2020年3月26日 

牛田智大 ピアノ・リサイタル

 

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この知らせを初めて知った時の 胸の震えを今でも覚えています。

 

 

 

 

 

サントリーホールでのソロリサイタルは

 

音楽家にとって夢の舞台だと思います。

 

 

 

 

 

 

 

5年前、ここサントリーホールで行われたユンディ・リのリサイタルの時

 

会場で渡されたチラシの中に見つけたこれ。

 

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15歳の牛田くんのオペラシティでのリサイタルのお知らせ。

 

 

胸がいっぱいになりました。

 

 

幼い牛田くんがピアノに憧れ、ピアニストを目指すきっかけとなったユンディ。

 

そんな彼のリサイタルで 

 

会場は違えど、牛田くんのリサイタルのチラシが配布されるなんて!

 

 

一流の演奏家が立つ舞台、サントリーホール。

 

きっといつか牛田くんもここでソロリサイタルを…キラキラ

 

 

 

牛田くんはいつも本当に真剣に音楽と向き合い

 

着々と実績を重ねて

 

20歳にしてとうとう実現するサントリーホールでの初ソロリサイタル。

 

 

 

チケットの売れ行きも上々。

 

関係者席まで追加販売!

 

 

ああ、なんて素晴らしい…笑い泣き

 

 

 

 

 

それなのに…。

 

 

 

 

 

 

ねえ、誰が予測していたでしょう?この事態。

 

 

突然出現した、わけわかんないウィルス野郎。

 

大型台風の如く、徐々に勢力を広げ

 

ここまで世界を大混乱に陥らせるとは!

 

 

 

日に日に増える感染者の数。

 

1日ごとに変わる国の施策。

 

強まる自粛モード。

 

 

 

各地のイベントの中止や延期の話を聞くたびに

 

ああ、お願い。どうか無事に開催できますように。

 

そう祈ったのは 牛田ファンだけでなく、

 

あらゆる音楽や芸術、スポーツやイベントを楽しみに過ごしてきたすべての人達だと思います。

 

 

 

やむを得ないコンサートの中止に

 

出演者、開催者、関係者は どれだけ迷い、悩み、辛い決断をしてきたことか。

 

 

 

 

そんな中で、この牛田くんのリサイタルが開催されるという話は

 

ちょっと信じられない思いでした。

 

 

私達の見えないところで、様々な経緯、協議、葛藤があったことでしょう。

 

ほかでもない初めてのサントリーホールでのソロリサイタル。

 

なんとか無事に開催させたい。

 

夢の舞台に立たせてあげたい。

 

事務所や関係者のそんな思いもあったかもしれません。

 

私もそう思ってました。

 

 

 

けれど想像を遥かに超えて勢いを増すコロナの感染。

 

 

中止や延期の発表が、いつ出るだろうと

 

気をもんでいたのはみんな同じでしょう。

 

「それでもやるの?」と怒りを覚えた人もいるでしょう。

 

 

一緒にこの日を楽しみにしていたファン友さん達も

 

様々な理由で一人、また一人と泣く泣く断念しました。

 

「払い戻しはしない。寄付する。私の心は客席に座らせる。」

 

ご高齢のご家族のために断念したファン友さんの言葉です。

 

 

 

 

何も考えなかった人、悩まなかった人など一人もいないと思います。

 

 

 

 

だけど、やると言うのなら、私は行くつもりでした。

 

 

様々なリスクを冒して牛田くんが舞台に立つのなら

 

私の中で「行かない」という選択肢はありませんでした。

 

 

 

都内在住で、新幹線や飛行機に乗るリスクもなく、

 

家族に病人や高齢者もいない。

 

私のような人間が行かなかったら、一体誰が行くの…?

 

 

 

無責任かもしれません。

 

患者さんとの接触がないとはいえ、私は病院勤務です。

 

どんなに元気でも感染していないなんて言いきれない。

 

道中の電車や会場で感染しない保証はない。

 

牛田くんにも職場にも家族にも迷惑をかける可能性がある。

 

 

 

だけど、牛田くんのサントリーホールの初リサイタルを

 

祝福したかった。

 

涙を飲んで行かないと決めたファン友さん達や

 

遠くから思いを馳せて心配しているファンの方達の心も一緒に連れて行きたかった。

 

みんなの分もしっかりと、全身全霊で聴きたかった。

 

 

 

でも、制約と空席だらけの会場で

 

「ブラボー!」の掛け声さえも禁止された状態で、

 

牛田くんが晴れの日を迎えることがたまらなかった。

 

 

 

孫悟空みたいに分身の術を使って

 

客席を埋めつくせたらどんなにいいだろう。

 

 

あ、だめだ。人が密集しちゃダメなんだ。

 

 

…何?このジレンマ。(T_T)

 

 

 

 

 

東京オリンピックの延期が決まり、

 

前日の夜の東京都知事の会見。

 

 

それでも、やるの…?

 

ならば私はやっぱり行く。

 

マスクも除菌もしっかりして、絶対絶対菌をもらわないように。

 

 

 

 

危険を冒して行くファンが牛田くん思いの素晴らしいファンだとか

 

これはもう、そういう次元ではないです。

 

 

 

この時SNSで、様々な書き込みがあったことを

 

あとになって私は知りました。

 

 

中止や延期を求める声。

 

事務所に対する非難。

 

国への不満。

 

 

私のように行くことを決意していた人も含め

 

意見やスタンスは違っても

 

どれもみんな根底に流れるものはひとつ。

 

 

牛田くんへの愛。

 

 

 

牛田くんを守りたい。

 

牛田くんを祝福したい。

 

満席の会場で拍手を浴びて欲しい。

 

 

 

 

 

 

当日になって発表された延期の知らせ。

 

「まさか?」という思いと

 

「やっぱり」という思い。

 

 

こんなにギリギリになって発表するなんて

 

事務所も牛田くんも、どれだけ悩んだことでしょう。

 

 

ジャパンアーツのツイッターには、

 

深夜まで協議を重ねたと書いてありました。

 

 

牛田くん、悩んで悩んで、眠れない夜を過ごしたんだね。

 

牛田くんが守られてよかった。

 

そして、牛田くんが聴衆を守ってくれたんだね。

 

ありがとう。ありがとう。

 

 

 

誰も悪くない。

 

みんなが模索して最善だと思うことをした。

 

悩んだり、抗議したり、諦めたり、決意したり…。

 

 

でも私は悔しい。

 

20歳の牛田くんが、こんなに悩まなければいけなかったことが。

 

 

そして、すべての人の様々な決断が

 

どれもすべて自分だけのためじゃないってこと。

 

家族に感染させないように。

 

みんなに迷惑かけないように。

 

牛田くんが守られるように。

 

そのことが、なんだかとてもせつないです。

 

そして、みんなのことが、とてもいとおしいです。

 

 

 

当たり前だと思っていたコンサート一つ一つが

 

どれほど貴重でありがたいものだったのか。

 

 

 

 

延期になりましたというお知らせのツイートを

 

牛田くんは、どんな思いで書き込んだんだろう…。

 

 

 

中止じゃなくて、延期です。

 

日程も8月31日に決まったそうですね。

 

 

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最良の決断だと思います。

 

牛田くん、スタッフ様、本当にお疲れ様でした。

 

ありがとうございました。

 

 

 

 

牛田くんのツイートに対するフォロワーの方のリプライを

 

一人ずつじっくり読みました。

 

どの方の言葉も愛と優しさに溢れてます。

 

牛田くんは、たくさんのたくさんのファンに愛されています。

 

 

 

ある方のリプライにありました。

 

サントリーホールに立ち寄って、公演のパンフレットをもらったら

 

牛田くんの赤ちゃんの頃からの成長の記録が4ページにわたって載っていた、と。

 

 

泣けました。

 

当初なんの曇りもなく、このパンフレットが作られたのだと思うと

 

なんだかせつなくて、泣けて泣けて仕方ない。

 

 

おとといも昨日も眠れない夜を過ごしたけれど

 

牛田くんはその何百倍も辛い思いをしたでしょう。

 

 

牛田くん、今どんな気持ちでいるのかな。

 

大丈夫。みんながついてるよ。

 

みんなで一緒に乗り越えようね。

 

 

 

はい。ホットミルクをどうぞ。

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2020年8月31日。

 

 

世の中からコロナが消え去って

 

人々の顔からマスクがはずされて

 

満席の客席の片隅から

 

指が折れるほどの拍手を贈りたい。

 

声が枯れるほどのブラボーを贈りたい。

 

今度こそ、堂々と晴れの日を迎えて欲しい。

 

 

すべてのファンの願いです。

 

 

 

 

 

 

 

松任谷由実

「守ってあげたい」

 

So,you don,t have to worry,worry,

 

守ってあげたい

 

あなたを苦しめるすべてのことから

 

Cause I love you.

 

 

 

 

ガーベラガーベラガーベラガーベラガーベラ

 

 

最後に、私事で恐縮ですが、

 

3月26日でブログ開設からまる6年が経ちました。

 

 

最初は大人になって再開した(はずの)

 

拙い私のピアノ練習日記をひっそりと綴るはずでしたが、

 

気が付けば暑苦しいほどの牛田愛満載ブログに…(;^ω^)

 

 

私のブログを読んで、

 

ほっこりしたり、くすっと笑って元気になってくれる人がいたらいいな、

 

と、思って始めたブログでしたが、

 

それはとんでもない思い上がりでした。

 

皆さまに癒やされたり、励まされたり、

 

元気をいただいているのは

 

いつも私の方です。

 

 

ブログを通して出会えたたくさんのかけがえのない人たち。

 

いいね!やコメント、メッセージを下さる方たち。

 

記事を読んでくださる方々。

 

心から感謝申し上げます。

 

 

みなさまが、いつも幸せでありますように。

 

 

愛をこめて。