牛田智大くん デビュー7周年おめでとう! | 耳をすませば

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外を歩くと どこからか沈丁花の香りがしてきます。

 

 

寒かった冬が終わりを告げ

 

新しい生命が芽吹き始める7年前の3月14日

 

12歳のあなたはまるで空から舞い降りた天使のように

 

私達の前に姿を現しました。

 

 

牛田智大くん。

 

史上最年少、12歳でクラシックピアニストとしてデビュー。

 

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ピアノが大好きで大好きで

 

常に努力を惜しまず

 

全力で前進し続けてきた牛田くん。 

 

 

 

私が初めてあなたのピアノを生で聴いたのは

 

あなたが13歳。中学2年生の時。

 

 

 

小さな体が紡ぎ出す途方もなく深い音色。

 

13歳にして、会場の空気を支配してしまう求心力。

 

音楽に向き合う真摯な姿勢。

 

美しく可憐なステージマナー。

 

 

 

あの時の衝撃。

 

自分の中で「クラシック音楽」の扉が大きく開き

 

鮮やかな彩りを持った音楽が私の人生に飛び込んできたあの瞬間。

 

今でも忘れません。

 

 

 

久しぶりにあの時のリサイタルのプログラムを出してみました。

 

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私がすっかり魂を奪われた当時のプログラム。

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そして、ページをめくるとこんな質問コーナーが。

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あらためて読み返して、胸がいっぱいになりました。

 

Q.これから取り組みたいレパートリー

A.ロシアの作曲家の作品。チャイコフスキー、ラフマニノフ、スクリャービン

  いつかラフマニノフのピアノ協奏曲第2番と第3番を弾いてみたいです。

 

Q.行ってみたい国

A.ポーランド

 

 

あれから数年の年月を経て…

 

牛田くん、着実にロシア作品に取り組み、深め、アルバムを出し、

 

ラフマニノフピアノ協奏曲は第2番も第3番もオーケストラと協演し、

 

第2番にいたっては、浜松ピアノ国際コンクールの本選で物凄い演奏をして世界中を震わせ、涙させました。

 

 

そしてポーランドにも足を運び、ショパン音楽大学で学び、浜コンでワルシャワ市長賞まで獲得しています。

 

 

 

牛田くん、見事に夢を実現しています。

 

 

 

 

デビューから7年。

 

 

7年ってすごいですね。

 

そんな中で、少しもブレることなく

 

ピアノに向かい、作品を掘り下げ、自分の音楽を追求し続けてきた牛田くん。

 

 

最近ではfacebookやインスタで牛田くんの日常を垣間見せてもらい

 

愛猫りおちゃんとの微笑ましい様子も見せてもらい

 

より近くに牛田くんを感じることが出来ました。

 

 

 

特に10代最後のこの1年は

 

牛田くんの努力の結晶が大きく実を結んだ年となりましたね。

 

 

浜松国際ピアノコンクールで堂々の第2位。

 

日本人最高位。聴衆賞。ワルシャワ市長賞。

 

そして先日発表された、出光音楽賞受賞。

 

 

牛田くんの努力と挑戦が見事に実を結んだこと

 

牛田くんの音楽がちゃんと評価されたこと

 

そして、より多くの人達が牛田くんのピアノを聴く機会が増えたことが

 

ファンとして本当に嬉しいです。

 

 

牛田くんを応援し、成長を見守ると共に

 

深く、深く尊敬しています。

 

 

 

3月に入って始まった久しぶりのリサイタル。

 

曲目が当初と変わり、ショパンのバラード1番と24の前奏曲に変更になっていますね。

 

 

これも、牛田くんの自信の現れだと思います。

 

 

3月2日に越谷で久しぶりに牛田くんのリサイタルを聴いて驚きました。

 

そこにいたのは、自信と風格を兼ね備えた、まるで巨匠のような19歳のピアニスト。

 

そして、圧倒的な音楽がありました。

 

自分が手に入れた極上の音楽を

 

聴衆と共に分かち合いたい、という誠意と真心を感じました。

 

 

牛田くん、あなたの好きなようにやってください!

 

どこまでもついていきますから。

 

あ、でも、大阪では久しぶりの「セレナーデ」聴きたいなあ(〃▽〃)

 

ショパンの「木枯らし」も、いつか絶対聴かせて欲しいなあ(〃▽〃)

 

 

でも、慌てる必要はありませんね。

 

牛田くんのピアニスト人生は、まだ50年、60年と続くはずですから。

 

あ、マズイ。その頃私、お墓の中だお墓あせる

 

 

でも、牛田くんはちゃんと見据えてると思うんです。

 

50年、60年先の自分とピアノのことを。

 

13歳の牛田くんが、しっかりとその夢を実現したように

 

19歳の、20歳の牛田くんも、着実に夢を実現していくことでしょう。

 

 

 

デビュー当時は、あちこちのメディアに出ていた牛田くん。

 

そして、そのことを中村紘子先生に指摘され、

 

タレントではなく、正統派ピアニストとして歩いていこうと強く誓った牛田くん。

 

 

でもこれから、牛田くんがメディアに出る機会はどんどん増えていくと思います。

 

けれどそれは、アイドルやタレント扱いではなく

 

実力派の正統派ピアニストとして。

 

 

それゆえに感じる重責もきっとあるでしょう。

 

でも、知ってます。

 

牛田くんは、そんなものには負けません。

 

 

 

牛田くんがデビューした3月。今年はちょっと特別ですねラブラブ

 

 

20日にはCDも発売されます。

 

 

そしてこの日、20日の深夜2:35~、日本テレビの『読響シンフォニックライブ』にて、コバケンさんとの熱きチャイコンが放送されます。

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かと思えば、21日は、横浜みなとみらいでリサイタル。

 

 

 

 

 

牛田くん。

 

あなたはもう、私達がハラハラしながら見守る必要なんてない

 

立派な大人の演奏家になりました。

 

 

 

ここまでの道のり、本当にいろんなことがあったね。

 

 

 

あなたが演奏するたびに

 

まるで種を蒔き、花を咲かせるようにファンが増えていきます。

 

今は日本中に。

 

やがて世界に!

 

 

 

 

なんだかまとまりのない文章になってしまいました。

 

 

 

でも、最近強く感じるんです。

 

 

元々手の届かないところにいた牛田くんが

 

いよいよ本当に手の届かない世界に行ってしまったんだなあ、って。

 

それはファンとして、少しの胸の痛みを伴う大きな歓びでもあります。

 

 

牛田くん…。

牛田くん…。

牛田くん…。

 

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デビュー7周年おめでとう!

 

 

 

今日もあなたのピアノに、癒され、励まされ、生きる力をもらっている人がたくさんいます。

 

 

 

どうか、どうか、

牛田くんの人生が

音楽と愛と歓びに満ちたものでありますように!

 

 

 

心からの感謝と尊敬をこめて。