(1歳馬の月次報告です)
レッドファンタジア23 牡 父エピファネイア、木村哲厩舎、80M
9/30 馬体重：490キロ (前回478kg) 現所在地／ノーザンファーム空港
昼夜放牧をおこないながら、じっくりと馴致を進めていたノーザンファームYearlingから、9月26日に当場へと移動してきました。まずは新しい環境に慣れることを最優先にしていきますが、その後は騎乗運動の強度を徐々に上げていくことになります。飼い葉喰いが旺盛で、トモ、背中といった必要な部分の肉付きが増してきたことは、歓迎すべき材料。また、身体を上手に使う、素軽い動きが出来ることは、高い素質の証といえるでしょう。兄姉たちに比べると気性が穏やかで、順調な成長過程を歩んでいくと見ています。
→ 相変わらず立ち姿は見栄えがする。とても楽しみなエピファネイア産駒。
レッドメデューサ23 牡 父コントレイル、中内田厩舎、60M
9/30馬体重：449キロ (前回455kg) 現所在地／ノーザン空港
当場での生活にもすっかりと慣れ、順調に騎乗運動を重ねています。現在はハロン17～18秒ペースの坂路調教のほか、トレッドミルにも取り組んでいますが、動きに素軽さと切れがある、優秀なスピード能力の持ち主という印象を持っています。また、飛節の伸びが良い、バランス感覚に優れた歩きの良さも、有力なセールスポイント。胸部、トモに十分なボリュームがあり、馬体の張り、毛艶ともに申し分のない状態を維持しています。多少、前向き過ぎるところもありますので、そのあたりには注意しながら着実にステップを踏んでいきます。
→ 母産駒は仔出しが良いので、こちらも期待が大きいコントレイル産駒。順調。
レッドレグナント23 牝 父キズナ、大竹厩舎、40M
9/30馬体重：445キロ (前回437kg) ノーザンファーム空港
順調に調整は進んでいて、現在はハロン17～18秒ペースの坂路調教、周回コースにおける2500mのキャンターをおこなっています。常歩では、やや硬い印象もあるのですが、走り出すとスムーズで、ストライドもよく伸びるのが特徴。大竹調教師によると、オープンクラス入りを果たした母にも、似たような傾向があったそうです。飼い葉喰い良く、良好なコンディションを維持し続けている点も強調材料。多少、敏感なところはあるものの、特に手は掛からないタイプです。スピード能力高く、今後の成長を楽しみにしています。
→募集時から歩く時の顔立ちなど母似な感じはあった。キズナ産駒で飛躍を期待。
レッドリヴェール23 牝 父ロードカナロア、須貝厩舎、36M
8/30 馬体重：439キロ (募集時456kg) 社台ファーム
8月下旬に本場へと移動してきてから、夜間放牧をおこないながら、馴致場、角馬場、周回ウッドコースと、じっくりと騎乗運動を進めています。背腰の状態が良好なこともあり、身のこなしがシャープな、とてもキビキビとした動きを披露しています。また、移動当初よりだいぶ馬体が絞れ、母レッドリヴェールに似た身体付きとなってきたことは、期待を高める材料といえるでしょう。飼い葉喰いに問題なく、良好なコンディションをキープ。少し前向き過ぎるところもあるだけに、慎重にステップを踏んでいく方針です。
→育成先に移ってシャープになってきた。母馬にカナロアの逞しさが足された感。順調。
4頭とも無事に順調に育って欲しい
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