機種のボーダーラインだけ把握していれば、単純な回転単価は簡単な計算だけで算出することが可能です。
例えば
「源さん韋駄天で、貯玉2800個投資して238回転した」と、しましょうか。
これだけの情報で、ヘソのみの回転率だけで算出する単純な回転単価がすぐに計算出来ちゃいます。
では、計算してみましょう。
源さん韋駄天はボーダーラインが19.8/k
238÷2800=0.085
玉1個あたり0.085回転しているから
0.085×250=21.25
250個あたり21.25回転か。21.25/k だね
21.25÷19.8=1.073...
この回転率はボーダーラインの1.07倍だから
1.073...×250=268.30...
250個が268.3個になるわけだ
268.30...-250=18.30...
差玉で言うと+18.3個増えていくわけか
18.30...×3.57=65.35...
換金率3.57円なら+65.35円だね
65.35...÷21.25=3.07...
なるほど回転単価は約+3.07円か
と、計算出来ちゃう。
計算機を使うと、計算し直すことなく出せます。
ただし、この回転単価は前述の通りヘソのみの回転率で算出する単純な回転単価です。
つまり、「ボーダーラインの算出条件通りの出玉だった場合の回転単価」ですので、あくまでも参考程度にしかならないことをご承知おき下さい。
海物語シリーズのように、基本的に算出条件を下回る出玉になる機種では、ここで算出した回転単価よりかなり下回るのでお気をつけ下さい。
この計算がササっと出来ると、実戦記事なんかで「投資貯玉750個の46回転目に大当たり」などと書いてあるだけで、あの人の打っていた台の回転単価はおよそこのくらいか。などと、簡単に把握出来るので、記事を読むのも楽しくなりますよ(笑)