このたび牛田くんのニューアルバム「展覧会の絵」のパッケージについていたシールで、スペシャルイベントの応募をしました。
「当選者には10月7日までにメールします」とあったので、締め切りの10月3日を過ぎてから毎日ソワソワ。
なかなか当選メールが届かず、ヤキモキしていた10月7日のお昼前。
キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!
それにしても、イベントの2日前に、やっと当選通知のメールを送ってくるなんて、ユニバさん、気を持たせすぎです!ヽ(`Д´)ノ(ま、当たったから許す)
大阪のイベントは、落選してもサイン会に参加出来るとのことで、最初からサイン会に参加するつもりでザ・シンフォニーホールのコンサートに続き、大阪に1泊。
これ、かなり前から予定して、ホテルも押さえてあったのですが、3週間ほど前になって夫のジャックが衝撃の告白。
「この日、社員旅行で、自分幹事なんだよね。」
Σ(=°ω°=;ノ)ノ
って、オイ!
聞いてないよーーーっ!
ヾ(。`Д´。)ノ
てか、一緒に大阪のホテル探してくれてたじゃん!(TωT)なしてー?
(どうやら本人も自分の社員旅行と私の大阪がカブることを忘れてたらしい。コラ!)
この春中学生になったとはいえ、娘をまる2日、たった1人で家に置いておくわけにもいかず、
巷は3連休で、みんなそれぞれに家族の予定があるはず。
超ダメモトで、友人グッジョブに娘をお泊りさせてもらえないかとおずおずと打診してみたところ、
「いいよ~。」と快いお返事。
。゚(T^T)゚。ああ、もう神すぎる。。。![]()
幸運なことにうちの娘とグッジョブの娘、とっても仲良しなんです。
そんなわけで、参加出来ることになりました。
牛田智大2016年10月9日実施スペシャル・イベント
“Happy 17th birthday!”
会場:カワイ梅田 コンサートサロン・ジュエ
ファン智さんと泊まったホテル(なのか?アレは)をチェックアウトの時間より早く出発したはずが、慣れない大阪の街。
コインロッカー探したり、あれこれやってたら昼食を取るために入った店で時間がほとんどないことに気付く。
会場への行き方もまだよく分からない。
「10分間だけ」と決めて食事をかきこみ、店員さんに会場までの行き方を教えてもらって、走った走ったー!![]()
なんとか無事に着いた会場。
既に整理番号順に並び始めてました。
受付で、当選メールの証拠を見せ、応募シールを提出し、番号順に会場の中へ。
コンパクトな会場には舞台にカワイシゲルのピアノが置かれ、ピアノに向かって並んだ3列(一部4列)のフカフカの赤い椅子。
なんとも高級感漂う会場の雰囲気です。
今回バースデーイベントということで、希望者には牛田くん宛てのメッセージカードも配布されました。
まずはカワイの店員さんから挨拶があり、いつもイベントで司会を担当するユニバーサルの美しいお姉さんの手にマイクが渡りました。
挨拶と諸注意、大阪でコンサートを行ったことは何度もあるけれど、イベントを開催するのは今回が初めてでとても嬉しい、という趣旨のことをおっしゃって、では、さっそく牛田くんを呼んでみましょう、と。
呼びかけに応えて、ピアノの後ろ側のドアから笑顔で登場した牛田くん。
今日はジャケット姿。ネクタイは紺地に白のストライプです。
会場に向かってお辞儀をすると、そのままピアノの前に座り、弾き始めたのはグリンカの「ひばり」。
黒光りするカワイシゲルのピアノから、やや硬質で重厚感ある音色が響き渡ります。
優しくて、せつなくて、いとおしくて、
小さな小さな命だけれど、その魂が大空へ羽ばたく様は壮大で、
少人数の聴衆の前でも、決して手を抜かない、牛田くんの心のこもった演奏に胸を打たれました。
演奏が終わると立ち上がり、つむじが見えるくらい深々と丁寧に頭を下げました。
そしてお姉さんからマイクを渡された牛田くん。
コンパクトな会場を見渡して
「マイクいらないくらいですね(笑)」と。
冒頭の注意事項の中で、演奏中の写真撮影はNGだけれど、トーク中ならOKとのことでしたので、客席からはいくつものシャッター音が。
以下トークの内容ですが、ワタシ、スズメの脳みそくらいしか記憶をつかさどる海馬がないと思われますので(^_^;)、うろ覚えのところだけ書きますね。
他のファン智さんが、詳しく載せてくれると思いますので、エッセンス程度にお読みください。
マイクを持った牛田くん、とてもリラックスしている様子で、「トーク慣れしてきたなあ」という印象を持ちました。
お姉さんから、
「4日前から大阪にいらしてるそうですが。」
とふられ、
「1日目、2日目はリハーサルで、2日目は公開リハーサルでした。リハーサルで人に見られることが普段はないのでとても緊張しました。」
「この中にも公開リハーサルに行かれた方いらっしゃいますか?」
というお姉さんの問いかけに、数人が手を上げました。
それを見て、
「ああ、知ってます。見たことある顔がいるなあ、と思いました。」
と牛田くん。
「今、グリンカのひばりを演奏してくださいましたが、牛田くんは鳥が好きなんですか?」
「はい。一時は鳥の曲ばかり集めて弾いていた時期もあります。」
あと、ロシア文学についても尋ねられ、
「知ってるのと知らないのとでは大きく違うので読んでおいた方がいいと思うんですけど、なかなか…(苦笑)」
「今回発売された『展覧会の絵』は、ライナーノーツに牛田くんの文章で解説が載ってましたね。」
「はい。最初は担当の人に訊かれて1曲ずつ説明してたんですけど、『なら、自分で書いて。』と言われて(笑)」
「この展覧会の絵は、中学校くらいまではどちらかというと嫌いだったんです。
聴いてると途中で眠くなっちゃったんですけど、高校生になってこの曲が好きになって涙が出るくらい感動しました。
“死をもって成長する”という考え方もあるんじゃないかな、と思って。
僕のように途中で眠くなる人も楽しめるようにと思って考えて演奏しました。」
16歳にして、「死をもって成長する」という境地にたどり着くなんて、やっぱり牛田くん、只者じゃない。
マイクを片手によどみなく話す牛田くん。
2年前のイベントでは、お姉さんに質問を投げかけられて、タジタジという感じで答えてたのに、もうすっかり主導権を握って、スラスラと話したいことを楽しみながら話してる。
成長したのは見た目やピアノだけじゃないのね、としみじみ。
こちら、2年前のイベントの牛田くん。
質問してくるお姉さんから無意識に上体を遠ざけるように、始終心細そうにピアノの角を触っていたのが印象的でした。
…って、牛田くん、ちょっと太った?
光の加減でしょうか?あごのあたりがふっくらしているような…。
同じくピアノに手を当てていても、何やら貫禄を感じますね。
これなんて、中小企業の次長クラスって感じじゃないですか?
サラリーマン対象のセミナー講師みたいな(コラ)。
ほかにもこんな表情が撮れました。
「では、また演奏をしてもらいましょう。」
「はい。やはり『展覧会の絵』ということで、『プロムナード』『バーバ・ヤーガ』『キエフの大門』を演奏します。」
そう言ってピアノの前に座り、弾き始めたプロムナード。
乾いた木のような、心地よい音色が小さな空間を包み込みます。
牛田くん自身も、きっと会場の広さを意識しているのでしょうね。
バーバ・ヤーガ、キエフの大門、ホールで聴くいつもの度肝を抜かれるような演奏に比べて、今回は親しみを感じました。
もちろん迫力は満点でしたよ。
演奏が終わると、段取りよくピアノの前に長テーブルと椅子が運ばれ、サイン会の時間に切り替わりました。
1列目に座っている人から順番でサイン会。
いつものリサイタルのサイン会に比べると少人数のため、ゆったりした雰囲気です。
見ていると、牛田くん、一人一人のサインに何やら書き込んでいます。
いただいたサイン
なるほど。日付と「Thank you!」を入れてくれていたんですね(^^)
いつものサイン会では、話しかけるとしても、次々順番が進んでいくので慌ててしまうのですが、今回は落ち着いてお話することが出来ました。
牛田くん、笑顔で丁寧に答えてくれました(*^.^*)
バースデー記念イベントだけあって、プレゼントもたくさん受け取っていました。
それと、今回会場に入る時にアンケートを渡されました。
このアンケート、牛田くんの希望だそうです。
内容は、
「今後演奏して欲しい曲は?」
「CDに収録して欲しい曲は?」
「演奏会でどんなことをして欲しい?」
「牛田智大への質問、意見、アドバイスがあったら書いてください。」
そんな感じの内容だったと思います。
東京のイベントに行かれる皆さま。同じようにアンケートがあると思われますので、事前に考えていかれるとよいかもしれません。
あ、筆記用具も忘れずにね♪
和やかな雰囲気の中開催されたスペシャル・イベント。
牛田くんを身近に感じることが出来て、牛田くんの「より良い音楽を届けたい」という気持ちも伝わりました。
なによりも、牛田くん自身が元気で充足感に溢れ、楽しみながら未来を見据えている様子が頼もしく、とても嬉しかったです。
牛田くんの親御さんやスタッフの方々、ファン智さん達とともに、牛田くんの成長を見守れる喜びをあらためて感じました。
牛田くん、コンサートに続き、イベントお疲れ様でした。
あたたかな雰囲気の素敵なミニコンサートをありがとう。
カワイ梅田さんおよびユニバーサルさん。
このような素晴らしい機会を作ってくださりありがとうございました。
心より、感謝申し上げます。m(_ _ )m






