5月 畑の野菜たち、野菜と自分たち | 京丹後の山々と空をのぞむ野菜畑から、ちいさなお話

京丹後の山々と空をのぞむ野菜畑から、ちいさなお話

大好きな野菜で食卓に笑顔と会話を増やせたらええなぁ(^v^)と京丹後に移住してきた大阪人夫婦です。農薬や化学肥料は使わず、刈り草や落ち葉の堆肥、米ぬかなどの肥料を使い、野菜や土の力を最大限に生かす農業にチャレンジ中。野菜や暮らしのこと、ちょっとお話します。

立夏も過ぎましたが、安定な気候が続き、まだ肌寒い日もあって、なんだか落ち着きません。

今日は、自宅から10分ほど車で走り、日本海に海水を汲みにやってきました。

玉ねぎにミネラル補給をします\(^^)

そんな気候の中で、野菜たちは少しずつ育っていってます。

小松菜、べか菜、赤紫の水菜、レタス、サラダ菜、サイシン、大和真菜、ルッコラ、小かぶ、など。
それぞれ、たくさん育ててはいません。

年間30種類ほどの野菜を育てるのが、多いのか少ないのかわかりませんが、夫婦二人で育てられる野菜の量は当然ながら限られてきます。

自分たちの生活にあったら嬉しいなと思える野菜、こんな野菜もあるんだと教えてもらった野菜、ここ京丹後の風土に合った野菜、こんな野菜が食べたいとリクエストがあった野菜、食べて喜んでもらえた野菜、自分たちと相性の合う野菜、

どれも、大事。

野菜との相性があるというのは、農業を始める前に、ある農家の方から聞いた話です。

野菜にはそれぞれ個性があって、成長のスピードや世話の仕方や頻度、収穫のタイミングなど、

育ててみると、自分の性分に合うもの、難しいものがわかるから、それもどんな野菜を育てるかを決めるのには大事だよ、と教わりました。

野菜の一生を想像しながら、どの野菜を育てるか、話し合いながら決めていきます。

欲張りすぎると、お世話が間に合わず、残念なことになってしまうし、

定番の野菜はもちろんだけど、やっぱり少しは新しい野菜にもチャレンジしたいし、

じゃあ、今年はこれとこれとこれ…、と。

あとは収穫のときを想像して、種まきの時期や量、場所などを計画します。

種まきをしてから、芽が出るまで、新芽が出るまで、本葉が出てその野菜らしい姿になるまで、収穫のときがくるまで。

その時々のタイミングがやってくるのを待ちます。

待つのも大事な仕事、です。