AZワゴン ミッションオイルシール交換 DIY整備 | うまぞう パチンコ・パチスロ収支 DIY作業 備忘録

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10月28日(水)
 
 
この記事は『AZワゴン MJ21S』のDIY整備記事です。
 
 
本日は秋晴れにて、ATFの滲み漏れのあったドライブシャフト根元のミッションオイルシール交換を行いました。
 
 
 
交換した部品は
 
 
部品番号 1A03-27-238
運転席側のオイルシール
(助手席側より1回り大きい)
 
 
部品番号 1A04-27-238
助手席側のオイルシール
(運転席側より1回り小さい)
 
 
それと、アクスルからドライブシャフトを外すので、ロックナット。
部品番号 9S9F-91-8008
 

金額はこんな感じです。
 
 
 
この他に、補充用のATFを用意する必要があります。
 
 
 
必須となる工具は
フロアジャッキ
リジットラック
マイナスドライバー
ハンマー
30・19・17・14mmソケット
40〜200N・mのトルクレンチ
 
この辺りが必須で、その他に、長めのスピンナーハンドル、長めのラチェットレンチ、当て木、石頭ハンマー、針金などがあった方が良いです。
 
 
ドライブシャフトをミッションから外す作業をする時は、運転席または助手席側と片方ずつ持ち上げて交換作業をするとドライブシャフトを抜いてもATFが漏れてこないメリットがあります。ただし、その片上げ状態で車の下にも潜りますので危険も伴います。ジャッキアップ後は必ずリジットラックで固定して、ジャッキも掛けたままにしておくことをお勧めします。もちろんサイドブレーキも忘れずに!安全第一です。
 
 
 
作業順序は
 
(1) タイヤのホイールナットを緩める
(2) 車体をジャッキアップ
(3) リジットラックに乗せる
(4) リジットラックに乗せた状態でジャッキも効かせる
(5) タイヤを外す
(6) アクスルのロックナットの緩み止めのカシメを起こす
(7) ロックナット・ワッシャーを外す
(8) ブレーキキャリパーを外して邪魔にならないように引っ掛ける
(9) ブレーキローターを外す
 
ここまでの流れはこちらの記事でそれなりに説明していますので参考にして頂けたら幸いです。
 
 
まだまだ外していきます。
 
(10) ロアボールジョイントを外す
(11) アクスルをストラットから外す
(12) ドライブシャフトをアクスルから抜く
(13) ドライブシャフトの根元をバールでこじって軽く抜く
(14) ATFが抜けても良いように受け皿を置く
(15) ドライブシャフトを抜き取る
 
 
と、色々と外して、ようやくオイルシールまでたどり着きます。整備工場で工賃が高くなるのは仕方ないような気もしますね。
 
 
 
(15) 既設のオイルシールを外す
 
 
マイナスドライバーで何度も何度もテコの原理で力を掛けて、ようやく外れる感じでした。
 
 
ネット上では、ゴム部分にビスを数カ所打ってスライディングハンマーで引き抜くとか、ゴムに細いドリルで穴を開けて切断するように取り除くなど様々な方法を行なっている動画や記事がありますが、このような方法を取るには、メンバーも取り外さなきゃならないように感じます。まあ、実車の状態によってはなかなか苦労する工程のようです。今回の僕の作業が難なく終わっただけなのかも知れません。
 
 
 
既設のオイルシールが外れたら、
(16) 新品のオイルシールを圧入する
 
僕は100円ショップの「ミニ麺棒」とハンマーを使って、満遍なく叩いて圧入しました。メンバーを取り外している状態ならシールドライバーやサイズの合うソケットなどを利用して打ち込むと良さそうです。
 
 
 
オイルシールの圧入が済んだら、あとは逆手順で組み付けて終わり。トルク値を守って組み付けていきます。
 
 
 
片側のオイルシールを交換するのに掛かる時間はおよそ1時間程度だと思います。ATFが抜けた場合は、ATFの補充も忘れずに。
 
 
 
費用面ですが、DIY整備では部品代だけなので、オイルシールとロックナットだけなので、片側1,200円程度。合計2,400円程度です。整備工場に依頼した場合の金額にはバラツキがあるようですが、DIY整備の方が1/10〜1/8程度と圧倒的に安価に済みます。
 
 
外すパーツの多い整備は、作業中に他の不具合を発見出来たりするメリットもあるので、多少工具を揃える必要があっても、取り組む価値は十分にあると思いますが、必要部材の手配が出来ない方、安全作業の出来ない方、完遂する自信のない方は絶対にやらないで下さいね。
 
 
ではでは。良きカーライフを。