図書館に行ったら
途中、畑にかかしの姿が。
のどかだなあ…![]()
近くの小学生達の作品のようです。
気付けば8月も20日を過ぎて、もう終盤。
子供達は、夏休みの宿題に精を出している頃でしょうか。
お盆を過ぎると、途端に夏が終わりに差し掛かった気配を感じます。
蝉の鳴き声も、なんとなく勢いをなくしたような…。
こんな涼しげなゼリーを買いました。
器の中で金魚が揺れてます。
柔らかそう…。
私が作った、カチカチのピアノゼリーとは大違い(^^;)
そっとお皿に出してみました。
うわあ、プルップル。
スプーンを入れると、金魚が泳ぎ出すように崩れていきました。
おいしい…。マスカット味かな?
昨日、OL時代の同僚達と久しぶりに会ってランチしました。
嬉しくって、早めに家を出ました。
行ったのは、野菜料理のお店。
久しぶりに行ったら、雰囲気が変わってました。
野菜バーは相変わらず大人気。
昼間から、ビールで乾杯! また飲めるようになって嬉しい!![]()
野菜もドレッシングもカラフルでテンション上がります。
人気店なだけあって、90分の時間制。
しゃべってるうちに時間になっちゃった。
もっとお野菜食べたかったな…![]()
場所を変えて、おしゃべり続行。
話していて思うのは
もうみんなそれぞれ 親がいいお年。
考えてみたら3人とも父を亡くしています。
遺された母のことが心配。
父のお香典と一緒に、「お線香の代わりに」って、ブルーの鳥の香炉とお香をもらいました。
私の知らないところで、連絡取り合って準備してくれたのね…(T^T)゚。
こんな可愛い箱のプレゼントももらっちゃった。
子猫ちゃん。キャワイイ~!![]()
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中にはプリントクッキーと肉球のマシュマロ。
可愛すぎて食べらんな~い![]()
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昨日の朝、実家から荷物が届きました。
タオルやお菓子と一緒に入っていたのは
昔母が作った木彫りの食器や手鏡。
この前帰省したとき、私が自分で箱に入れて
落ち着いた頃送ってね、と姉にお願いしてたんです。
「鎌倉彫」と呼ばれている木彫りを、母が趣味で始めたのは、私が小学生の頃。
最初はブローチとか、ペンダントとか、小さな物を作っていたけれど
そのうち手鏡とか菓子鉢とかを作るようになって
彫刻刀の種類も増えて
一時期、我が家の一室は、工房みたいになってました。
作品も、ワゴンとか、大きな額の鏡とか壁掛けとか
どんどん大きくなっていき
どういう経緯でそうなったのか忘れましたが
塩尻駅には、母が彫った葡萄の飾りのボードが飾られてました。
そのボードには、確か、こんな言葉が彫られていました。
来たる人には 喜びを
去りゆく人には 幸せを
「特急あずさ」に乗って帰省すると
駅の階段を上って、最初に目に飛び込んできた母の木彫り。
確かめるようにそれを見ては
「ああ、帰ってきたんだなあ。」
と思いました。
母が彫った木彫りのボードは
その後、何年かして、目立たない場所に移動して
さらに何年かすると、駅から姿を消しました。
工房で切り抜いてもらったイチョウやカツラの板を彫るのは、結構力が要ったようで
長さ30㎝くらいありそうな、太い彫刻刀を
自分の胸に当てて、体ごと押し出すようにして削っていました。
ザッ、ザッ、と
木が削れる静かな音は、
子供時代の私の生活の思い出とセットになっていて
なんだか心地よかったな…。
いつから作るのやめたんだろう。
私は東京の大学に行き
そのまま東京で就職・結婚して
育児で忙しく、帰省する回数も減ったので
気に留めたこともありませんでした。
先日、父の四十九日で帰省したとき
祖母の作った手まりや、母の作った木彫りが
急に見たくなったんですよね。
食器棚には、もう多分何年も使われてない母の木彫りがずらり。
手鏡は、私達三人姉妹それぞれに、いつかくれるつもりでいたようです。
1枚ずつ箱に入って、箱の蓋に名前を書いたシールが貼ってありました。
母にお願いして、食器を何枚か譲ってもらいました。
作ってから何十年も経っているので
少し色褪せているけれど
改めて見てみると、なかなかよく出来てます。
葡萄の茶托
和菓子用菓子皿
菓子鉢
手鏡
若い頃の母は、活発で行動的でした。
PTAの役員で、しょっちゅう学校に来ていたし
社交的で友人も多く
子供の頃は、よく4~5家族でバーベキューや旅行に出かけました。
30年以上続けていたコーラスは本格的で
大きなコンクールに出たり、コンサートも開いてました。
木彫りの他にも、野草が好きで、NHKの野草研究の講座に何年も通ったり
ハープを習ったり、オカリナを習ったり…。
そんな母が、約3年ぶりに会ったら すっかり弱く小さくなっていて
今では、出かけることも、ほとんどないようです。
たまに電話をすると
「元気だよ。」
という声には覇気がなく
もう、口うるさく説教されて、うんざりすることもないんだろうなあ…。
人が年老いていくのは自然の摂理。
季節が終わるように
世代も変わっていく。
だけど、それを目の当たりにすると
やっぱり寂しいなあ、と思います。
夏の終わりの気配を感じたら
ちょっとノスタルジックになっちゃいました(*^.^*)
母さん、今日もちゃんとご飯食べたかなあ…。
オフコース 『夏の終り』





















