昨日のお出かけは、
福井の朝倉氏遺跡まで。
"朝倉椀チャレンジ"というクラウドファウンディングがあって、そのリターンとして
朝倉氏が使っていたお膳と食事を再現したお食事会へ行ってきました
このチャレンジは、
遺跡から出土された椀をみて、
当時の道具ややり方を再現して椀を作ろう!!というもの。
それがかなり大変だったそう。
木を倒すのも当時の道具、
椀の形にするのも、滑らかに磨くのも、漆をとるのも…
で、そのためにはカンナや手引きロクロや、斧など、当時の道具から作られたそうです。
幸いこの辺りには刃物の職人さんがいらっしゃる。
なんとか道具を作って、いざ!椀を作ろう!としたけど…
その道具を使う現代人が全くダメでした、とのことでした
このお話を聞いて、漆器って本当にいろんな職人さんに支えられてることを知りました。
そして、再生可能なエコな道具
茶道の道具でも、よく塗り直して使っています
そして食事。
作って下さったのは、
南青山「てのしま」の林シェフ。
たくさん調べて、当時の食事を再現されたそう。
茶懐石と比べてものすごく量が多く、
本当はこの品数よりも3倍くらい多かったらしいです
ご飯ものが多く、戦いに備えて栄養を補給するためだったのかなぁと感じていました。
さらに勝つための弦担ぎも。
勝栗や打ち鮑、昆布。
邪気を祓う赤色の赤飯、
小豆は皮が破れて切腹に通じるとのことから、ささげを使った赤飯。
キジや鱧もあり、とても豪華でした!
お勉強になりました
参加された方も、職人さんとか個性的な方々ばかりで話しも面白く、楽しい時間でした
なかなかない貴重な体験、
楽しかったです