行ってきました。

 

 

 

2025年11月3日(14時開演)

INAMORIミュージック・デイ2025 シンフォニックコンサート

京都コンサートホール 大ホール

(京都市交響楽団/指揮:出口大地、ピアノ:牛田智大)

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「人のため、世のために役立つことをなすことが、人間として最高の行為である

 

を理念としている稲盛財団の主催だからでしょうか。

 

 

チケット代2000円という破格の値段。

 

しかも、中高生300名無料招待という太っ腹!

 

 

当然、チケットは早々に完売だった模様。

 

 

 

 

10月30日(木)には、京都市内の高校で、指揮者の出口大地さんと牛田くんが、スクールコンサート&吹奏楽部へのレッスンを行ったとのこと。

 

 

ショパンコンクールから帰国して、最初のコンサートが学校だなんて

 

なんだか牛田くんらしくてほっこりしますね照れ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この日の京都は晴れの予報だったので、安心して傘を持たずに家を出たのですが

 

新幹線が京都に近づくにつれ、なんだか空が暗くて雲が低い。

 

 

 

天気予報アプリで確認してみたら、

 

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めっちゃ降ってる!ガーン

 

 

開演は14時からなので雨はやむようですが、12時前からファン友さん達とホール近くのお店でランチの約束をしていたんです。

 

 

 

またしても、「牛田くんが京都でコンサートをする日は雨率高し」のイメージが、私の中で強くなりました(^^;)

 

 

 

 

 

 

 

 

最寄り駅の地下鉄烏丸線北山駅の構内に、こんなスペシャルな自販機がありました。

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楽器クリーナーやヴァイオリンの弦、楽譜やチューナーメトロノームまであります。

 

 

すごーい!こんなの初めて。

 

…てか、なんで今まで気づかなかったんだろう(^^;)

 

 

 

 

 

 

ランチを済ませて会場に向かう頃には雨もあがってました。

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13時半から指揮者の出口大地さんのプレトークがあるということで、早めに席に着きました。

 

 

 

 

 

 

 

京都コンサートホール 大ホール(1833席)

(画像お借りしました)

 

 

 

京都コンサートホールには9月にも足を運んでいますが、あの時は小ホールだったんですよね。

 

そして、あの時の私は体調がすこぶる悪くって、いつもに増してまともなレポが書けませんでしたえーん

 

 

そのときの記事

 

 

 

 

 

半月切りしたたけのこみたいな舞台の上には、ぎっしりとオーケストラ用の椅子が並び

 

中央にスタンウェイと背もたれのある椅子が置かれていました。

 

オケはかなりの大所帯のようです。

 

 

正面には、シンプルで直線的なパイプオルガン。

 

壁の模様は京都の街並みを彷彿とさせる格子戸のよう。

 

 

白い天井から四角や三角に盛り上がった中に埋め込まれた照明やゴルフボールのような何かを見上げていたら

 

ニキビや毛穴に詰まった皮脂を連想してちょっとクラクラしました(グロいこと書いてすみませんあせる

 

 

 

 

 

 

スーツの下に黒っぽいTシャツを着た指揮者の出口さんが登場しました。

 

今回初めてこの方を知ったのですが、チラシの写真からイメージしていた音楽家然とした感じとは違い

 

とっても親しみやすく場を和ませる雰囲気を持った方でした。

 

 

 

トークの内容は、だいたいこんな感じだったと思います。

 

 

・1時半から10分間しゃべるように言われていたけれど、靴を替えるのを忘れて1分遅れました。

 

・生まれも育ちも大阪ですが、本籍は京都です。

 

・先日学校でも牛田さんと演奏したけれど、牛田さんは素晴らしい。自分が「ラーメン食べました」とか話してるのに、隣で牛田さんが「音楽家として…」と話していて、本当に年下なんだろうか?と思った。

 

・今日演奏するショパンピアノ協奏曲第1番はエキエル版で、よく聴いていると耳なじみのある演奏と微妙に違う箇所がある。

 

・チャイコフスキー交響曲第5番は、すべての楽章に「運命の主題」が登場する。短調が続いて、やっと第3楽章で長調が登場するが当時は不評だった。

子供の頃、この長調に変わったところを聴いて「カッケー!」と思っていたが、大人になってから聴いて「クセー!」と感想が変わったりした。

最後にトランペットが奏でる運命の主題は、運命に打ち勝ったのか、それとも運命が高笑いしてるのか…。

 

 

そして、「まだ1分あるので」と言って、ユーモアたっぷりに京都で入ったラーメン屋さんの話をしてくれました。

 

 

さすが、生まれも育ちも大阪の関西人。あまりにもトークが面白くって、もっと聞いていたいくらいでした。

 

 

 

 

 

開演前になると、1800席を超えるホールの3階席やバルコニー席までお客さんがぎっしり。

 

1階右側ブロックが中高生の招待席だったようで、制服姿の中高生がたくさん座っていました。

 

 

 

 

昭和のフォークソングチックなメロディのチャイムが流れ、オーケストラが登場すると、ぎっしりずっしりな感じで舞台が狭く感じました。

 

コンマスは会田莉凡さん、副コンマスも若い女性です。

 

 

 

音合わせが終わって、照明が暗くなったあたりから

 

この1ヶ月でいろんな経験を重ねた牛田くんが登場するのだと思うと、急に心臓が早鐘のようにトクトクと鳴り始めました。

 

 

 

 

登場しました、牛田くん。

 

 

 

あ、衣装がさっきの出口さんみたいにスーツの下に黒いTシャツ。

 

手には黒いタオルを持っています。

 

茶色い髪は長く伸びた前髪を分け、なんか一段と大人っぽくなったみたい。

 

 

9月の演奏会でもショパンコンクールでも、蝶ネクタイのタキシード姿をずっと見ていたので、とてもくつろいだ印象を受けました。

 

 

牛田くんのあとから登場した出口マエストロは、いつのまにかスタンドカラーの正装にお召し替えしています。

 

 

 

 

 

 

ショパン:ピアノ協奏曲第1番

 

 

もうこのところずっと、ワルシャワ・フィルの演奏ばかり聴いていたので

 

オケの演奏が濃いというか、想像してたのより重々しく感じて、慣れるまでちょっと変な感じがしました。

 

 

出口マエストロは左手にタクトを持って、大きく前に踏み出します。

 

下半身をほとんど動かさない省エネタイプの指揮者もいるけれど(高関健さんとか、プレトニョフさんとか)

 

出口さんの指揮は全身を使ってエネルギッシュ。

 

 

原田慶太楼さんの指揮を見た時も、そのうちオケにダイブするんじゃないかとちょっとハラハラしたけれど(笑)

 

1㎡ほどの指揮台は、出口マエストロには狭すぎるんじゃないかと思いました。

 

私の苦手な反復横跳びが得意そうです(;^ω^)
 

 

 

出番を待つ牛田くんの、だらんと下げていた右手が先に上がり

 

呼吸と共にピアノが始まりました。

 

 

 

くっきりとした太く力強い音色。

 

 

最後に聴いたこの曲が、ショパンコンクールの桑原志織さんの演奏だったので、余計そう感じるのかもしれませんが

 

男性的でドラマチック。

 

 

何か解き放たれたような自由な印象です。

 

 

 

運命の渦に身を委ねるように

 

くるくると高速で回転しながら落ちていく無数の枯れ葉。

 

 

やがて、輝きと鋭さを併せ持つダイヤモンドダスト。

 

 

 

大地を揺るがすように、振動しながら響いてくる低音は

 

遠くの海で巨大な氷山が割れ、勢いよく滑り落ちる音のよう。

 

微かな春の兆し…。

 

 

 

なんでしょう。

 

いつもは焦りや悲しみ、怒りや絶望を感じるこの楽章で

 

なぜか私は、暗闇の向こうに見える小さな希望を感じました。

 

 

 

 

第一楽章が終わると、振り向いたマエストロと視線を交わし

 

互いににっこりと微笑みました。

 

 

 

しばらくの間をおいて、第二楽章に入る直前にも

 

再び振り返ったマエストロに対しお辞儀をするように

 

にっこりしながら上体を前に倒しました。

 

 

 

 

 

あったかい…。

 

第二楽章の始まりは、ゆったりと湧き出す泉のようで

 

柔らかく 心地よい。

 

 

「ショパンコンクールの重圧から解放された」という私の思い込みだと思いますが

 

演奏する牛田くんはリラックスしているように見えたし

 

音色もおおらかに感じました。

 

 

 

ああ、懐かしい夕焼けの色。

 

ずっと聴きたかった、待ち焦がれていた音色。

 

 

お帰りなさい。

 

お疲れ様。

 

待ってたよ。

 

 

ふいにそんな思いが、胸に広がりました。

 

 

 

 

やがて、懐深く どっしりと厚く広がる音色は

 

黒い夜空に揺れるオーロラの色。

 

 

 

 

 

第三楽章は、雄々しく力強く

 

いつもは春を連想するのに

 

なぜか岩に打ち付ける波しぶきを連想しました。

 

 

 

微動だにしない強さと固い意志を持つように

 

黒々と聳え立つ岸壁の低音と

 

岩にぶち当たり、散り散りになって

 

光が躍る高音の粒。

 

 

四方八方に反射して輝きを放つ波のダンスは

 

葛飾北斎の浮世絵を見ているみたい。

 

 

 

 

隣の席の人が、さっきからせわしなく動いたり小さな音を出したりしてるので

 

ちょっと気になって、いつもほど入り込めなかったのが残念ですが

 

ショパンを聴きながら、浮世絵を連想してる自分がおかしくなりました(^^;)

 

 

 

そして、耳の超えてない私には、エキエル版の微妙な違いがほとんどわからなくて

 

あとでファン友さんに教えてもらっても、今一つピンときませんでしたえーん

 

 

 

 

演奏が終わると、立ち上がりマエストロと握手。

 

出口マエストロが、牛田くんの肩をポンポンと叩きました。

 

 

手を差し出して、コンマス、副コンマスとも握手。

 

 

正面を向いて、マエストロと繋いだ手を高く上げました。

 

 

 

ぎっしりと埋まった客席は熱を持ち

 

大きな拍手とブラボーの声が飛び交いました。

 

 

私も渾身の拍手を贈りながら、さっきから心の中でずっと叫んでました。

 

 

お帰りなさい、牛田くん!

お疲れ様、牛田くん!

ありがとう、牛田くん!

 

 

やっぱり牛田くんのピアノが一番好き。

 

 

 

 

 

 

 

アンコールは、ショパンのノクターン17番。

 

 

 

序奏のメロディを聴いた瞬間

 

ショパンコンクールのプロフィール動画が頭の中で再生されました。

 

 

半袖の白いシャツを着て、ワルシャワの街に佇む牛田くん。

 

空を見上げて 瞬きして 正面を向く牛田くん。

 

 

 

ショパンコンクールが始まってから終わるまでのあれこれを思い出し

 

涙が湧き出してきました。

 

 

ああ、いろいろあったね。

 

がんばったね。

 

ものすごく濃い時間を過ごしたね。

 

 

 

素晴らしかったよ。

 

牛田くんが踏んだステージ全部

 

弾いた曲全部

 

本当に最高だった。

 

 

しっかり爪痕を残して

 

世界中にファンを増やして

 

帰ってきたんだね。

 

 

 

どこまでも届きそうな澄んだ音色は

 

暗闇で煌々と光る満月の月明かりのようでした。

 

 

 

おかえりなさい。

 

おつかれさま。

 

 

 

聴きながら、念仏を唱えるように

 

心の中でこの言葉を何度も繰り返してしまった。

 

 

 

 

 

アンコールのあと、カーテンコールで彼が挨拶をして舞台袖に姿を消した後も

 

拍手はいつまでも鳴りやまず

 

牛田くんは、もう一度舞台に戻ってきて挨拶をしてくれました。

 

 

 

 

 

 

 

休憩時間、トイレに並ぶ列の長さはすさまじく

 

最後尾にプラカードを持った女性が立っていました。

 

 

 

 

 

 

後半のチャイコフスキーでは、出口マエストロの指揮を堪能しました。

 

 

確かに陰鬱でゆっくりと始まりますが

 

第2楽章、第3楽章と表情を変えていき

 

第4楽章に入ると、それまでゆっくり進んでいた時計の針が、突然高速で回り出したようなスピード感がありました。

 

宇宙船…、いや、彗星になって超高速で宇宙を旅しているみたい。

 

 

体全体で表現する自由な指揮が、とっても楽しそうで

 

演奏するオケの方たちも楽しいだろうな、と思いました。

 

 

明るく転調した「運命の主題」は、「苦悩を突き抜け歓喜にいたれ」のベートーヴェンっぽくもあり

 

まさに、運命に打ち勝ったような高揚感がありました。

 

 

単細胞な私は、いきなりフッとビルの屋上から姿を消すような交響曲第6番『悲愴』の終わりより

 

希望と力強さを感じる第5番の終わり方の方が断然好きだし気分がいいのですが、これを「運命の勝利(=敗北?)」とも受け取れるなんて、なんて奥が深いんだ…。

 

 

とにかく、明るい気持ちで終われて気分がよかったです。

 

 

 

 

アンコールの、ビゼー:小組曲「子供の遊び」よりギャロップも楽しい曲で

 

さっきの交響曲が重量級の大波だとするならば、軽やかで繊細なさざ波のようで

 

さっぱりとした舌触りのデザートのような味わいでした。

 

 

 

 

ホールを「陽」の空気でいっぱいにして

 

最後にバイバイと手を振って退場した出口マエストロ。

 

 

私は、この方の魅力にすっかり引き込まれてしまいました。

 

 

 

 

 

 

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ホールを出たら、またパラパラと雨が降っていました。

 

 

 

 

 

 

 

京都在住のファン友さんのお友達に教えてもらって、マールブランシュでお土産のお菓子を買いました。

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北山はおしゃれな街ですね。

 

 

 

 

 

 

 

京都市交響楽団 X より

 

 

 

 

 

 

🌰   🌰   🌰   🌰   🌰   🌰

 

 

 

 

 

皆さま、もうこちらはご覧になりましたか?

 

 
牛田くんがワルシャワの日本食のお店を紹介する記事を、高坂はる香さんが書いてくださってます。
 
 
 
 
 
なんですか?このイケメンとおにぎり🍙というアンバランスな組み合わせは。

 

…っていうか、おにぎり持ってるのに、なんでこんなに男前なの?

 

 

 

 

 

そんな男っぷりとは裏腹に、

 

「コンクールのごほうびにおにぎりを」

 

「願掛け的におにぎりを我慢してた」

 

 

 

泣くうさぎキューン

 

 

 

なんなの?もう。

 

可愛いったらないわ!

 

愛おしいったらないわっ!

 

 

 

 

とんこつラーメンを目の前に、ナニ?この嬉しそうな笑顔。

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まったくトモハルのヤツ、こうやって無自覚に人をキュンキュンさせるんだからっ!むかっ

 

 

 

(あっ、すみません、つい…汗

 

 

 

 

 

 

これを読んだ下田先生のFacebookのポストがまたいいんですよね。

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このツッコミと、「本来こういう子」って。

 

 

 

 

モー牛可愛いにもほどがあるわっ!

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらも下田先生のXより

 

 

11月9日のワルシャワ・パデレフスキ国際音楽祭で、なんと 牛田智大くんがトリでピアノソナタ第3番を演奏するんだって!

 

 

うわー、すごい!キラキラ

 

おめでとーっ!!!

 

 

 

またポーランドにとんぼ返りなんですね。

 

 

 

 

体調気を付けて、頑張ってほしいですね照れ

 

 

 

 

 

 

おにぎり   おにぎり   おにぎり   おにぎり   おにぎり   おにぎり   おにぎり

 

【 追 記 】

 

 

こちらの記事もUPされました。

 

 

 

 

 

 

 

 

コンサート情報です。

 

 

 

2026年6月14日(日)14時開演

コンチェルト(読売日本交響楽団/指揮:小林研一郎)

♪ショパンピアノ協奏曲第2番

横浜みなとみらいホール(神奈川)

 

 

6月16日(火)19時開演

コンチェルト(読売日本交響楽団/指揮:小林研一郎)

♪ショパンピアノ協奏曲第2番

サントリーホール(東京)

 

 

6月17日(水)19時開演

コンチェルト(読売日本交響楽団/指揮:小林研一郎)

♪ショパンピアノ協奏曲第2番

フェスティバルホール(大阪)

 

 

 

 

 

 

 

(2025.11.6 追記)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(^-^)ノ~~