行ってきました。

 

 

 

 

2026年10月9日(金)18時30分開演

読売交響楽団 枚方公演 2026

(指揮:小林研一郎/ピアノ:牛田智大)

枚方市総合文化芸術センター 関西医大 大ホール(大阪)

 

 

 

 

コバケンのダニーボーイに、滂沱の涙を流してからはや4ヶ月。

 

 

この日を待ってましたよ~っ!笑い泣きキラキラ

 

 

 

 

 

 

今回の読響・コバケンシリーズは大阪、愛媛、山口の3夜連続。

 

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全部行きたかったのは山々ですが富士山富士山

 

日程・体力・フトコロ具合と検討会議を重ねた結果

 

最終日の防府は、涙を呑んで自制しましたえーん

 

 

 

 

半分は旅レポになってしまうかもしれませんが、よろしければお付き合いください。

 

 

 

 

 

 

まずは初日の枚方公演。

 

 

恥ずかしながら「まいかた」ではなく、「ひらかた」と読むことをこのたび初めて知りました(///∇//)

 

イントネーションも「おにぎり」的じゃなく「もみあげ」的な感じなんですね。

 

(こんな説明で分かります?(;^ω^))

 

 

 

 

 

 

今回初めて乗った京阪本線特急で枚方に向かいましたが

 

一般車両にもかかわらず、背もたれの高い黒い座席に赤いシートカバー

 

金色のカーテン…というクラシックで重厚な内装に、早くもテンション上がりましたキラキラ

 

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着きました。京阪電車 枚方市駅。

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大阪と京都の中間にある(らしい)枚方市。

 

 

 

 

 

 

江戸時代には京都と大阪を結ぶ京街道の宿場町「枚方宿」として栄えたそう。

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マンホールは、市の花「キク」と、淀川を下る三十石船。

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夕刻時、夕焼けを映す淀川が綺麗でした。

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枚方市総合文化芸術センター 

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すぐ隣に関西医大があったので、大学の持つホール?と思ったけれど

 

関西医大がネーミングライツを持っているので「関西医大ホール」と呼ばれているそうです。

 

 

 

 

 

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枚方市総合文化芸術センター  関西医大 大ホール(1468席)

 

 

 

(画像お借りしました)

 

 

 

素敵でしょ?素敵でしょ?!キラキラ

 

私、この画像を見て、枚方に行こうって決めたんですよね(*^.^*)

 

 

 

やっぱり特徴的なのは、壁一面の立体的な石のレンガ。

 

 

そして、特別感ある2階のサイド席。

 

 

 

ホール全体に高さがあって、私、今回2階席だったのですが、3階くらいの感覚でした。

 

 

上の写真にはありませんが、舞台前方にはこげ茶色のオーケストラピットが出してあって、客席に沿ったアーチを描いていました。

 

 

 

舞台のピアノはスタンウェイ。今日も背もたれのある椅子です。

 

 

 

 

 

 

プログラム

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♪ショパン:ピアノ協奏曲 第1番

 

~ ~ ~ 休憩 ~ ~ ~

 

♪ドヴォルザーク:交響曲 第9番 「新世界」より

 

 

 

 

 

登場したオーケストラ。男性は全員裾の長い燕尾服です。

 

 

音合わせが終わり、牛田くんが登場しました。

 

黒いTシャツと黒いスーツ。

 

手には黒っぽいタオルを持っています。

 

 

ピアノの前に立つと

 

椅子の背もたれに片手を置いて

 

後ろからゆっくり登場したマエストロを気遣うように振り向きました。

 

 

 

オーケストラの間を縫って登場したマエストロ

 

指揮台に上がる前、牛田くんとオケに向かって「お願いします」というように丁寧に頭を下げました。

 

 

 

 

 

 

ショパン:ピアノ協奏曲

 

 

第1楽章

 

 

束になった弦の音色が美しい。

 

 

私の席からは、オーケストラの様子も、牛田くんも

 

ピアノの向こうのマエストロもよく見えました。

 

 

指揮台の上で、タクトを振るコバケンの細い背中。

 

上着の肩のあたりが、少しブカブカして見えます。

 

 

 

3年前に他界した父のことを思い出しました。

 

 

あれは娘が中学生の頃。

 

夏休みに両親と一緒に諏訪湖のほとりの温泉旅館に泊まったとき

 

浴衣姿で歩く父を見て、知らないうちにおじいさんになってたんだな、とハッとした時のこと。

 

 

 

 

この前牛田くんとの共演で見たのが今年6月。

 

指揮台には、あの時にはなかった手すりが付いています。

 

 

あれから約4ヶ月しか経っていないのに、急に足元がおぼつかなくなったように感じるマエストロ。

 

 

86歳。

 

あの頃の父よりも年上です。

 

 

 

 

 

ピアノの音色は、男性的で華やかで

 

くっきりと鮮やかでした。

 

 

一音一音が、命を宿したような音色に

 

イメージするのは、高原の清らかな流れ。

 

 

春の雪解け。

 

ピチピチ跳ねる水しぶき。

 

 

そういえば、「高原の岩清水&レモン」っていう飲み物が昔あったなあ…(*^.^*)

 

 

 

 

やはり愛着のあるこの曲を聴くと、安心します。

 

今日の席は、オケ全体がよく見えるので、どこから音が生まれているのか把握できるから余計にそう感じるのでしょうか。

 

 

ティンパニーは、たくさんの種類のマレットを使ってる。

 

シンバルは、鳴らした後に細心の注意を払って定位置に戻してる。

 

そんな様子がいろいろ見えると、自然と気持ちもいつも以上に曲に寄り添います。

 

 

 

さっきから、お腹の奥がじんわりあったかい。

 

不思議です。

 

最近の私、すごくリラックスすると、こういう感覚になるんです。

 

 

 

夕焼けを映した雨上がりの水たまりみたいな、牛田くんのピアノ。

 

聴き慣れた音色に、故郷に帰ってきたような懐かしさと安らぎをおぼえます。

 

 

やがて、眩暈を起こしたように

 

回転しながらまっさかさまに墜ちていく。

 

 

マエストロの動きはごくわずか。

 

膝を曲げて上下する細い足は

 

昔飼っていた犬の、ヒヨヒヨした後ろ脚を思い出させました。

 

 

 

第1楽章が終わるか終わらないかというタイミングで

 

客席の一部から拍手が起きました。

 

 

 

 

 

 

第2楽章

 

 

朝の森。

 

白い靄の中に、素足を濡らして分け入っていくような…。

 

 

 

第1楽章で、男性的だと思ったピアノは

 

慈悲深い聖母のような音色に変化しました。

 

 

太陽がのぼり

 

日が射す森の中。

 

輝く朝露の粒。

 

目を覚ます小鳥たち。

 

花の茎を移動するアリ。

 

小さな小さな、命の営み…。

 

 

 

 

 

 

第3楽章に入る瞬間、マエストロが大きく「フッ!」と息を吸ったのが聴こえました。

 

 

今度は歯切れのよい、まっすぐなピアノの音色。

 

若者のように。

 

青々と茂る若葉のように。

 

五十音で言うなら「かきくけこ」。

 

 

低音の弦楽器のピチカート。

 

チェロは、氷が溶けてしたたるしずく。

 

コントラバスは、大地の彼方から響く春の足音。

 

 

 

オペラグラスで見てみると

 

牛田くんの右手と左手が、それぞれ別の人格を持ったように生き生き動いてる。

 

すっかり慣れ親しんだ道を、歌いながら駆けていく。

 

 


オーケストラってすごいなあ!

 

 

 

 

演奏が終わるか終わらないかのうちに

 

ちょっとフライング気味の拍手が起きました。

 

 

今日は全体的に、拍手が早めの印象。

 

もしかして、関西のお客さんって、ちょっとせっかちなんでしょうか?(≧∇≦)

 

 

 

 

 

牛田くんは立ち上がり、コバケンさんと両手で握手。

 

コンマス、副コンマスとも握手。

 

 

正面に向き直り、上着のボタンをはめて、両手を膝につけて深々とお辞儀しました。

 

 

袖に入った牛田くんを、マエストロがおいでおいでと手招きして呼び戻します。

 

 

オケの方に高く片手をかざして登場した牛田くん。

 

 

かっこいいな。

 

顔だけじゃない。

 

スタイル全体も 立ち姿も 開いた足の角度さえ

 

遠くから見る牛田くんは、凛として、品格があって美しい。

 

牛田くんは、存在そのものがかっこいい。

 

 

 

ちょっと期待したけれど、時間の関係かアンコールはありませんでした。

 

 

最後は両手を胸の前で合わせて挨拶してくれました。

 

 

 

 

 

 

休憩時間には、いつもブログを読んでくださってる方と久しぶりにお会いすることが出来ました。

 

(Oさま、ありがとう。とっても嬉しかったです照れ)

 

 

 

 

 

 

 

休憩が終わると、指揮台の前から譜面台が消えていました。

 

クラシック通のファン友さんによると、コバケンは基本いつも譜面なしなのだとか。

 

 

私の席から見下ろすと

 

マエストロの前に並んだオーケストラの配置は

 

中央に少し通路のような空間があり

 

それがちょうどモーゼが割った海のようで

 

何か象徴的な印象を受けました。

 

 

 

 

新世界の最終楽章が終わり切らないうちに、二階席からまたしても早すぎる拍手が起きました。

 

 

 

オーケストラのパートを丁寧に紹介した後で

 

マエストロが袖の方に向かってなにやら話しかけ

 

男性スタッフがマエストロにハンドマイクを手渡しました。

 

 

「オーケストラの皆さんが、本当に素晴らしい演奏をしてくださいました。

 

皆さまの心のこもった拍手のおかげです。

 

客席の顔を見て、ああ感動してるなあ、と思います。

 

 

皆さま、もうご存じかもしれませんが

 

息子よ、お前も父親のように戦地へ行ってしまうのかい?

 

という、ダニーボーイという曲を今から演奏します」

 

 

そのタイトルを聞いただけで、涙腺が刺激されてしまいました。

 

 

 

 

 

最初は右側のチェロやコントラバスの低音で

 

次いで、同じフレーズをヴァイオリンの高音で。

 

 

そして、マエストロが左手を高く掲げて一斉にあのメロディを歌うとき

 

さっきまで小さく見えたマエストロが、とても大きく見えました。

 

 

 

演奏が終わり、指揮台から降りる時、ちょっと足元がふらつきましたが

 

「さっき、チェロの名前を呼んだかな?」

 

と、あらためてチェロとコントラバスを立ち上がらせて拍手を贈りました。

 

 

 

「こんなふうになる年ですよ」

 

と、先ほどご自身の足元がふらついたことに言及して

 

「皆さま、どうぞお体気を付けて。」

 

と、温かい言葉を私たちにかけてくれました。

 

 

えーん、やっぱり大好き…(T T)

 

 

 

 

 

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大好きな、コバケンのチャイ5のCD買っちゃった(〃▽〃)

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終演後、沖縄料理のお店で乾杯しました。

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翌日の愛媛レポも続けて書こうと思いましたが

 

長くなりそうなので、一旦ここでアップします。