- バックマン家の人々 [DVD]/スティーブ・マーティン,キアヌ・リーブス
- ￥1,565
- Amazon.co.jp
内容：『ビューティフル・マインド』のロン・ハワード監督による、“完璧な親の在り方”を探求したドラマ。バックマン家の4人兄弟が抱える子育ての悩みとは…。（Amazonより）
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はい！以前お届けした「赤い影」 の時にもチラッとお話いたしましたＴＳＵＴＡＹＡの
「発掘良品」より、1989年製作「バックマン家の人々」です！
（「発掘良品」についてはコチラをご覧ください⇒TSUTAYA「発掘良品」公式サイト ）
監督はロン・ハワード、主演はスティーヴ・マーティンです♪(°∀°)b
家族を顧みない父フランク(ジェイソン・ロバーツ)のようになるまいと誓うバックマン家の長男ギル(スティーヴ・マーティン)は、妻カレン(メアリー・スティーンバージェン)と3人の子供たちと平穏に暮らしていたが、現在は息子ケヴィン(ジェイセン・フィッシュー)の神経症の問題で頭を悩ませていた。ギルの姉ヘレン(ダイアン・ウィースト)は夫と離婚し、親の目を盗んでボーイフレンドのトッド(キアヌー・リーヴス)と密会している早熟な娘ジュリー(マーサ・プリンプトン)と、思春期特有の自閉症にかかっている息子ゲリー(リーフ・フェニックス)に手を焼いていた。ギルの妹スーザン(ハーレー・ジェーン)は、まだ3歳にしかならない娘パティ(イヴヤン・ショワン)に英才教育を施す夫ネイサン(リック・モラニス)と暮らしていた。あるパーティーの日、末っ子のラリー(トム・ハルス)が子供のクール(アレックス・バーラル)を連れて3年振りに家に戻ってきた・・・（goo映画より）
はい、「一家」っていうよりは「一族」って感じかな？ それぞれ既に成人し家庭を築いた
バックマン家の４兄妹、それぞれの家族模様を描いたハートフル・ホームコメディです。
スティーヴ・マーティン演じる長男ギルの家庭を中心に、姉のヘレンと妹スーザン、
そして鼻つまみ者の末弟ラリーに老いた両親と、それぞれの家庭に訪れる騒動を
描いております。
幼少期の苦い思い出から自分は“良い父”になろうと努力するものの、情緒不安定な
息子ケヴィンの育て方に手を焼く長男ギイ。
夫と離婚し女手一つで２人の子供を育ててきたものの、思春期を迎えた我が子との
接し方に苦労する長女ヘレン。
まだ３歳の娘に英才教育を施す夫の教育方針に従いながらも、人間味に欠ける
そのやり方に疑問を抱きつつある次女スーザン。
そして定職にも就かずギャンブルや胡散臭い儲け話に手を出してはトラブルに巻き込まれ、
その都度両親に助けを求める鼻つまみ者の末弟ラリー。
諸々ある“家庭の問題”の中でも特に「親子関係」を中心に据えた本作は、まさに
「ホームコメディ」って感じですねー、スティーヴ・マーティン主演ながらドタバタチックな
笑いは抑え目で、あくまでホームドラマらしくホッコリするクスクス笑いが中心です。
・・・あ、でも“カウボーイ・ギル”はいかにもスティーヴ・マーティンらしいけど（笑）。
ただもちろん笑わせるだけじゃなくて、最後はしっかりと感動させてくれますよ。
こーゆーの作らせたらやっぱりハリウッドは巧いなぁ。
あとこの作品、何気にキャストがかなり豪華なんですよねー！！ﾍ(ﾟ∀ﾟ*)ﾉ
特にダイアン・ウィースト演じるカレンの一家はかなり贅沢な面々ですよ。なにせ
娘ジュリー役がマーサ・プリンプトンでそのアホアホな恋人役がキアヌ・リーブス、
んでもって息子ゲリー役がホアキン・フェニックス（この頃はまだリーフ・フェニックス名義）
ですからーーー！！ヽ(ﾟ◇ﾟ )ﾉ
ちなみにマーサ・プリンプトンはこの当時リヴァー・フェニックス と付き合ってたはずですから、
ホアキンとはある意味リアルに姉弟みたいな関係だったワケだし、キアヌはキアヌで
のちに「マイ・プライベート・アイダホ」で共演するなどリヴァーとは深い親交があった
ワケですからね、そーゆー事を踏まえて観るのも面白いかも。ってかキアヌってやっぱり
ホントはこーゆーアホな役が好きなんだろうな( ´艸｀)
総評。
“親と子の関係”というテーマ自体が非常に普遍的なせいでしょうね、古さは全く感じませんし、
アメリカだけじゃ無くどこの国でも通用するお話だと思いますよ。
さすが“発掘良品”などと銘打たれているだけあって実によく出来たホームコメディでしたー♪
ってワケでオススメっす！！