皆さまこんばんは。



先日、牛田くんの愛媛リサイタルで聴いた、渾身のバラ1と死の舞踏に魂を持って行かれたまま、


只今 ギャランドゥ… じゃなくて、(/ω\)イヤン…


ガランドウの芽々と申します。



すっかりヌケガラとなった私、日常生活に戻ったものの、



脳みそが正常に作動せず(元々…?)


ぼんやりと過ごす日々。



食料を買いにスーパーに行き、ふと気が付けば


日頃はスルーするはずの牛肉コーナーで立ち止まっている。




゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆



牛肉…。


その赤く高貴な姿。


鶏肉よりも軽やかで


豚肉よりも近寄りがたい。


魚介にも、豆腐にも


練り製品にさえ追随を許さない


その冷酷なまでの気高さ。


少し目を離しているうちに


暗く表情を変えてしまう


移ろいやすく気まぐれな顔色。


ああ、牛肉よ…。


タンパク質の誇り高き王者。


その儚げな高慢さ。


今宵あなたに、この手を伸ばしてよいですか?


そっと触れてもよいですか…?



(芽々作 牛田くん 牛肉に捧げる愛のポエム集より)←病状悪化



(イメージ画像) 


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(≧▽≦)(≧▽≦)(≧▽≦)




…はっ!



(//・_・//)



み、皆さま…。


今のポエム、皆さまの記憶の海馬から抹消してくださいね。


(///∇//) ←なら書くな!





…コホン (*v.v)。



さてさて、いつまでもガランドウでいるわけにはまいりません。



今日はわたくし、牛田くんのキャッチコピ-について、検証してみたいと思います。



先月、牛田くんがデビューしてから今日に至るまでの


コンサートチラシを集めた記事を書きましたが、


 牛田くんのチラシコレクション(追記あり)

 牛田くんのチラシコレクションPartⅡ(追記あり)



当時から気になっていものの、ボリュームがありすぎて辿り着けなかった「キャッチコピー」について。


牛田智大というピアニスト、いったいどのような言葉で表現されているのでしょう。



いくつかチラシからピックアップしてみました。




牛田智大12歳。

華麗で繊細なピアニズム。

ラン・ラン・中村紘子も大絶賛!
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まだ世間に知られていないデビュー前のもの。

ラン・ランやぴろ子先生の名前を起用。





衝撃の天才少年ピアニスト 本格的デビュー!

東京 名古屋で大ブレークし、ついに大阪へ!

12歳の天使-驚異のピアニスト

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「衝撃」「大ブレーク」「驚異」「!」マーク。

大阪人の血が騒ぎそう(笑)





少女のような大人。大人のような少年。
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なかなかインパクトのあるキャッチフレーズ。

確かにこのポーズと表情は大人顔負け。





どこまでもやさしく、美しく、澄んだ音色!

日本人クラシック・ピアニストとして、

誌上最年少でCDデビューを果した驚異の12歳!

今、話題の少年ピアニストが早くもKitaraのステージに登場!

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見づらくてすみません…。

こんな長いキャッチコピーがついたものも。




心を込めた音楽の贈りもの!

極めて繊細、美しすぎるピアニズム。

待望のセカンドアルバム発売。
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ご存知セカンドアルバム発売告知のチラシ。

どんな言葉も、この目力ほどに説得力を持つものはないでしょう。





ピュアで新鮮な感性が奏でる、澄んだ音色と豊かな表現力

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縦書き1行の中に、牛田くんの魅力がギュっと濃縮されてます。





日本ピアノ界の寵児、その歴史に新たな一歩を刻む!
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「日本ピアノ界の寵児」!

ワタクシ、この言葉に、ぐっとハートを掴まれました!







ピアノを弾く喜びを全身で表現する恐るべき14歳!

昨年の公演は完売!天使のような優しく澄んだ音色は、

聴くひとの心をも清らかにします。

今とても興味を持ってい取り組んでいるロシア音楽と、

誰もが知っているショパン・モーツァルト、リストの音楽で、

貴方の心を癒します。

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地元愛知のチラシの文面。

牛田くんに対する深い愛情と理解を感じますね。





年齢を超越した才能、うしだともはる14歳。

壬生での初リサイタル!
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「年齢を超越した才能」…新鮮な響きです。

「うしだともはる」と、ひらがな書きなのも、なんかイイですね。

(^O^)/「ともひろ」じゃないんだよ~





弱冠12歳でメジャーデビューを果たした驚異のピアニズム。

2年の時を経て、いっそうの輝きをますピュアな感性の行方。

日本ピアノ界に衝撃を与えているその才能を、いまここポポロで聴く。

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おお!こちらもなかなかの長文。素晴らしい!(*^o^*)






ついにあの天才ピアニストが愛媛で初のリサイタル!

2013年3月、日本人ピアニストとして史上最年少となる歳でデビューし、

類まれなる才能と透き通るほど純粋な感性で驚くべき成長を続ける牛田智大。

心に浸み込むような美しき旋律がホールに響く2015年最初の大注目公演!!
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うわ~♪ こんな素敵なこと書いてあるのに、ちゃんと読んでなかったー(///∇//)







聴く者の心を清らかにするピュアで瑞々しい感性!

音楽の喜びがここにある!!
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ライターのみなさん、さすがプロ!

はい。その通りだと思います(*^.^*)







奇跡の神童

瑞々しきピアニズム

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みなさんに評判のいいブルーの美しいチラシ。

キャッチコピーは意外とシンプル。






若干15歳の天才ピアニスト
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あのー、これ「弱冠」の間違いではないでしょうか…?

こんなミスするなんて、若干驚いたわ…(;^_^A




中には牛田くんについての表現が全くないチラシもいくつかありました。



牛田くんを表現する言葉として…



デビュー前は、


「12歳」

「ランラン、中村紘子氏も大絶賛」

「○○コンクール史上最年少優勝」


などの表現で、彼を紹介し、


テレビの露出が増えて、知名度がUPしてくると、


「話題の」


という冠をつけて興味を引く。


( ゜∋゜)フムフム



で、一通り知名度が定着してからの表現は、


「天才少年ピアニスト」

「驚異のピアニスト」

「驚異の○○歳」

「天使」

「神童」

「ピュア」

「優しく美しく…」


などなど。


「天使」「優しく美しく」「聴く者の心を清らかにする」

おおいに納得です!(*^.^*)





では、牛田くん以外の演奏家の方達は、一体どんなキャッチコピーで表現されているんでしょう?




まずは、今、日本で最もチケットが取りにくいピアニストと言われている、辻井伸行さん。

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彼に関するコピーは特になし。

ちょっと意外…。

おそらく、一番最初の頃には、牛田くん同様、彼を紹介する言葉が添えられていたんでしょうね。






では、日本を代表するピアニスト、ぴろ子先生は?

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ない…。


ここまで有名になると、今さら言葉は必要ないんでしょうかね?





ならば、牛田くんのライバル(勝手にライバル視)の奥田弦くんは?

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「9歳のJAZZピアニスト」のみ。


その若さで震災のチャリティーコンサートを行っていたとは

頭が下がりますm(_ _ )m






清塚信也さんなら、なんかキザっぽいキャッチコピーがつくんじゃ…。

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こちらも、なし。


「貴女を虜にする甘い愛の音色」ラブラブ


とかナントカありそうなのに…(笑)


この方、この前テレビで見たら、


「劇団ひとり」+「細川たかし」÷2 ってカンジでした( ´艸`)




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ヤダヤダー!ともくんは大人になっても、こんな「熱愛カップル」みたいなコンサートしないでね!

Y(>_<、)Y(なんという大人げのなさ…)




んじゃ、ユンディはどう?


「ピアノ界のキムタク」キラキラ

とか…?


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比類なき才能と情熱


そっか。チャラいコピーつけたら、逆に失礼よね(^_^;)





ランランには、こんなキャッチコピーが!

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スーパースター

ラン・ラン

21世紀の天才を目撃せよ!

“クラシック音楽の惑星で最もホットなアーティスト”

- ニューヨークタイムズ紙

21世紀のスーパースター降臨!



さっすがーーー!(  ゚ ▽ ゚ ;)


ホラ♪このお茶目な表情ラブラブ

私の友人(通称グッジョブ)は、牛田くんよりラン・ランに萌えるそうです(*^.^*)





金子三勇士さんのデビューリサイタル

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ハンガリーの血をひく若きサムライ

数々のコンクールに優勝!満を持してのデビュー・リサイタル


なんか雑誌の表紙みたい。





こんな長いコピーも見つけました。


福間光太郎さん

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確かな技巧から創り出される繊細なきらめき

水面を揺らす音色はどこまでも優しく

美しい水と森に囲まれた相模湖の地で

この清廉な音楽に耳を傾けよう。



地、水、火、風、空からなる「五輪書」からイメージしたプログラム?

ベーゼンドルファーといい、妙に惹かれます。





シンプルだけど、ちょっと素敵だな、と思ったキャッチコピー。
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鍵盤上の

ハンサム・ウーマン

再来。





ハンサム繋がりで、たまたま見つけたイケメンをご紹介。

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ハープの貴公子


御意。


ハープって女性奏者のイメージしかなかったけど、

ちょっと見てみたい…(///∇//)





イケメン音楽家第2弾!

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トム・クルーズかと思った…。






少々趣旨がズレてきましたので、軌道修正…(;^_^A






初々しいソンジンさん発見。

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とてつもない才能の出現-。






宮田大さんのチラシを見つけたので、3連発でHっぽこPさんにプレゼント。


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どれもとっても素敵なデザインのチラシ。


“大ism”、シリーズ化してるんですね。


早くから頭角を現し数々の国際コンクールを制覇しながら、

時流に流されず、風向きを自分でしっかりと歩んでいる

チェロ界の若手ホープ


だそうです。(^^)





さて、みなさま。


気付けばまたしても長くなってしまった私の記事。


毎度お付き合いくださって、ありがとうございます

m(_ _ )m



今まさに、少年から青年への階段を上っている牛田くん。

(強引に話戻します(〃∇〃) )


そろそろ、「天使」「少年」といった言葉にも、別れを告げる頃かもしれません。


(/_;)/~~


これからの「ピアニスト牛田智大」には、どんな言葉が使われるのでしょうね。



せっかくですので、僭越ながら、私もひとつ考えてみました。(///∇//)




















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もう、天使なだけじゃない。


15歳の情熱の炎が

あなたの心に飛び火する


それはまるで魂の叫び


牛田智大

渾身のピアニズム







ナンチャッテー!

(≧▽≦)(≧▽≦)(≧▽≦)


※リスト「死の舞踏」をイメージしてみました






あ、最後になりましたが大切なお知らせが。




明日は今年度最後の、



くらしき作陽大学モスクワ音楽院演奏コースの公開演奏会音譜



があります。



牛田くん、もしかしたら最後のご出演かもしれません。



射程圏内の方、ぜひとも足をお運びいただき、



ご報告くださいませませ~!


m(u_u)m



→ 公開演奏会






オ・マ・ケラブラブ



見てっ!この長い睫毛!


マッチ棒2本は乗ると思いますよ!(≧▽≦)


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(画像提供:羽毛より軽いフットワークのオンナ、P子)








(^-^)ノ~~