コレは断言できます。流れはあります。
何故そういえるのか。
普段の生活の中にも流れがあるからです。
スーパーに買い物に行く際、あらかじめ買うものを決めているのと、何も考えずとりあえずスーパーに行くのでは雲泥の差が生じます。
特売品を安いからという理由でカゴに入れるのと、あらかじめ買うものを決めていたのを変更し特売品をカゴに入れるのでは、同じものをカゴに入れたというだけでは済まされない差が生じています。
安いものだからと買う人は、安いものを沢山買って結果的に高くつく場合があります。
あらかじめ買うものを決めていた人は、予算が決まっていて、その予算より低くなる特売品を買っています。
どちらがより効果的なのか。
これも一種の流れです。
営業を職業としている人がいて、スケジュール帳を持って歩かない人(大問題ですが)と、持って歩く人とでは、信用が変わってくるでしょう。信用が変わってくれば仕事のやり方も変わります。それは成果に表れてくるでしょう。
これも流れです。
計画・準備・実行・評価という一連の動作が流れを作っているわけです。
計画も準備もしない人が、何かを実行しても、評価する対象が実行結果しかないのに対し、
計画・準備した人が実行した場合は、実行結果と想定していたことのギャップから反省点を見出せるという大きな差が生まれます。
麻雀の場合、これが一打一打に表れ、大きな差につながると言え、それが流れを作るわけです。
こう思っていたけど、こうなったか…ならば…
こんな感じの人と、
こうきたか…じゃぁこうしてみるか…
なんて人が同じ結果になるわけがないですよね。
たまに、「食って流れを変えよう」とか、「一発消してやろう」という人がいます。
そんなことで流れは変わりません。
そこで一旦上手くいったとしても、その分しっぺ返しを喰らうのがオチです。
流れを自分の形で作るには、今置かれている自分の状況を十分に理解し、
「マイベスト」を尽くすことが大切です。
理想の「ベスト」ではなく、今出来る自分の「ベスト」を尽くすことです。
良くある事例としては、トップ目がリーチした牌や、リーチ後すぐに出た牌を鳴いて一発を消すパターン。
それをした事で、ツモられるケース。それをした事で、自分が放銃してしまうケース。ありませんか?
考えてみれば分かると思いますが、
自分がトップ目であれば良かったんじゃないでしょうか。
トップ目より自分が早く和了ればいいんじゃないでしょうか。
トップ目がテンパイする前に手を打っておけば良いんじゃないでしょうか。
という感じに、策は色々あったハズです。
以前も書きましたが、ツイてないというのは、事後評価でしかなく、その状況を作っているのは自分自身なんです。
やってるソバから「ツイてない」というのは、「ツキが無い」と言い訳をしながら、後ろ向きに打っているように感じます。その結果、負けなくていいところで負けているのではないでしょうか。
どんなに麻雀が上手な人でも、負けることはあるでしょう。
しかし、その負けは、納得出来るものであると思います。
野球でも、パチンコでも、麻雀でも、テストでも何でもそうですが、ミスの多い方が負けます。
ただ、ミスだと思っていないケースも少なくありません。その場合、土俵にすら上がってないといえます。
気を付けなければいけないのは、人は、勝ちにこだわると「悪」として扱われることがあるってことです。負けないことを心がけ、ミスを少なくする努力をすると、「善」として扱われることが多くなります。
色んな場面で負けが込んでくる人は、負けた内容を「運」「相手」などの都合の良い言葉を用いて解決させている人だと私は思います。
どんな状況であろうと「マイベスト」を心がけることで、負けなくていいところで負けなくなると思いますよ。
今出来る「ベスト」を尽くすことで、今まで出来なかった「ベスト」が見えてくる。
手を抜くと、抜いた分だけ遅れます。遅れた分だけ損をします。
・・・それがまさに我が人生・・・嗚呼・・・
「損して得とれ」とは良く言ったもので、コレ実は、全く損をしていないんですよね。
「手を抜けば損をする。」
「ミスが多い方が負ける。」
常にそう思って生活したいものですね。。。。。。。難しいよなぁ(T▽T;)