みなさまこんにちは。

早いもので、もう9月も10日を過ぎましたね。



今月のカレンダー、こんな感じです(*^.^*)


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あ、はい。去年のですけどね!(〃∇〃)




昨日の東京、夕方からものすごい豪雨でした。雨

でも、明日からは爽やかな天気がしばらく続くそうですよ(^^)


もうご存知かもしれませんが、「やか」という字。

智大の「大」の間に「メメ」が2つ!

そう。両手を広げた牛田くんの両脇で、ワタクシ「芽々」が甘えるの図。


(≧▽≦)(≧▽≦)(≧▽≦)!


「芽々ちゃん、そんなところにいたら、雨に濡れちゃうよ。さ、おいで♪」
 (両腕を広げる)


「あ、ともくんラブラブ うわぁーい音譜 
(腕の下で雨宿り)



そ、そろそろ背後から殴られそう・・・(^_^;)注意身の危険注意報






さて、先日海の向こうの台湾で、堂々の海外デビューを果たし、大成功をおさめた牛田くん。

15日からは、新しい曲をひっさげてのリサイタルが始まります。


今回初めて披露してくれる曲は次のとおり。

♪モーツァルト:ピアノ・ソナタ第11番(トルコ行進曲付き)

♪プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第7番 「戦争ソナタ」

♪リスト:メフィスト・ワルツ第1番 「村の居酒屋での踊り」

♪ラフマニノフ:ピアノソナタ第2番 op.36



ほかにもショパンの「別れの曲」やリストの「ラ・カンパネラ」など。


牛田くんは、

「今回は、苦しみや悲しみに寄り添える曲がたくさんあって、

 そういう部分も感じていただけたら・・・」


とコメントしています。


んもう~っ!こんなこと言えちゃう中学生いるっ?!(≧▽≦)

「僕の努力を感じてください」
「僕の技術を見てください」
じゃないんですよ。いつもいつもこの方はっ!(≧▽≦)



さて、今日は新しいラインナップの中で、「モーツァルト ピアノ・ソナタ第11番」について取り上げたいと思います。

※ちなみに、リスト:メフィストワルツ第1番「村の居酒屋での踊り」につきましては、以前の記事で取り上げていますので、リサイタルに行かれる方、よろしければご参考にどうぞ。
 →こちらをクリック


まず、私が思うこと。

モーツァルトのソナタって、「第○○番」と「K.○○」の両方あって、すごくややこしくないですか?

この「第11番」は「K.331」。

単純に300を足せばいいのかと思ったら、違うんですねー(>_<)
(↑算数かっ!)

ちなみに、「K.」とは「ケッヘル番号」のことで、膨大な数のモーツァルト作品を作曲順に分類した、ルートヴィヒ・フォン・ケッヘルという音楽家の名前をとったもの。

・・・というのは、この1年で私が仕入れた知識のひとつ。(〃∇〃)

だけど、なんだか、すごくわかりにくい・・・。

ケッヘルさん!なんで300足すだけの単純計算にしてくんなかったのーっ?!(iДi)

(^_^;)だから作曲順・・・



そしてもうひとつ。

ほかのピアノ・ソナタはただの番号だけなのに、どうして11番だけ「トルコ行進曲付き」ってなってるの?

たとえばハンバーガーにご一緒にポテトを付けたり付けなかったりするように、

同じ11番でも「トルコ行進曲付」と付かないやつとあるの?


・・・すいません。あまりにも素人な質問で f^_^;

でも、この疑問、以前コメ欄でファン友さん達にぶつけましたら、皆さん同じように不思議に思っていたことが判明しました。(^^)ホッ


つまりは、こうです。( ̄∀ ̄)キラキラ(←得意)

付けたり付けなかったりということはありません。

ポテト 「トルコ行進曲」は必ず付きます。

というか、この「付き」という表記がややこしいと思うのですが、

そもそもピアノ・ソナタ第11番の第3楽章が「トルコ行進曲」。

ただ、数あるピアノ・ソナタの中で、この「トルコ行進曲」のみがあまりにも有名になってしまったため、

「あの有名な『トルコ行進曲』が、この曲の中に入っていますよ」というのを分かりやすくするために、「トルコ行進曲付き」と表記しているようです。


確かに私、「トルコ行進曲」って独立したピアノ曲だと思ってました(〃∇〃)




それでは、1楽章ずつ、一緒にお勉強してまいりましょうね(*^ ^*)


第1楽章 Andante grazioso
(アンダンテ グラツォオーソ) イ長調


<第1楽章>


子守唄のように優しげなメロディのこの第一楽章、ご存知の方も多いのではないでしょうか?


私、この曲がモーツァルトのピアノ・ソナタだと知ったのも割と最近なのですが、

この前実家に帰省してピアノで遊んでいましたら、この楽譜を見つけました。

まず右手で弾いてみたらそんなに難しくないような気が・・・。

よし!いつか絶対弾いてやる!  メラメラ

と意気込んで、買っちゃいましたよ(〃∇〃)


全音 『モーツァルト ピアノソナタ集 第2
集』


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ちょっとー!実家のは600円くらいだったんですよ!(`Δ´)

私が買ったの税込み2,592円!

実家のが相当昔に買ったものだというのは知ってるけれど、

おんなじ曲なのに、なんでこんなに高騰するのーーー?!(T_T)



ところで、この前、YAMAHAにて、こんなクリアファイルを買っちゃいました♪

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↓拡大
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これさえあれば、素人の私でも音楽記号が即座に分かる!(^O^)


ええと…、これによりますとですね、

「Andante grazioso」の意味は、「ほどよくゆっくりと 壮大に/堂々と」


私の実家の電子ジャー、この第1楽章の冒頭部分が、アレグロな感じで炊き上がりのお知らせメロディです(笑)



聖母の腕に抱かれてまどろむような優しいメロディの第1楽章。

きっと牛田くんも、優しい表情で弾くのでしょうねラブラブ (ガン見ポイント)  




第2楽章 Menuetto

(メヌエット) イ長調

全楽章の中で、一番馴染みがないかもしれません。

解説によれば、「規模の大きいトリオつきのメヌエット。

モーツァルトが作ったメヌエットの中でもとりわけ独創的」とのこと。


<第2楽章>



さあ、サクサク行きますよ~(^-^)ノ

第2楽章、めっちゃあっさり(;^_^A

ま、いっか♪






そしてそして、お待ちかね!皆さまお馴染みの『トルコ行進曲』。

第3楽章 Rond Alla Turca:Allegretto
(ロンド アラ・トゥルカ アレグレット)イ短調

アラ?クリアファイルに出てないわ。(←シャレ入ってます。分かりました?( ´艸`) )

「Alla」の意味は「~風に」

「Allegretto」は、やや急速に。

「やや速めに演奏する、トルコ風ロンド」といったところでしょうか。


当時はトルコ趣味が流行していたそうで、左手の伴奏は、トルコ軍楽隊の打楽器の響きを模倣しているそうです。

「トルコ行進曲」といえば、ベートーヴェン作曲のものもありますね。

↓どんな曲か思い出せない方のために。


あ、ホントだ。左手の伴奏、たしかにモーツァルトもベートーヴェンも同じ感じですね!

ベートーヴェンの「トルコ行進曲」、10月4日の「せんくら」で、牛田くんも初披露の予定です♪



そしてモーツァルトの「トルコ行進曲」。

↓楽譜。
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なんか、一見簡単そうに見えませんか?
絶対気のせいだと思いますけど・・・。


「のだめカンタービレ」の映画の中で、進級テストの時にのだめがこの曲を演奏したのですが、

もうその演奏がとってもステキで、私、この曲が聴きたいがために、2回も劇場に足を運んでしまいました。


実際に弾いているのは、牛田くんも大好きなラン・ラン。

自由奔放なのだめの演奏にラン・ランを起用するあたり。

スタッフの方、よーく分かっていらっしゃいます!


<第3楽章> のだめ(ラン・ラン)の演奏でどうぞ。


審査をする先生方もこう言ってますね。

「音が多彩で、響きに品があって、まるで音遊びをしているみたい。」


言い得て妙!


モーツァルト × ラン・ラン × のだめ 
  = 楽しくないはずがない!



私、前にも記事で書かせていただきましたが、ラン・ランのピアノリサイタルに行った際、アンコールでこの曲を聴きました。

それはそれは、信じられないスピード!

私のところからは見えませんでしたが、顔芸が飛び出したらしく、

顔の見える場所の聴衆からどっと笑いが起こり、

なんとも楽しく魅力あふれる演奏でした。


牛田くんは、どんな風に演奏してくれるのかなぁ・・・。
:*:・( ̄∀ ̄)・:*:





モーツァルトといえば、昨年12月に行われた「お菓子の世界」というコンサート。

牛田くんのピアノ演奏の前に、洋菓子研究家の今田美奈子先生の講演があったのですが、

その中で、こんなエピソードがありました。

今田先生と牛田くんのつながりは、2012年に開催された「リヒテンシュタイン展」。

テーマ曲を作曲した牛田くんと、お菓子でお城を再現した今田先生とが顔を合わせ、お話をする機会があったそうですが、

今田先生が牛田くんに、

「ねえ。自分はモーツァルトの生まれ変わりだと思わない?」

と質問したところ、

牛田くん、キッパリと

「思いません!」

と答えたとのこと( ´艸`)


たしかに、「神童」「天才」「ピアノ」という符号からすれば、モーツァルトと牛田くんをつなげて考えるのも然り。

でもね、先生。

ワタクシからもキッパリ否定させていただきます!

もちろん、モーツァルトの音楽は素晴らしい。

目にする肖像画だって繊細で上品。

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だけどここだけの話、本当は小男で肥満が著しかったとか(Wikipediaより)

いえ、容姿は別にいいんです。

モーツァルトって、軽薄で下ネタ大好き(同じくWikipediaより)

『俺のケツをなめろ』っていうカノンを作曲したり・・・

(/ω\) キャー。乙女に「ケツ」とか言わすなー!

「排泄にまつわる駄洒落にあふれた手紙」
を従姉妹に送ったんですってよっ!

Σ(~∀~||
;)
まつわらんでえーわ!


その内容たるや、

「あなたの鼻にク○をします」 
とかナントカ・・・。

Y(>_<、)Y モーヤメテー


こ、こんな手紙が現在6通も残されているんですって。

( ̄□ ̄;)!!


モッつぁんも、さぞや今頃あの世で後悔していることでしょうねえ・・・。(モっつぁんて…)


み、みなさま! 死後の後悔先に立たず!
なるべくヘンな手紙や日記、書くのはよしましょうね!
(^_^;)ブログもね…


・・・いやいや、そういう話じゃなくって!(汗)


再度キッパリ否定させていただきます。

牛田くんとモーツァルトはちがいます!


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こんな清らかな牛田くんと、小太りのエロジジイを一緒にしちゃ、

イヤーーーっ!!(/TДT)/



・・・コホン(*v.v)。

つい冷静さを失い、多少の失言がありましたことをお詫びいたします。

             m(_ _ )m



実は私、本当はモーツァルト大好き(〃∇〃)

音楽療法に用いられるくらい人をハッピーにしてくれるモーツァルトの音楽。

家事をはかどらせたいときは、必ずモーツァルトを聴いてます音譜


おススメの本。
 「I LOVE モーツァルト」 著:石田衣良

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まだ作曲家が宮廷に雇われていた時代でありながら、

なんとも伸び伸びした明るい曲をたくさん作ったモーツァルト。

ご本人の性格も、きっと天真爛漫だったのではないかと思います。

ショパンと同じく、若くしてこの世を去ってしまったけれど、

人生の峠や谷を乗り越えた、50代、60代の彼の音楽も聴きたかったなあ・・・。


14歳にして、既に人生の悲哀を知り尽くしているかのような牛田くんのピアノ。

これからいろんな経験とともに年を重ねていった時、一体どんな演奏をするのでしょうね。

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なぜだろう。おじいさんになった牛田くんを想像するのはそんなに難しくない・・・。

きっとそれは、牛田くんの魂が、私よりもずっとずっと成熟していると感じるからキラキラ


玄米ごはんにお味噌汁が好きだというヘルシーな食生活の牛田くん。

きっときっと、長生きしてね。

そして、さらに深みを増したピアノをたくさんの人達に聴かせてね。



はっ!( ̄□ ̄;)!!

牛田くんがおじいさんになる頃、私、絶対生きてない・・・。

(T_T)


されど私の子ども、孫、うまくいけば曾孫は聴くことが出来る。


でもやっぱり私も聴きたい・・・・。

(T_T)



よっしゃ!
生まれ変わって、老牛田の演奏聴いてやるっ!


(°∀°)b 輪廻転生宣言!