DSC_2201.JPG


コスモス~春の午後、モーツァルトを聴きながら、パンを焼いてみました~音譜



・・・なーんて、素敵な文章から始めてみたいんですけど・・・


いただきものです。(^▽^;)


ほんとは、こんなふうにステキなキラキラした内容のブログにするつもりだったんですけど、


ふと気付けば、


牛田くん、うしだくん、ウシダくん・・・

(///∇//)



このブログの検索ワード、


99%が「牛田智大」

1%が、なぜか「同性愛」(^o^;)


ブログの説明文、牛田くんにした方がいいんでしょうかね?


あ、無理。書いてるだけで顔が熱くなってきました・・・(/ω\)


ま、いいんです。この検索ワードこそが、わたしにとってキラキラキラキラしたステキなものなんですから(*^.^*)


・・・「同性愛」のことじゃないですよ?!



でも、今日は牛田くん、登場しません。


写真のパン。あんぱんです。

それと、マーマレードとオレンジピール。

全部手作り。どれもとっても美味しいです♪


作ったのはお隣さん。

去年引っ越してきました。

70代の白髪の素敵なご婦人です。


お菓子作りやパン作りが大好きで、

もう、しょっちゅうお裾分けをくれるんです。

バレンタインにはガトーショコラ。桜の時期には桜の塩漬けを入れたケーキ。

「2つ作ったの♪」って、ワンホールもくれちゃうんですよ。

お裾分けの量じゃないですよね?

最初に越してきたときも、手作りパンを持ってきてくれました。

インターホンが鳴ったのでドアを開けると、

焼きたてパンを手に、ニコニコしながら立ってました。

スモックみたいなエプロンをして、見事なくらい真っ白な白髪で、

なんというか、童話の世界から出てきそうな雰囲気なんです。


まるで妖精。


時々お友達が来てお茶をしているみたいで、

楽しそうな笑い声が聞こえてきたり、

ポロンポロンとピアノの音が聴こえてきたり。


妖精さんの暮らしぶりを見ていると、


年を取るのって、もしかしてすごく楽しいんじゃない?


って気にさせられます。





先週の仕事帰り、

駅から自宅に帰る途中の信号待ちの時、

私の目の前に一人の女性が立っていました。



黒くて長めのレザーのコートに、黒の革パン。

おしゃれな柄のスカーフを巻いて、

絵でも習っているのか、スケッチブックらしきものが入った大きなバックを肩から下げてました。

信号が変わって歩き出す足取りの、颯爽としてかっこいいこと!

引き締まった形のいい脚に革パンの似合うこと!



よ、妖精さんっ?!・・・( ̄□ ̄;)!!





この時の私の驚きを、どう表現したらいいのでしょう。



「柴犬だと思って育ててた小犬がライオンだった!」



「街で見かけた牛田くんが、ワイルドな顎ヒゲはやしてブラックコーヒー飲んでた!」



ね!ビックリするでしょ?





なんか、声かけられませんでした・・・。

あまりにも驚いて。



優しいなあ。可愛いなあ。微笑ましいなあ。

と思ってた彼女は、

行動的で、知的で、かっこよくて・・・・



ああ、やっぱり年を取るのって楽しい気がする。





以来、お隣からピアノの音が聴こえてくると、

ブランデーグラス片手に革パンの脚を組んで、ハミングしながら弾いている

妖精さん(イメージ参考:夏木マリ)を思い描いてしまうのであります。

(*^.^*)