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   ⚠️ 少しネタバレ注意❗️

来週3月29日に全国一斉公開される「白ゆき姫殺人事件」。公開に合わせて文庫本が発売されたので読んでみた。

湊かなえは、「告白」「夜行観覧車」など、映画やテレビドラマに引っ張りだこの売れっ子作家だ。
この小説は、『小説すばる』2011年5月号から2012年1月号まで連載され、同年7月に単行本化されている。

タイトルに殺人事件とあるからには、ミステリーには違いないのだが、犯人探しよりも登場人物の内面を抉るスリラーと言えるかもしれない。
女の内なる狂気を語らせたら、右に出る者がいない湊かなえの面目躍如と言ったところだろうか?

ミステリーとしては若干平凡である。犯人の殺人動機はともあれ、犯行が単純すぎる。実際残した指紋から、あっさりと捕まってしまうくだりは、犯行後に容疑者をでっち上げる誘導の見事さにくらべると、いかにも稚拙である。
衝動殺人なんてえてしてこんなもの…と言われれば納得できなくもないが。。。

それよりも、小説としての形態がなかなか凝っていて面白い。
文章はすべて会話形式で進む。それが電話であったり、取材インタビューであったり、手紙であったり。。。
おかげでサクサク読めるのはありがたい。本をよく読む方なら、2~3時間もあれば読了できるんじゃないだろうか?

でもこれ、単行本で読んだら体力的に疲れるかもしれない。ページ進んだり戻ったり……どういうことかは、まぁ 読めばわかるのだが。。。

さて、一応殺人事件な訳で、犯人がいるのだが、僕には最後まで分かりませんでした。自分の推理力の無さもあるのだが、ちょっとアンフェアな気がしないでもない。
何故かクリスティの「アクロイド殺し」を思い出してしまった。

「アヒルと鴨のコインロッカー」や、「ゴールデンスランバー」の中村義洋監督がこの原作をどの様に映像化するのか興味津々なのだが、それにも増して井上真央ちゃんの演技が楽しみです❗️
(原作読み終わってから配役を確認したら、予想と違ってた。。。)


てな訳で読後の結論=やっぱ女は怖い❗️
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