おはようございます。
ぼんやりしていたら、先ほどセミファイナルの発表があったようです。
え…?
はい…?!
しばらく頭の中が真っ白になって
なにも考えられなくなりましたけど
自分でも意外なくらい
割と早くに冷静さを取り戻しました。
あのね…
結果は全く納得出来ないし
悔しいし
残念だけれど
もしかしたら牛田くんは
ファンほどには落ち込んでないのかもしれない、なんて思うんです。
音楽家として彼が求めるものは
「勝利」とか「評価」とか「名声」などとは
少し違うところにあるような気がするから。
それよりも、自分自身が水路となって
偉大な作曲家達の音楽を表現し、伝えていくこと。
作曲家の意図に忠実に
より美しい音を追究していくこと。
そんなところに、彼の求めるものがあるような気がするから。
二次予選も、セミファイナルも
彼の演奏は本当に素晴らしかった。
ピアノフォリオでは、日本にも素晴らしい作曲家がいることを世界に伝えてくれたし
リストのロ短調ソナタは、今まで苦手意識を持っていた人にも、この曲の持つ魅力と
展開される深遠な世界を見せてくれた。
シューベルトの最後のソナタでは
静謐で柔らかな作品の奥深くにある
優しさ 悲しさ 痛み
苦悩を乗り越えた先に見える
強さと希望の光を感じさせてくれた。
室内楽では
エイミー・ビーチという初めて聞く名前の女性作曲家の
こんな素敵な作品があることを知ったし
弦楽奏者のメンバーとアイコンタクトを取りながら
完璧な調和と一体感で
聴衆の心を震わせ、熱狂させた。
何よりも
演奏後の彼の表情を見て
彼にとって100%ではなかったにしても
満足のいく演奏をして
彼が楽しみながら演奏することが出来たようだったことが嬉しかった。
「神様からの宿題」に、彼がこの大きな舞台で堂々と向き合ったこと
たくさんの発見や学びがあったと言っているのを聞くことが出来て嬉しかった。
彼が素晴らしい演奏家であり
音楽家であることは
彼の演奏を聴いた人なら、もう誰もが分かっていると思う。
今日はもう、SNSを見るのをやめようと思います。
3年前のショパンコンクールの時のように
今頃「なぜUSHIDAの名前がない?!」
という声で溢れていると思うけど
3年前、必死でそれを追うことで
あのとき私の心は削られたから。
コメント欄も、今回は閉じさせていただきます。
今日はお休みで、やっと少し時間が出来たので
今さらながらコンクールの勉強をしようと思っていたけれど
散らかった家の片付けをしようと思います。
静かに床の拭き掃除をしようと思います。
高坂はる香さんのレポートを、紹介させて下さい。
「結果」とは別のところで
牛田くんには、大きな大きな学びと実りがあったと思います。
どんな経験も
牛田くんは、それを糧に変える力を持っている人だと思います。
お疲れ様、牛田くん。
ありがとう、牛田くん。
3年前は、届けることの出来ないお花を買いに行ったけど
今日は これを。
Tさんからいただいた栗の実で
生まれて初めて渋皮煮を作ってみました。
やっぱり届けることは出来ないけれど。
日本で待ってるね。
ファンとして
あなたのことを、心から誇りに思っています。



