ピアニスト人生の第二章の扉を開けた牛田くん。

 

 

 

 

一次予選の演奏を聴いた時の興奮と感動がまだおさまりません。

 

 

そして、それは世界中の人も同じ。

 

私の友人知人の間でも、Twitterやその他のSNSでも

 

彼を賞賛する声で溢れています。

 

 

こんな嬉しいことがあるでしょうか!

 

笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き

 

 

でも、まだ幕は開けたばかり。

 

 

 

 

 

 

 

さて、ショパンコンクールが開幕したばかりの時にアップされた牛田くんのインタビュー。

 

 

↓こちら

 

 

 

 

 

耳を凝らし、紙に書き留めて、辞書を引き引きしてみたものの

 

レベルの高すぎる彼の英語力に

 

全貌が分からず悔し涙を流したのは私だけじゃないはずえーん

 

 

 

 

 

 

 

皆さま、朗報です!

 

 

素晴らしい英語力の持ち主、牛田ファンのHさんが、なんと、全文を文字起こしして、日本語に訳して下さいました!

 

 

 

Hさんの才能とご協力に感謝しつつ、こちらで紹介させていただきます。

 

 

 

 

 

< 和訳 >

 

日本から来た牛田智大です。


このコンクールでショパンの音楽を学び、ショパンに集中し、素晴らしい観客の前で演奏することは、私にとって最高の機会だと思っています。




Q.ピアニストとして何が最も難しいことですか?


ピアニストとして最も難しいことですか。ピアニストとしてだけではなく、音楽家として、それは楽譜にある情報をまとめることです。

なぜなら楽譜の中にはたくさんの情報があります。例えば、音楽記号・和音・多声・ペダル等です。

もちろん、これらは重要で、すべてを演奏に取り入れる必要がありますが、音楽にとってはそれほど重要ではありません。

私は音楽の最も重要な要素は、哲学、概念、構成などだと考えています。

もちろん、私たちは楽譜にある細かい記号について考える必要がありますが、演奏の際にそれらすべてを調和させなければなりません。

その点がピアニストや音楽家にとって、とても難しいと思っています。



Q.フレデリック・ショパンの音楽と初めて接した時のことを覚えていますか?


私が子どもの時、舟歌は私にとって子守歌のようなものでした。

そのため、この曲は私にとってとても大事なものであり、懐かしい感情を思い起させます。



Q.新型コロナウィルスのパンデミックの中、どのようにコンクールへの準備をしたのですか?


沢山の本を読むことができました。

そして音楽とは何か、人生とは何か、そしてもちろんショパンとは何かについて考えることができました。

また、沢山のヨハン・セバスティアン・バッハの曲についても勉強することができました。

バッハの音楽は私の技術を向上させる助けになりました。

私にとっても、興味深く、幸せな日々となりました。



Q.フレデリック・ショパンに何を聞いてみたいですか?


ショパンに質問できるなら、楽譜に矛盾したものがたくさんあることについて聞いてみたいです。
例えば、クレッシェンドの頂点の直前に書かれている小さなディミニュエンドの意味は何なのかです。

ショパンの楽譜には、矛盾した記号や音符がたくさんあります。

なので、音楽の解釈について聞いてみたいです。

 

 

 

 

 

Hさん、分かりやすく素晴らしい和訳、本当にありがとうございます!

 

話し言葉なので、英語の繰り返しがあったり、言いよどんだりした部分もあり、

そこは愛と想像力でカバーしました、とのこと(^^)

 

牛田くんの過去のインタビュー記事などを参考にして翻訳されたそうです。
 

 

 

 

 

ああ、皆さま!笑い泣き

 

やっとスッキリしましたね!

 

これで、牛田くんが一生懸命伝えようとしてくれた言葉を、しっかり受け取り咀嚼することが出来ますね!笑い泣き笑い泣き笑い泣き

 

 

英語のレベルも高ければ、話の内容もまたハイレベル。

 

ピアニストとして、音楽家として、彼がどれだけ真剣に音楽と向き合っているか、

 

どれだけ頭の中が音楽を追究することでいっぱいなのかが伝わってきます。

 

 

コロナによる緊急事態宣言下、自粛生活を強いられていた頃

 

予定していた彼の数々のコンサートが中止や延期になりました。

 

そんな中、読書やバッハの曲を演奏することで、彼は自分の演奏を、内面・技術共に、より深く高度に磨き上げていたのですね。

 

本当に、素人の私にも分かるくらい、この1年半で彼のショパンは進化しましたから。

 

コロナ禍で、芸術分野の価値や役割が揺らぎそうになっていたとき

 

彼が音楽の力を信じて、日々研鑽を重ねていたことが実感出来ます。

 

 

 

そして、子供の頃、自分にとって子守歌のようだったという『舟歌』。

 

きっともうすぐ、世界は彼の演奏で時空を超えためくるめく旅にいざなわれることでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

こちら、Hさんが文字おし起こし下さった英語です。

 

 

 

I’m Tomoharu Ushida from Japan.


I think the opportunity for a study and a focus for Chopin’s music for this competition and a performance to great audience is a wonderful opportunity for me, I think.


What is the most difficult part of being a pianist?


The most difficult thing for a pianist, not only for a pianist, it’s for all musicians, 

it is integrating information in the score. Because in the score,

 there are so many information, for example, expressive symbols, harmonies, polyphonies, pedal, and etc.

 Of course, it is very important and we have to include all of them to our performance,

 but it is not so important thing for music.

 I think the most important factor for music is like philosophy and conception and structure. Of course, we have to think about detailed symbols in the score,

 but I have to integrate all of information to our performance,

 so it is very difficult for pianists and difficult for musicians, I think.


Do you remember the first contact with the music of Fryderyk Chopin?


When I was a child, Barcarolle was like a lullaby for me in my childhood, 

so that piece is very important and that piece makes me like nostalgic expression for me.


How did you prepare to the competition during the COVID-19 pandemic?


I was able to read a lot of books, and I think about what is music or what is the life and what is Chopin, of course. Also, I was able to study a lot of pieces by Johan Sebastian Bach. 

So, Bach’s music, it helped me to make a progress in my ability, and it was so interesting and happiness days for me.


What would you ask Fryderyk Chopin about?


If I could ask a question for Chopin, I would like to ask him about many paradoxes and the score in his music.

 For example, what is the meaning of the small diminuendo written just before the climax of crescendo, for example.

 In his score, as there are many paradoxes of symbols and notes, so I would like to ask him his interpretation for his music.

 

 

 

 

 

おおーっ!

 

こうやって、実際読んでみると、めっちゃ分かりやすい!笑い泣き

 

つまり、彼の発音が、どれだけ素晴らしいかってことでもありますね。

 

 

そして、次々投げかけられる質問に対して、臨機応変に、的確な単語を使って表現していること。

 

ちゃんと伝えたいエッセンスを伝えていること。

 

 

あらためて、凄いなあ、牛田くん!

 

 

 

 

 

 

 

 

ショパンコンクールのホームページに掲載されているプロフィールについても訳して下さいました。

 

 

Born on 16 October 1999 in Fukushima, Japan. He is currently a student of Fumiko Eguchi and Artem Agazhanov at Showa University of Music (Piano Art Academy) and Kurashiki Sakuyo University in Japan. He has also been advised by Alexander Versinin, Bronisława Kawalla and Koji Shimoda. He has won second prize in the Hamamatsu International Piano Competition and first prize in the Hamamatsu International Piano Academy Competition. He has performed in the presence of the former Crown Prince (now His Majesty the Emperor) of Japan. He has worked with such ensembles as the NHK Symphony Orchestra, Tokyo Symphony Orchestra, Vienna Chamber Orchestra, Russian National Orchestra and Warsaw Philharmonic Orchestra.

 

 

1999年10月16日日本の福島に生まれる。現在日本にある、昭和音楽大学(ピアノアートアカデミー)、くらしき作陽大学で、江口文子、アルチョム・アガジャーノフ氏の生徒として学んでいる。
また、アレクサンダー・ヴェルシーニン、ブロニスワヴァ・カヴァラ、および下田幸二氏からの指導も受けている。
浜松国際ピアノコンクールで第二位、浜松国際ピアノアカデミーコンクールで第一位を獲得した。日本の先の皇太子殿下(現在の天皇陛下)の臨席のもと、御前演奏を行ったことがある。NHK交響楽団、東京交響楽団、ウィーン・カンマー・オーケストラ、ロシア・ナショナル管弦楽団、ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団等のオーケストラと共演した。

 

 

 

 

 

Hさん、心より感謝申し上げますキラキラ

 

 

 

 

 

 

 

 

昨年5月に浜松国際ピアノコンクールのホームページで紹介された牛田くんのメッセージも、Hさんが文字起こしをしてくださいました。

 

 

コロナの感染が広がり、世界中が陰鬱な空気に包まれていた時

 

演奏家が舞台で演奏することが叶わず

 

人々が演奏会に足を運ぶことも出来ず

 

もどかしく不安な中で殺伐としていた時

 

 

寄り添うように温かなシューベルトと、牛田くんの力強いメッセージは

 

暗く沈んだ心に灯りをともしてくれました。

 

 

 

 

そのときの記事を今一度紹介させていただきます。

 

 

 

やばっ。

 

読み返したら泣けてきました…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本日、のタイムスケジュールです。

 

 

【一次予選4日目 モーニングセッション】


17:00 Aleksandra Hortensja Dąbek (ポーランド)25歳


17:30 Alberto Ferro(イタリア)25歳


18:00 古海行子(日本)23歳


18:30 Alexander Gadjiev(イタリア)26歳


---(休憩)---


19:30 Avery Gagliano (アメリカ)20歳


20:00 Martín García(スペイン)24歳 


20:30 Eva Gevorgyan(ロシア/アルメニア)17歳


21:00 Jorge González Buajasan (キューバ)27歳


21:30 Joanna Goranko (ポーランド)20歳

 

 

 

↓ライブ配信はこちらから

 

 

 

 

 

【一次予選4日目 イブニングセッション】

 

0:00       Chelsea Guo(アメリカ)20歳


0:30      Eric Guo (カナダ)19歳


1:00       原沙綾(日本)22歳


1:30       Yifan Hou(中国)17歳

 

---(休憩)---


2:30      Wei-Ting Hsieh (中国)17歳


3:00       五十嵐薫子(日本)27歳


3:30       今井理子(日本)20歳


4:00       伊藤順一(日本)30歳

 


 

↓ライブ配信はこちらから

 

 

 

 

 

 

公式サイト

 

 

 

 

 

 

 

 

< 追記 >

 

 

一次予選2日目 イブニングセッション バッグステージの動画です。

 

14秒くらいから牛田くんが登場します。

 

 

 

 

 

 

 

可愛い!ラブ

 

 

 

教えて下さったファン友さん、いつもありがとう!