとか言い回しがあって
姉妹と覚えて場面を再現する『デイモスごっこ』をしていたのを思い出します
「たれかある!助けてたも〜」とか
あしべ先生の描く登場人物が皆美しく
当時も大好きな絵でしたが
大人になってから読み返すと
原作者の博識ぶりにも注目します
絵が気に入っているだけなら
何度も読むことはなかったでしょう