行ってきました。

 

 

 

2023年9月27日(水)19時開演

牛田智大ピアノリサイタル

南海浪切ホール(大阪)

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正直ちょっと迷いました。

 

大阪府岸和田市の夜の公演。

 

どんなに調べてみても、当日東京に帰るのは無理。

 

 

1泊して帰ったら翌日からせんくら。

 

 

こんなに続けて休みがもらえるか問題と

 

体力が持つか問題。

 

そして、準備や片付け、レポ記事も書きたいし、時間のやりくり出来るか問題。

 

 

ハードル高い…あせる

 

 

 

けど、出演時間が短いせんくらは別として、牛田くん一人のリサイタルはこれが最後。

 

それに、バラード2番初披露。

 

大好きなアンスピもある。

 

 

聴きたいし、なによりも1ヶ月間頑張って駆け抜けてきた牛田くんに、お疲れ様の拍手を贈りたい。

 

 

 

 

 

ありがたいことに、お休み取れました笑い泣きキラキラ

 

 

もう、牛田くんのピアノだけ聴ければそれでいい。

 

演奏聴いて、ホテルに泊まって、朝一番で帰ってこよう。

 

 

 

 

 

ということで、急いで書きますので、雑なレポになってしまうかもしれませんがお許し下さいm(_ _)m

 

 

 

 

 

 

岸和田と言えば、だんじりの街。

 

 

 

 

 

 

そして、かつて私が夢中になった、朝ドラ『カーネーション』の舞台。

 

 

 

 

 

 

大好き過ぎて記事も書きました。

 

 

 

放送から、もう12年になるのですね!

 

私の中では今でも名作№1の朝ドラですが、今作の『らんまん』が、それを凌ぐ勢いです。

 

 

 

 

 

 

 

今回は飛行機で行きました。

 

 

 

 

新婚の頃や娘がまだ小さかった頃は、いつも飛行機でジャックの実家に帰省していましたが、飛行機で関西に行くのは久しぶりです。

 

 

 

 

関西空港ってこんなでしたっけ? 

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なんか外国に来たみたい。

 

全く記憶にないんだけど、あれ伊丹空港だったのかな?(^^;)

 

 

 

 

 

外国人観光客が多く、看板も中国語が目立ちます。

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とはいえ、大阪らしい階段。

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可愛らしいキティちゃんの電車。

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ホテルは空港から一駅の「りんくうタウン」というところに取りました。

 

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着いてビックリ。立派なホテルで、「広めのお部屋が用意できましたのでそちらへどうぞ。」と、通された部屋の広さと窓からの眺めの素晴らしさキラキラ

 

お値段安めだったのに(平日だから?)

 

 

生きてると、いいことってあるのね笑い泣き

 

 

 

 

 

ここ、空港近くの埋立地なんですね。

 

 

少し時間があったので、ホテルの近くを散策することに。

 

 

初めての土地を散策するのって、ものすごくワクワクします音譜

 

 

 

 

駅のすぐそばに、商業施設と観覧車がありました。

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青空に至近距離の観覧車。映えますねー。

 

 

 

 

海方面に歩いて行くと、アウトレット。

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南国風の建物と、パラソル付きのベンチ。

 

なんかハワイかどこかに来たみたい。

 

 

 

 

海が見たいので「SEA SIDE」の看板に沿って行ってみました。

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きゃー、素敵!(≧▽≦)

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もっと近くに行ってみよう。

 

 

 

 

あ、下は砂浜ではなく白い石が敷き詰められてます。

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きっと人工ビーチだからですね。

 

波のところまで行きたかったけど、パンプスでこの石の上を歩くのはちょっと無理汗

 

 

それに、もうすぐ10月だというのに、ものすごい暑さです晴れ

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、電車に乗って岸和田へ。駅でファン友さんと合流。

 

 

駅の天井には、だんじりのステンドグラス。

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改札を出ると、牛田くんのポスターがお出迎えしてくれました。

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会場の浪切ホールは駅から800メートル。

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なんか南国っぽいですね。

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この商店街の先をまっすぐ行ったところにあるみたい。

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この商店街、まさに『カーネーション』の舞台になったところじゃない?

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でも、もうお店は残ってないみたい。とファン友さんが教えてくれました。

 

彼女、なんとこのドラマの脚本家さんとご縁があるんですよ。

 

 

 

 

 

あ、でも痕跡が。「NHKカーネーションロケ現場」って書いてある。

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どのシーンかな?一応その上のお店はこんな感じでした。

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ずいぶん昔ながらの雰囲気の商店街です。

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この辺なんて、昭和の香りがプンプン。

 

そして、街のあちこちに目立つ落書き。

 

だんじりの街だけに血気盛んな人が多いんでしょうかね?

 

ちょっと治安が気になるところです(^^;)

 

 

「牛田くんにあんまり似合わない場所だね」

 

などと話しながら行きました。

 

(カツアゲとかされてないといいけど…)

 

 

 

 

 

 

ありましたよ!浪切ホール

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なんと、ホールの前に神社があります。

 

 

ファン友さんがお茶するお店を探してくれてる間、またしても一人で散策。

 

 

 

ホールの前に、こんな古びた神社があるの、ちょっと珍しいですね。

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さっそくお参りしました。今夜のリサイタルが成功しますように🙏

 

 

 

 

隣にある丸いのはモスク?

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と思ったら、隣の商業施設の一角のよう。

 

 

 

ホールの向こうは海みたい。

 

一瞬真っ赤な夕陽が沈むのが見えた気がしたので、行ってみました。

 

 

道路の間から、燃えるような太陽が海に沈んでいくところでした。

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海はこんな感じ。

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商業施設と、巨大なボルダリングの壁。その間に見える黒い建物が南海浪切ホールです。

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いろんなものが混在してるなあ…。

 

 

 

 

 

ホール正面に回ってみました。

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おおっ!ホールというより、博物館の外観みたい。

 

 

 

 

大きな大きな垂れ幕がかかってますよ。

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ホールにしては珍しく、直線的なデザインですね。

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チケットを渡してロビーに足を踏み入れると、英雄ポロネーズが聴こえてきました。

 

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牛田くんのメッセージ動画が流れてます。

 

 

 

↓これですね!

 

 

 

 

ロビーでは、地元の特産物やCDの販売もありました。

 

 

 

 

ポスターに牛田くんの直筆サイン。

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ロビーの隅にホールの模型がありました。

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(ピンボケですみません(^^;))

 

一見、定規で引いたかのような直線的なデザインかと思いきや、屋根のデザインは、だんじりの屋根の形を模しているのだそう。

 

 

 

 

 

 

 

 

南海浪切ホール(1552席)

(画像お借りしました)

 

 

ホールに足を踏み入れた瞬間、赤ワインを開けたような華やいだ気持ちになりました。

 

赤茶色の木の壁と天井、黒い機材、赤いベルベットの椅子。

 

ホールの中のデザインも直線的。

 

 

同じく赤茶色の木の舞台には、今日はYAMAHA(CFⅢ)が置かれていました。

 

 

いつもはとても低く見える椅子ですが、今日はいつもほど低い印象がありません。

 

少し内股に見える黒い足が、ピアノの前で飼い主の登場を待つ黒猫のように見えました。

 

 

 

 

 

 

プログラム

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Program

 

♪ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第31番 変イ長調 Op.110

 

♪ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第23番「熱情」変ヘ短調Op.57

 

~ ~ ~ 休憩 ~ ~ ~

 

♪ショパン:バラード 第2番 ヘ長調 Op.38

 

♪ショパン:スケルツォ 第2番 Op.31

 

♪ショパン:アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ 変ホ長調 Op.22

 

 

 

 

さあ、後半のプログラムが変わりました。

 

 

重量級のステーキで始まって

 

最後の最後のお楽しみに、デザートのプリンアラモードが待ってる感じ?(≧▽≦)

 

 

 

曲解説がいつもと違う、と思ったら、

 

ピアニストの原由莉子さんという方が書かれたものでした。

 

浪切ホールのアンバサダーだそうです。

 

とても読みやすく分かりやすい解説です。

 

 

 

 

 

開演時間になり、アナウンスが入りました。

 

スマホはマナーモードではなく、必ず電源を切って下さい。

 

そして、ロビーで販売しているCDを購入した方に、抽選で直筆サイン色紙が当たります、と。

 

 

 

舞台の照明が明るくなり、

 

赤茶色い木の色は、グレープフルーツの果肉のような明るいオレンジ色に変わりました。

 

 

 

ピアニストの登場を待って、客席の空気がピーンと張り詰めます。

 

 

 

 

少し早足で登場しました、牛田くん。

 

黒蝶ネクタイのタキシード。

 

手には白っぽいタオル。

 

表情は、ちょっぴり硬めかな…?

 

こんなに色白だったっけ?

 

 

 

挨拶をして椅子に座り、そっと片手ずつ鍵盤の上に手を置く柔らかな仕草と呼吸から

 

今から生まれる音楽が、どんなに優しさに包まれ祝福されて誕生するのかが見えるようでした。

 

 

 

 

ピアノソナタ31番

 

 

ああ、YAMAHAの音色です。

 

まっすぐな音色は、直線的なデザインの今日のホールによく合っています。

 

 

母が子に向ける慈愛というよりも

 

愛しい人に誠実に愛を語るような厚い音色。

 

 

好きだなあ…。

 

音色が空気に溶けるような、まろやかなスタンウェイの音色も好きだけど

 

一音一音が確固たる時分軸を持っているような、牛田くんの奏でる芯のあるYAMAHAの音が好き。

 

 

伸ばした音からペダルを離す時、

 

びよ~ん、と残響がありました。

 

 

 

 

 

速めのテンポで民族的なメロディの第二楽章。

 

右手と左手が何度もクロスします。

 

 

気持ちいいなあ。直球ど真ん中に届くようなこの音色。

 

強めの和音が、ズシンと内臓に響いてきます。

 

 

軽やかな音色を聴いていると、シャンプーしたみたいにサッパリした気分になりました。

 

 

 

 

 

第3楽章の始まりは、幼子イエスを抱いた聖母マリアを連想しました。

 

しんと澄み切った冬の夜。

 

空に輝くベツレヘムの星に導かれ、3人の賢者が歩いたのは

 

こんな夜だったのではないかしら。

 

 

 

そして、徐々に力強くなる左手の低音は

 

運命という名の山を、ぎゅっ、ぎゅっと踏みしめながら登っていく

 

力強い足音のようでした。

 

 

一歩ずつ土を踏みしめて、やがて頂上に到達し、雲の上の山頂で目にする生まれたての太陽の光。

 

天から降りてくる梯子。

 

 

まるでもう、すべてを悟りきって昇華していくような牛田くんのベートーヴェンソナタ31番。

 

 

 

ブラボー!の声があがり、立ち上がり挨拶をすると

 

左手で、サイドの髪を耳にかけながら、舞台袖に姿を消しました。

 

 

 

 

 

 

ソナタ23番。

 

 

さっきの31番とは対照的に、重々しく始まりました。

 

でも、トリルになるとコロコロと軽やか。

 

 

31番のあとで「熱情」を聴くと

 

ああ、若いな、と思います。

 

熱く若く、滾るように体内を駆ける血液のようだな、と。

 

 

やはりそれだけ、31番を作曲したときのベートーヴェンは

 

成熟して悟りの境地に入っていたのだろうな、と。

 

 

そして、そんな違いを感じさせる牛田くんの演奏はやっぱり凄い。

 

 

焦燥感と、ドアを強く叩く運命の音。

 

 

 

 

 

第二楽章。

 

賛美歌のように穏やかなメロディなのに、どこか醒めている。

 

膝をついて祈りを捧げてはいるけれど、心は違うところにある。

 

「まあ、とりあえず祈るよ。それでいいでしょ。」

 

とでも言うように。

 

 

そんな心の内をよくよく観察していると

 

ものすごい孤独を抱えている。

 

ああ、そうなのね。もうこれ以上傷つくのが怖いのね。

 

 

愛おしさと慈愛が心にいっぱい満ちてきて

 

そんな若きベートーヴェンを、聖母が優しく腕を広げて抱きしめました。

 

 

緩やかに溶けていく心。

 

 

 

 

と、思いきや

 

まるで夢から覚めたように再び激しく燃える情熱。

 

いっそう力強いYAMAHAの響きは、ベートーヴェンにとても合っている気がします。

 

 

ものすごい速さの濁流に飲み込まれ、流されていくように。

 

水の川というよりは、轟々と炎を燃やす火の川のよう。

 

 

一瞬意識が朦朧となり

 

再び自分を取り戻し

 

炎の中に突っ飛び込むように駆けていく。

 

 

最後の方は、シュッシュッポッポッと聴こえる部分があって

 

車輪のはずれた馬車が疾走し、制御できない恐怖を感じます。

 

 

最後に再び混沌として

 

すべてが夢だったのか、と

 

我に返ったような衝撃で終わりました。

 

 

 

ああ、今日もすっかり牛田ワールドに引き込まれてしまった!

 

 

 

 

 

 

 

 

休憩時間に調律が入っていました。

 

 

私の座る場所から見る調律後のピアノは

 

舞台袖の方に向かって、楽しげに白い歯を見せて笑っているように見えました。

 

 

 

 

 

第二部の冒頭は、本日初披露のショパンバラード2番です。

 

 

牛田くんはすでにバラード1番、3番、4番を演奏しているので

 

この2番を演奏したら、バラードすべてコンプリートになるんですね。

 

 

 

さて、こんなことを書いたら皆さまに叱られてしまいそうですが

 

私は全4曲のバラードを好きな順に挙げていったとしたら

 

多分一番最後にこの第2番が来る気がします。

 

 

だって、この曲意地悪なんだもの。

 

 

子守歌のような心地よいメロディに身を委ねていると

 

突然大音量でビックリさせるんだもん。

 

 

子供の頃、怖がりの妹がトイレに行く途中

 

階段の後ろに身を潜め

 

「わっ!!」と飛び出しては脅かしたあの感じ。

 

「ぎゃあ!」と、ビックリしてひょっとこ踊りみたいな動きをする妹の滑稽なことときたら( ´艸`)(←コラ!)

 

 

9年前、サントリーホールで「ラン・ラン」のリサイタルに行ったとき

 

後半のプログラムがショパンのバラード全曲だったのですが

 

心地よい音色にウトウトとお舟をこぎ始めていたところ

 

ためにためて突然の爆音。

 

思わずビクッと座ったまま飛び跳ねてしまいましたあせる

 

 

まあ、私が無知だったため、その先の流れを予測できず

 

丸腰状態だったのがいけないのでしょうがえーん

 

 

 

 

 

牛田くんのバラード2番の冒頭は

 

子守歌っぽいけれども骨太で男性的でした。

 

 

この曲、ショパンがシューマンに献呈した曲で

 

シューマンはバラード1番ほどにはこの曲を評価しなかったそうですが

 

私、シューマンと気が合うかもしれません。

 

 

牛田くんの演奏は、もちろん素晴らしいんですよ。

 

最初の優しいメロディのあとで、ビクッとさせるのももう分かってる。

 

 

再び優しげな最初の調子に戻るけど、なんか信用できないの。

 

 

俗な例えで大変申し訳ないのですが

 

「何よ」「何だよ」と言い合いをして

 

次第にヒートアップしていく男女の痴話喧嘩。

 

 

表面上、平静を保ってはいるものの、すれ違って修復不可能な男と女。

 

 

哀しげに終わるラストは、嵐の後の、なぎ倒された木々をイメージしました。

 

 

 

せっかくの名曲なのに、こんな感想しか書けなくてすみませんm(_ _)m

 

今回も私、初出しのこの曲に「人見知り」ならぬ「曲見知り」をしてしまったのかもしれません。

 

 

 

そういえば、ペダルを離したときの、びよ~んという残響は、休憩後にはしなくなっていました。

 

 

 

 

 

 

音大時代の姉が弾く陰気な曲のイメージを見事に払拭してくれた牛田くんのスケルツォ2番。

 

絶品でした。

 

冒頭のモヤモヤを拭い去るかのように

 

自由で 放埒で

 

くるくると螺旋状に流れる薄紫色のリボンのよう。

 

 

音色がどんどん澄み渡ってきて、クリスタルの輝きです。

 

 

ポロロンと高音で響くトリルの欠片が軽やかで美しく

 

牛田くんの10本の指はいつでも魔法使いのようだけど

 

特に右手の中指・薬指・小指の3本は

 

特別な成分の小さな魔法の杖じゃないの?と思うくらい繊細な魅力に溢れています。

 

 

右手と左手が対話したり

 

隠れていた旋律がひょっこり顔を出したり

 

この部分のここが好き。そんな魅力に溢れています。

 

 

すっごく素敵。牛田くんの弾くスケルツォ2番。

 

 

 

 

 

 

さあ、そして、お待ちかねのアンスピです。

 

 

ああ、もう冒頭から、音の粒のキラキラが半端ない。

 

 

水面にたゆたう小舟のように

 

ささやかで、懐かしくって、優しくて。

 

 

あまりにも有名で人気なこの曲を、嫌いな人なんていないんじゃないかと思うほど素敵な曲ですが

 

普通なら奏者自身もウットリしそうな部分をさらりと弾いてみたり

 

みんなが流しがちなところを丁寧に歌う牛田くんのアンスピ。

 

 

媚びない音色が凜々しくてノーブルで繊細で

 

幸せ過ぎてクラクラする。

 

 

アンダンテスピアナートだけでも十分素敵なのに

 

ここにポロネーズをくっつけるだなんて

 

グッジョブ!ショパン。ありがとう!笑い泣き

 

 

マスクの下で、自分のほっぺがピンク色に染まっているのが分かります。

 

瞳にも、3つくらい星がキラキラしてるはず。

 

 

多分、私今、こんな目をしてる…。

 

(///∇//)

 

 

ううん。私だけじゃなく、ここにいる人全員。

 

おじさんも子供も、老若男女すべて。

 

 

トモハルのやつ、おきゃんななにわ女子を夢中にさせて

 

その次はおぼこい東北の娘さん達を虜にするつもりね!(`Δ´)

 

自覚ないところがさらに罪だわ!

 

 

 

ああ、でも幸せ。

 

来てよかった~ラブ

 

 

 

 

 

と、こんなふうに書いていますが

 

実は私、この日の演奏で一番心に残ったのはスケルツォ2番でした。

 

アンスピを凌ぐほど、彩り豊かで研ぎ澄まされた素晴らしい演奏でした。

 

 

というか、牛田くんのスケルツォは、牛田くんのピアノの魅力が十分に発揮される気がします。

 

茅ヶ崎の初日には、まったくついていけなかったこんな私が言うのもなんですが(^^;)

 

 

 

 

 

アンコールの1曲目は、パデレフスキのノクターン。

 

夜のサロンで聴いているような、オシャレな演奏でした。

 

シャンパングラスをぶつけ合う音や笑い声が聞こえてきそう。

 

 

そして、時々見せるせつない翳り。

 

 

いったい私は、何度この人のピアノに恋におちるのだろう…。

 

 

 

 

2曲目はリストのコンソレーション。

 

甘すぎず、強めの音色でくっきりと。

 

 

今日もまた、朝ドラの槙野万太郎を思い浮かべました。

 

華やかな花も、日陰の草も、平等に名前と役割があるのだと、すべての植物に愛と敬意を注ぐ人。

 

 

おんなじだ。

 

 

譜面の中の、どんなささやかな音もおろそかにせず

 

一音一音、誠心誠意 愛と敬意を持って命を吹き込む人。

 

 

音楽の創造主みたい。

 

 

 

 

来てよかった。

 

本当によかった。

 

彼のピアノに出会えてよかった。

 

 

 

弾き終わると立ち上がり、深々とお辞儀をして

 

最後に右手を胸に当て、にっこりと微笑みました。

 

 

 

ありがとう、牛田くん。

 

お疲れ様、牛田くん。

 

 

 

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ホールを出たら、もうすぐ中秋の名月のお月様が綺麗でした。

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この大きな垂れ幕、このあとどうするんでしょう?

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これから涼しくなってくるし、薄がけのお布団としていただけないかしらん(〃∇〃)

(サイコーすぎる)

 

 

 

 

 

 

ホテルの窓から見える景色も綺麗。

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今朝は、6時台の飛行機に乗るために、5時20分のシャトルバスに乗りました(T_T)

 

 

 

 

早すぎて無人状態の登場口(^^;)

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もこもこの雲の絨毯を眺めながら帰ってきました。

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ただいま。無事に行って来られました照れ

 

 

 

くもり  くもり  くもり  くもり  くもり  くもり  くもり

 

 

 

 

コンサート情報です。

 

 

 

 

 

 

2024年6月29日(土)14時開演

コンチェルト(神奈川フィル)

横浜みなとみらいホール(神奈川)

♪モーツァルトピアノ協奏曲

 

 

 

 

 

 

 

7月14日(日)11時開演

コンチェルト(東京交響楽団/指揮:鈴木優人)

サントリーホール(東京)

♪シューマンピアノ協奏曲

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(^-^)ノ~~

 

 

 

 

 

※コメント欄あけておきますが、すぐに返信できないと思います。ごめんなさいm(_ _)m