今朝方、夢に牛田くんが出てきました。

 

 

 

私、観光バスみたいな大きなバスに乗っていたのですが

 

バスが信号待ちで止まっているとき、窓の外を見たら牛田くんの姿が!

 

 

赤いタートルネックのセーターを着ています。

 

 

牛田くんにそっくりな赤いセーターを着た人形を連れていて

(腹話術人形みたいな)

 

紐をつなげて、雨上がりの街をお散歩してる風でした。

 

 

思わずキコキコと手回し式の窓を開けて

 

「牛田くん、何してるの?」

 

と声をかけたら

 

 

「こいつ、潜水が得意なんです。」

 

って、ちょっと照れたように笑って

 

水たまりでトモハル人形を泳がせてました。

 

 

 

 

🤣🤣🤣

 

 

 

 

夢って、どうしてこうもツッコミどころ満載なんでしょう?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、

 

 

 

行ってきました。

 

 

2022年9月10日(土)14時開演

ピアノ・リサイタル

麻生市民会館大ホール(神奈川)

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行けないと思って、半分諦めてたんです。

 

この日仕事の予定だったので。

 

 

横浜も京都も行って来れたんだから、もう仕方ないよなあ…、と。

 

 

 

でも、前日になって、さほど忙しくなさそうなので、お休みしてもいいことに!

 

 

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麻生市民会館の最寄り駅新百合ヶ丘は、牛田くんの母校、昭和音楽大学がある駅でもあります。

 

 

私が前回このホールを訪れたのは2020年2月。

 

 

牛田くんがショパンに本格的に取り組み始めたリサイタルが始まって

 

まもなくコロナが拡がり始めました。

 

 

香川、愛媛、徳島と、南の方から始まったリサイタルツアー。

 

 

無事に開催されるのか、牛田くんがちゃんと関東に移動して来れるのか

 

泣きそうな気持ちで待ち続けていた演奏会。

 

 

 

あの日の夜、聴いたショパンが

 

その後、コロナ禍に医療従事者として働く私を

 

灯し火のようにずっと支えてくれました。

 

 

 

 

 

 

 

 

京都の時は雨だったけど

 

この日は晴天。

 

 

 

会場についてびっくり。

 

何?このうねる長蛇の列は!

 

 

私の中で、ここ 麻生市民会館は

 

暗闇の中、ともる灯りを頼りに歩くマッチ売りの少女のイメージだったのに

 

夏休みのディズニーランドになってる!

 

 

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麻生市民会館大ホール(1010席)

(画像お借りしました)

 

 

 

 

 

いわゆる公民館的なホールです。

 

舞台もいたってシンプル。

 

 

 

 

舞台に置かれたピアノには、側面にロゴがありません。

 

とても古いYAMAHAだったようです。

 

 

 

 

 

 

プログラム

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チラシの半分の大きさ。ミニチュアみたいで可愛い。

 

 

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♪J.Sバッハ(ブゾーニ編):コラール前奏曲「主よ、われ汝に呼ばわる」BWV639

 

♪シューベルト:ピアノ・ソナタ第13番 イ長調 D.664

 

♪シューマン:ピアノ・ソナタ第1番 嬰ヘ短調 Op.11

 

 ~ ~ 休憩 ~ ~

 

♪ブラームス:ピアノソナタ第3番 ヘ短調 Op.5

 

 

 

 

 

 

舞台の照明が眩しいくらい明るくなって

 

牛田くんが登場しました。

 

 

手には紺色のタオルを持ってます。

 

 

 

 

 

挨拶をして、彼がピアノの前に座ると

 

照明が、落ち着いた色にトーンを変えました。

 

 

 

 

京都に続き、今日も1曲目がバッハです。

 

 

そういえば、2年半前のここでのリサイタルの時も

 

1曲目はバッハ。それ以外がすべてショパンでした。

 

 

 

ちょっとくぐもったような音色。

 

静かに祈りを捧げるような演奏でした。

 

 

 

 

 

 

シューベルトのピアノソナタ。

 

 

今日も清らかで優美です。

 

 

コロコロと転がる音色は

 

春の小川の水車小屋のようで

 

赤い実をつつく小鳥のようで

 

思わず心が無防備になる気がします。

 

 

 

ゆったりと美しい第2楽章。

 

 

そういえば、ショパンの曲のリサイタルの時の牛田くんは

 

深くピアノに覆い被さるような姿勢で演奏していましたが

 

バッハも、この曲も

 

ゆったりと上を向いていて、鍵盤にはほとんど目をやっていません。

 

 

 

シューベルトも、シューマンも、ブラームスも

 

第二楽章ってどうしてこんなに優美なんでしょう。

 

 

ショパンのコンチェルトの1番、2番も、ベートーヴェンの『悲愴』も

 

みんなどうしてこんなに優しく美しいの?

 

こんな第二楽章ばかりを集めてみたら

 

夜、眠る前に聴いたら素敵かもしれないなあ…照れ

 

 

 

テンポの速い第三楽章になると、牛田くんの演奏スタイルにも動きがあって

 

音色も「静」から「動」へ体温を持ったような気がしました。

 

 

 

 

 

 

シューマン。

 

 

ファンダンゴ(スペイン アンダルシア地方の舞曲のリズム)を取り入れたという冒頭を聴くと

 

赤茶けた土ぼこりの中の風景が浮かんできます。

 

 

そして、暗闇の中を全速力で走るイメージ。

 

 

 

 

待ってました。第二楽章。

 

もう何も考えず、ただうっとりと身を任せたい。

 

 

厚く深い眼差しで、愛する人を見守るような

 

左手の低音が旋律を奏でる部分が、もうたまらなく好き。

 

 

そして、この曲は

 

私の中ではひそかに牛田くんの幸せを祈る時間です(*^.^*)

 

 

 

 

第三楽章と第四楽章の境目が、相変わらずよく分かりません(^^;)

 

 

頭の中で、土埃をあげた西部劇が展開していきます 笑

 

スイングドアを押し開けて登場するウエスタンブーツの荒くれ者。

 

バーのカウンターを滑るテキーラのグラス。

 

ウエスタンハットをかぶった二人の男の決闘シーン。

 

 

ん…?西部劇はアメリカだよね?(^^;)

 

だけど、勝手に情景が浮かんで来ちゃう。

 

 

頭の中は、すっかり赤土の色。

 

 

…と思ったら、いきなり割り込んでくるグラン・ブルー。

 

今度はリュック・ベッソンの映画の世界。

 

 

ブクブクと小さな泡が水面の光の方へと上っていく。

 

 

海に深く潜りすぎて、鼓膜が破れてしまったダイバーは

 

方向感覚が分からなくなって、水面に戻れずに溺れてしまうと聞いたことがある。

 

 

シューマンの音楽って、どこかそんな狂気を内包してる。

 

そして、そんな狂気に仄かな色気を感じます。

 

 

狂気と色気…。

 

 

 

今度は突然まったり昼ドラモード。

 

ヒロインがよろめきながら、はらはらと涙に暮れる…。

 

 

 

このへんに着地する?と思いきや、次々展開していく音楽。

 

 

 

最後は何人もの男達が、ギターをかき鳴らすように盛り上がってフィニッシュ!

 

 

 

弾き終わって立ち上がり挨拶する牛田くん。

 

今日も合わせた両手を、顔の前あたりに持ち上げるポーズ。

 

この新しいスタイルの挨拶、大人っぽくて本当に素敵です。

 

 

 

 

 

 

 

 

休憩後のブラームス。

 

 

断崖絶壁に立って

 

濃紺の海を見下ろしているみたいな第一楽章から始まりました。

 

 

 

おおらかに、優しく愛を語るブラームスのソナタ。

 

 

ブラームスの愛は誠実で控えめで

 

気持ちをぶつけるというよりも自分を律している印象だったけど

 

 

ああ、ごめんね。今まで気付かなかった。

 

内側に、こんなに熱い情熱を抱いていたなんて…。

 

 

 

泣きそう…。

 

 

 

 

 

最終楽章の終わりの方は、賛美歌のように神聖で

 

大聖堂のパイプオルガンが一斉に鳴り出したようでした。

 

 

 

そして、

 

ラストはやっぱり抱き込むような大洋に戻る…。

 

 

 

この神がかった演奏は

 

とても言葉で表現することが出来ません。

 

 

 

 

ああ、なんて素晴らしいんだろう!

 

牛田くんのブラームスソナタ。

 

 

なんて牛田くんに似合っているんだろう!

 

 

 

今日のピアノも会場も、最高の環境とは言えなかったと思います。

 

だけど、そんなことを微塵も感じさせず

 

古いピアノからこんな音色を引き出すなんて

 

こんなにすごい世界に聴衆を巻き込んでしまうなんて…。

 

 

 

拍手と熱狂の渦に包まれるホール。

 

 

挨拶をして、袖に向かって歩く牛田くんは

 

今日もちょっと疲れているように見えました。

 

無理もない。こんなものすごい演奏のあとだもの。

 

 

 

ショパンの時は、聴いているこちらも、

 

自分の内側へと内省を深めていく感じだったけど

 

若き作曲家達が奏でる愛のソナタは

 

外へ外へと意識が向かいます。

 

 

徐々にエネルギーが増して行くこの構成。

 

 

楽しい!

 

自由!

 

気持ちいい!

 

 

牛田くん、最高!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アンコールは、3曲ありました。

 

 

 

 

 

1曲目は、シベリウスの「樅の木」。

 

 

この色気は反則です。

 

 

前髪長めのメッシュの今のヘアスタイル

 

大人な演奏する牛田くんに、とっても似合ってます。

 

 

ご本人は分かってるんでしょうかね?

 

多分、あんまり自覚ないでしょうね。

 

自分の美しさに無頓着なところが、彼の魅力の一つですよね。

 

 

 

 

2曲目はショパン前奏曲第4番。

 

牛田くんのショパンの短調は本当に魅力的。

 

繊細で、せつなくて

 

鋭い角度でハートに切り込んでくる感じがたまりません。

 

 

この曲、前回のこの会場でもアンコールで演奏されてました。

 

たまたま?それとも、牛田くん、覚えてたのかな…?

 

 

 

 

3曲目は、リストのコンソレーション。

 

澄み切っていて、あったかくて

 

こんな極上の演奏をしてもらった古いピアノとホールが

 

大喜びしてるように感じました。

 

 

 

スタンディングオベーションする人の姿も。

 

 

 

 

大ホールを満席にして聴衆を感動と熱狂の渦に巻き込む牛田くん。

 

 

 

おめでとう。

 

嬉しいな。

 

 

 

 

でも、

 

 

 

 

ちょっと 淋しいな…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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🌕   🌙   🌕   🌙   🌕   🌙

 

 

コンサート情報です。

 

 

 

 

2023年2月25日(土)14時開演

ピアノ・リサイタル

ハーモニーホールふくい 小ホール(福井)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(^-^)ノ~~