2015年1月12日(月・祝)
愛媛県西予市宇和文化会館で行われた
牛田智大くんのピアノリサイタルに行ってまいりました。
まさかこの年になって、コンサートに行くためだけに、こんなに頻繁に飛行機に乗る日々が来ようとは…。
どうでもいい情報ですが…
この日の私、牛田くんへのリスペクトをこめて、白とっくりを着て行きました。(///∇//)
ペアルック…。(≧▽≦)
…がしかし、離着陸時にかなりの確率で酔ってしまう私。
今回も離陸直後の揺れに内臓を揺さぶられ、体中の毛穴からイヤな汗が…。
暑い…![]()
く、くびが…首が苦しい…![]()
Y(>_<、)Y
孫悟空の頭の輪っかの如く、私の首を容赦なく締め付けるとっくり。![]()
耐えきれず、指でびろ~んと引っ張って新鮮な空気を注入。
ここで一句。
白とっくり 飛行機酔いで びろろろろ~ん
お粗末…
日常的にこんな過酷な白とっくりを着用し、頸部の締め付けに耐えているなんて、
やはり牛田くん、己を鍛えるために人知れず日々苦行をおこなっているに違いない!(`Δ´)
着陸時にも同じことを繰り返し(涙)、松山空港に到着。
バス、電車を乗り継いで会場へ。
会場の西予市宇和文化会館
牛田く~ん! 私また、はるばる四国まで来ちゃいましたよ~っ!\(^o^)/ ←ビョーキなんですよ~っ!
施設内には、こんなレトロで雰囲気のある電話が。
壁にはコワ~い牛さんも。
どんな牛にも反応してしまう病気の私、反射的に撮影。![]()
さて、わりとこじんまりした会場の中へ。
ああ、もうこの建物のどこかに牛田くんがいるんですね…。(///∇//)
舞台中央に置かれたピアノは、いつもコンサートで目にするものより若干小さめ(というか短め)。
サイドにスタンウェイのロゴがないので、よくよく見ると前方にYAMAHAのロゴが。
(あとでスタッフの方に確認したところ、こちらの会場にあるのはYAMAHA CFⅢの1台のみとのこと)
…そっか。いつも牛田くんが演奏に使ってるスタンウェイじゃないのね。(..)
家でどんなに練習しても、コンサートでは初対面のピアノを演奏することがほとんどのピアニスト。
当たり前なのかもしれないけど、これって、実は結構大変なことなんだろうなぁ。。。
この日配られたプログラムは、チラシに曲名を印刷した珍しいタイプのもの。
それぞれの曲の演奏時間も書いてあります。
この日の演奏プログラム
♪ モーツァルト:ピアノソナタ第11番イ長調(トルコ行進曲付)K.331
♪ ショパン:バラード第1番ト短調 作品23
♪ リスト:「死の舞踏」-『怒りの日』によるパラフレーズ S525
・・・・・休憩・・・・
♪ シューマン:トロイメライ
♪ ショパン:「別れの曲」Op.10-3
♪ リスト:パガニーニ大練習曲集より第3曲「ラ・カンパネラ」
♪ ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調 Op.36
会場の照明が暗くなりました。
急に高鳴る心臓。![]()
自分が何かをするわけでもないのに、なぜか何度経験しても慣れないこの時間。
まるで、100mの全力疾走の直後のような激しい鼓動。
回を重ねるごとに酷くなるような…。
いつか心臓発作で死んだらどうしよう…。
でも、牛田くんの近くで死ねるなら本望
(///∇//)(←大迷惑!)
登場しました!
にこやかに、ゆったりと、ピアノの前へ。
髪を横に流し、濃いグリーンのネクタイにいつものベスト姿。
なんだかまた背が伸びたみたい。
美しいお辞儀をして、ピアノの前に座りました。
膝に手を置き、目をつぶり、やがて顔を上げて、静かな集中の時間。
長いタメのあとに、弾き始めたモーツアルトのピアノ・ソナタ11番。
なんて軽やかで丸い音色。
いつものスタンウェイじゃないことを心配したのは、どうやら杞憂だったようです。
楽器がいいから…?それとも牛田くんが演奏してるから…?
演奏に入る前の静寂の時間、いつも音楽の神様と対話しているように見えるけど、
ピアノとも対話しているのかもしれない。
もう二度と、弾くことがないかもしれない、今日のこのピアノとの出会いをいとおしみつつ、
一番美しい音色を引き出すように、心で語りかけながら、
ピアノとおしゃべりしてるのかもしれない…。
きっと、ピアノとの出会いも、牛田くんにとっては「一期一会」なんでしょうね。
会いたかったよ…。
牛田くんのピアノ、聴きたかったよ…。
昨年11月の、京都でのリサイタルの日のことを思い出しました。
仕事でどうしても行けず、仕方ないと諦めたものの、
朝から気になって仕方なく、
何度も時計を眺めては、京都の会場に想いを馳せていたあの日。
きっと今この瞬間も、ここに想いを馳せている人がいる。
来たいけれども来れなくて、何度も時計を眺めている人がいる。
幸運にも今ここで、牛田くんの演奏を聴いている私。
そんな人達の分も、心をこめて、大切に聴こう。
牛田くんの演奏をしっかり受け止めよう。
初披露の昨年9月のリサイタルから、何度も聴いているモーツァルトのピアノ・ソナタ第11番。
今までで一番素敵な演奏だったように思います。
特に弱音の美しさ。
「人間は、緊張するとどうしても音が強くなってしまう」
と、今読んでいる中村紘子さんの本に書いてありましたが、
こんな繊細なピアニッシモを広いホールに響かせることが出来るなんて…。![]()
アップテンポの第3楽章では、細かく肩を揺らしたり、お口をモグモグするような感じになったり、
演奏している牛田くんも楽しそう。
演奏の後、お辞儀をして袖に入っていく牛田くんが、自分でもパチパチと拍手をしている後姿が見えました。
2曲目のショパン バラード1番。
今日の初披露をとても楽しみにしていた曲です。
ピアノの前に座ってから、うつむいて膝に手を当てたり、右手で左腕を触ったり、
片手で顔を覆うようなしぐさを見せたり。
やはり牛田くん自身もプレッシャーを感じているのでしょうか。
今までに見たことがないような、長いタメでした。
初めて彼の演奏を見た人は、「ん?具合でも悪いの…?」と心配になるくらいの長さだったと思います。
実際、小さな咳をしたり、鼻水をすするような場面も。
そして、この長いタメによって相当な集中力を得たのでしょう。
最初の1音の切れのよさと迫力!
一瞬にしてせつないショパンの世界に引き込まれました。
なんて深い、なんてせつないバラード…。
そこにはセンチメンタルな甘っちょろさはなく、
深く険しい「業」のようなものを感じました。
思わず目をつむり、音色にいざなわれるままに、どこまでも身を任せたくなる…。
ラストのフォルティッシモでは、岐阜で見たチャイコンの時のように、
左手の親指・人差し指・中指の3本を合わせて、
高く振り上げた場所から垂直に落とすように弾いていました。
その1音に魂のすべてを込めているかのように。
牛田くんにしか弾けない、牛田くんだけのバラード1番。
見事でした!素晴らしかったです。
そして、いよいよ超難曲のリストの「死の舞踏」。
今度はタメはいっさいなく、すぐに弾き始めました。
この曲のもの凄さ、K茶さんのブログで教えていただいていましたので、
一体牛田くんはどんなふうに演奏するのだろうと楽しみで仕方ありませんでしたが、
皆さま!それはそれは、本当に凄かったです!!
愛知での「戦争ソナタ」初披露の時も、そのうち発火するのではないかと思うような凄まじい集中力でしたが、
今回はそれに輪をかけたような感じでした。
そして、牛田くんの演奏スタイル。
背中を丸めて、鍵盤に顔を近づけて、下から鍵盤をねめつける様な形相(もちろん、物理的には上からですが)。
照明の当たり具合なのか、白い鍵盤が反射しているのか、
私のところから見える牛田くんの真剣な横顔は、瞳と前髪の部分が白く光って見えました。
まるでブラック・ジャックみたい。
時に職人のように、時に悪魔のように・・・
すごい形相で演奏する
こんな牛田くんはじめて!
でもね、ものすごく素敵でかっこいいんです!
左手が地獄の底から響くような主題を奏でながら、
右手はドゥルルル…と狂ったように鍵盤の上を行ったり来たり。
牛田ファンの皆さま!
彼のこの演奏を見ずして死ねませんよっ!!!(`Δ´)
これ、今後彼の代表曲の1つになるような気がします。
あまりの凄さに、またしても魂を抜かれてしまった私。
休憩に入っても抜け殻状態で身動きできず、しばし呆然…。
休憩のあと、登場した牛田くん。
やはり、長いタメのあとで、トロイメライを弾き始めました。
「ピアノの最初の音が弱い音だと、すごく難しいの。
だって、そのピアノがどんな大きさでどんな音を出すのか弾いてみるまで分からないんだもん。」
と、この前娘が言うのを聞いて、ピアノに詳しくない私は、なるほど、確かにそうだと納得したのですが、
本当にそうなんでしょうね。
だから大切に大切に、探るように、最初の1音を紡ぎ出すのでしょう。
(実は、この記事を書いている今、マンションのお隣の部屋からトロイメライが聴こえています。
70代のお隣さんが毎日一生懸命練習してるんです。
私、これを聴くと、いつもとっても幸せで優しい気持ちになります(*^ ^*) )
弾き終わって、拍手をする隙を与えずに、そのまま「別れの曲」、「ラ・カンパネラ」と続けました。
なんというか、ほんの少し、つけ入る隙を与えられなかったような寂しさを感じました。
この日の牛田くんは、全体的に挨拶もあっさりした印象でしたので。
3曲続けて演奏して、袖に入って再び登場した時、手にタオルを持っていました。
白地に紺か黒のラインの入ったタオル。
椅子に座り、そのタオルを口許に当て、ゴホン、とくぐもった咳を2回。
やっぱり風邪ひいてたんだね…。
そして、ラストのラフマニノフ ピアノ・ソナタ第2番。
もうすっかり自分のものにしてしまったという余裕を感じさせる、雄大な演奏でした。
よくよく見ると、右側の頬にポツリ。
ニキビかな…?青春真っ只中だもんね…(*^.^*)
今回の牛田くんの演奏。
どの曲の時も、演奏スタイル・表情が全く違っていて、それぞれに別人のようでした。
バラエティに富んでいて、とっても楽しめました。
ただ、ちょっと体調が今ひとつなのかな?というのが心配でしたが…。
アンコール。
1曲目は、もう牛田くんの名刺がわりとも言える「エディット・ピアフを讃えて」。
何度も聴いているのに、どうして牛田くんが弾くこの曲は毎回こうも人の心の琴線に触れるのでしょう。
ああ私、あと100回でも200回でも、この曲をアンコールのたびに聴きたい。
10年後も20年後も、牛田くんの演奏でこの曲が聴きたい。
きっとそのたびに、違った深さと音色で、私達の心に染み渡ってくるにちがいない。
いい加減、免疫出来てもよさそうなのに、早くも
涙・腺・決・壊…。。゚(T^T)゚。
2曲目は、ショパンのノクターン9-2。
またしても、さっきとは表情を変えて、甘く優しく包み込む音色。
ああ…ここまで聴きに来てよかった。
牛田くんのピアノに出会えてよかった…。
3曲目もありました♪
ニーノ・ロータの「ロミオとジュリエット」。
んもー!智大のやつ、どうしてこうもせつない曲ばかり…。
(ノ_-。)
弾き終わったらそのまま、ふっと微笑を浮かべ、
「よぉーし、じゃあ、特別にもう1曲弾いちゃうね♪」
とでも言うように弾き始めた、極上の「乙女の祈り」。
ああ、また聴けた!世界に2つとない、牛田くんの「乙女の祈り」。
どうしよう。涙が次々溢れてくる…。
我ながら毎度暑苦しい…(//..//)
ありがとう。ありがとう!
拍手で見送りながら、すっかりヌケガラ状態の私。
魂持ってかれた~!
(T_T)
ため息しか出てこなくて、「ため息はだめだよ。」とファン友さんに注意を受けるほどのヌケガラぶり。
だってだってだって~!
…言葉になんない…。(//・_・//)
ヌケガラ状態のまま並んだサイン会。
寒い季節のサイン会の醍醐味は、ダッフルコート姿の牛田くんに会えること♪
皆さま、ワタクシに写真は期待してないとは思いますが、
(違う意味で期待してる人はいるみたいですけど…(T_T) )
まあ、今回もお察しの通りです…。(^_^;)
それでも高知の時よりはかなりマシ(^^)
ね?美しさは伝わるでしょ?![]()
(*^.^*)
サインの順番が来たけれど、緊張のあまり、演奏が素晴らしかったことと、お礼を言うのが精一杯。
最初に牛田くん、小さな声でなんか言ってくれてたんですけど、
もう頭真っ白で…。
あとで少し落ち着いて思い出してみると、こう言ってたみたい…。
「お久しぶりです。」
(ToT)(ToT)(ToT)!
お、おひさしぶりです…。
(≧▽≦)(≧▽≦)(≧▽≦)(≧▽≦)(≧▽≦)(≧▽≦)(≧▽≦)(≧▽≦)
もう、その後の写真は指が震えて、こんなものしか…。
まるで、すりガラスごし…(T_T)
ま、また心霊写真撮っちゃった-。(T_T)(T_T)
もうイヤ…。 (iДi)
でも皆さま、ご安心ください!
今回も、九州のファン友さんという、心強い見方がいらっしゃいました \( ゜∇゜)/
彼女のキャッチコピーは、
「羽毛より軽いフットワーク」 ![]()
では、彼女の撮影した牛田くんをお楽しみくださいませ。
きゃーっ!素敵![]()
(≧▽≦)(≧▽≦)(≧▽≦)
…てか、
どーして指震えないでこんな写真撮れるのーーーっ?!
(T_T)
きっと心臓に毛が生えてるのよー!
しかも、羽毛じゃなくて剛毛よっ!(/TДT)/
いただいたサイン。
せっかくですのでこちらの写真に。
↓
↓
↓
あ、まちがえた(///∇//)
こっちだったー!(≧▽≦)←おいコラ!![]()
ああ、やっぱり来てよかった。四国愛媛。
ご当地名物のじゃこ天と鯛めしで夕ご飯♪
ビールのおかげ(と麦焼酎少々(〃∇〃) )で、帰りの飛行機は爆睡。
おかげで白とっくり安泰。(^^)びろろ~んならず♪
おみやげは、愛媛県今治市のゆるキャラ、バリィさんクッキー。
バリィさんのプロフィール。
焼き鳥のまち、今治(いまばり)生まれ、今治育ちのトリ。
頭につけているのは、来島海峡大橋をイメージしたクラウン。
タオル生地のハラマキをし、手には船の形の財布を持っている。
財布は特注。趣味は食べ歩きと、ハラマキコレクション。
さて…。(*v.v)。
今回も叫ばせていただきます。
牛田くーん!
素晴らしい演奏をありがとう!
幸せな時間をありがとう。
それから…
お風邪、早く治してねーっ!
\(^∇^)/
























