京都市役所前から程近く
ひより さんへ


北海道地図の立て看板と京風の暖簾

北海道料理がしっかりの外看板


細長いカウンターだけの造りは
京町家の風情


カウンターの中の短冊からお薦めの日本酒を

1杯目
辰泉 プリミティヴ2018 純米75


米の旨みが濃くもなく、薄くもなく
ちょうど良い
酸もじゃまをしない、いい感じ
味が開いていて、しみじみ旨いなぁ~

最後の1杯なので、
残りを全部、とサービスしていただき感謝

お通しは京都のお魚をつかってのマリネ


好物なのを別にしても
酢が心地良く
思わず笑顔に


お品書きを見ても
壁に目を向けても
まるで北海道にいるよう


お品書き順のオーダーで気恥ずかしいけど
だし巻 と ラムザンギ を

だし巻

思わず箸を入れてしまって
慌ててパシャリ

京都らしい出汁の滋味が口中に
アツアツをはふはふしながら
いただきます
「お味。薄ないですか。」店主の問に
「丁度いいです。京風で嬉しいです。」
と返す

2杯目
國権 山廃純米 無濾過生原酒


ふんわりしているのに味もある
乳酸にピリッとした刺激
生酒なのに火入れのような落ち着き

おっと
ラムザンギ
ちょっとクセがあるのも道民の心をくすぐる


ボリュームがあるので酒を追加で
3杯目
ささまさむね 特別純米酒


ラムにはにごり
道民の常識で攻めてみました

アテ美味すぎで追加注文
鶏つくねとお葱のお汁仕立て


あっさりしているのに
旨みが満載
そして温まる

乗ってきたけど明日があるから 〆にしよう
4杯目
ゆきの美人 純米酒


定番の良さを実感するなぁ

すっかりいい気持ちになって天井を見上げると
一面のラベル
ほとんどが先代の女性店主が貼ったのだという
引き継いだ現店主も幾枚か貼って見事な状態に

この店の歴史と2人の店主の想いを感じる


ほろ酔い加減で気分も上々


玄関先の北海道に
もう一度微笑みながら
ごちそうさまでした!