こんばんは🌙
宿なし詩人です
断捨離の過程で
昔観たとある映画を思い出しましたので
その映画のテーマでもある『夫婦』について考えてみました
『The Door in the Floor』
(2004年アメリカ)
鑑賞した当時の若い自分より
年を重ねて思い出した今の方が
夫婦の妙について気付くことができました
ストーリーは
『ある出来事』を境に
すっかり冷え切ってしまった夫婦
それでも離婚しない理由を夫が言及します
それは
この『ある出来事』のせいで生じた
凄まじい悲しみと苦しみを共有できる唯一の存在が夫(妻)だから
夫役のジェフ・ブリッジスの台詞の言い回しなど当時も心に響いたはずなんですが
正確に再現できないので是非映画を観ていただきたいです
これ、確かにそうですよね
我が子に関係していることなら尚更
夫婦仲がどうであれ
夫(妻)以上の理解者はいるはずもなく
やっぱりお互いが必要になってしまうんだろうなぁ
妻役のキム・ベイシンガー
日本では『ナインハーフ』で知名度が上がった俳優さんという認識ですが
当時
生娘2人で観に行ったんですが
老いも若きもすべての女子が
『紙一重で気持ち悪くなるギリギリのミッキーローク』に惚れて映画館を出たものです
『モデル出身のものすごい美女』という
🇺🇸から届く触れ込みは
田舎の女子高生にはピンと来ず…
しかし
ずっと後になってから観た
『The Door in the Floor』のキムさんで
ようやくその意味を理解するのです
そして
忘れちゃいけない
この映画には
子ども時代のエル・ファニングが出ています
日本人好みの美人かどうかで見ると
仕上がりはお姉さんのダコタ・ファニングが若干優ってるように思えなくもないのですが
スクリーン上の存在感は
お姉さん超えたかもなエルさん圧倒的です
ダニエラ・ハンチュコバ
※以上、すべての画像お借りしましたー
金髪ストレートロングヘアの
女子テニス選手ってけっこういて
シャラポワとかクルニコワとか
だいたい皆さん勝ち気な性格ですけど
ハンちゃんは笑顔が優しげで親しみやすくて
醸し出すオーラが柔らか〜
榮倉奈々さんに似てなくもないですね
で、ちゃんと強い
杉山愛さんとダブルス組んでいたので
日本人で彼女のファンは少なくないかもしれませんね
脱線しました
話題を戻して
そう!
夫婦をつなぐものは
分かりやすい愛だけじゃないって話です
(`・ω・´)キリッ
人生何が起こるか分からない
確かなものなんて何ひとつないのです
寂しい気もしますね
そんなこんなで
わたしは
万が一夫とお別れすることになったときのために働いていたときのお給料の一部
大した額じゃないけれどを隠し財産にしております
1年間分の収入は
わたしの意思でわたしが払いたく
子の学費にすべて消えたものの
残りはいざというときの当座の暮らし用にこっそり貯めてるんですよ奥さん
まあねー
自分に収入があったときも
生活費は夫の稼ぎから出していたので
「それ、あなたの財産じゃないよね」って
ひろゆきさん風に指摘されれば確かにその通りなんですけれど
わたしの汗と涙の結晶であることに変わりないと自らに言い聞かせ胸を張ってへそくりました
こんな心持ちでいながら
一方で夫との幸せを紡ぐのは矛盾していなくもないですがこれが偽りなきわたしですどや
夫を愛しながらも
100%は信じていないから
それなりの準備をしながら生きる
これって
空の巣アラフィフ専業主婦のリアルだったりしませんかね
わたしから別れを切り出すことはないでしょう
なんやかんや言っても夫のこと好きですし
でも男性って
老いらくの恋に余生を賭けることが女性よりは多いですよね
いつか夫がそんな女性に出会ってしまうことが無いとは言い切れない
仮に夫が騙されていても
利用されていたとしても
周囲がそれを指摘したところで
夫族の熱って冷めなさそう
夫が自ら選んだ道なら
本人が後で悔いるかもしれなくても
放っておくしかないですよね
それに
その時妻がいくらジタバタしたところで
夫族の意志は変わらないらしい
これって愛云々じゃなくて
つまりは
その新鮮なお付き合いの相手に
マインドコントロールされているんでしょうね
これまでの人生で
似たような展開になった身内や知り合いがいます
身内のケースでは
夫さんはもはやロボット化していましてね
自分の意志が無い状態です
夫がロボット化しても
夫の心が違う女性の元にあってもなお
妻の座に居座ることも選択肢としてアリですが…割り切りができるかどうかですよね
こんなケースを知ってしまうと
自分のところだけは大丈夫なんて言えないなと思います
…なんだか
妙な着地点になってしまったわね
ご訪問ありがとうございました
ピューン