フィギュアスケーターの羽生結弦選手と、ピアニストの牛田智大くん。
牛田くんが羽生選手の大ファンと知った当初、私は
「そっくりなのに~(笑)!」
と思ったんですが、
ソチ五輪で見事金メダリストとなった羽生選手を応援するうちに、
「待てよ?本当に似てる・・・?」と、若干の疑問を抱き始めました。
そこで、今日はこの二人の若きプリンスが本当に似てるのかどうか、徹底検証してみようと思います。
冷静かつ客観的に検証したいと思いますが、多少の個人的思い入れはご了承ください(*^.^*)
まず、ルックスです。
こちらが羽生くん
そして、牛田くん
お二人とも、実に爽やか。美少年。
黒髪に色白。抜けるようなツヤツヤお肌で清潔感に溢れてます。
そしてスレンダーなボディ。
メタボなどという言葉は、一生無関係と思われます。
今すぐ少女マンガの世界に迷い込んだとしても、二次元の世界の女の子達から全く違和感なく受け入れられ、「帰っちゃイヤっ!」と引き止められるでしょう。
「かっこいい」というより、「かわいい」。
「THE オス」的なフェロモンタイプではありません。十代の少年ならではの、中性的な雰囲気をお持ちです。
ニコニコしながら喋っている時は、思わず「守ってあげたい」と、母性本能を刺激しますが、
いざスイッチッが入ると別人。
演技前の不敵な笑みに始まり、滑走中の羽生選手は、まるで狩りをする獣の表情。
背後で情熱の炎がメラメラと燃えてます
一方、演奏中の牛田くんは、枯れるほど恋をしたようなせつなげな音色で聴くものを酔わせ、
次の瞬間、大迫力のフォルティッシモで聴衆を容赦なく崖から突き落とします(笑)。
終わったあとの再びあどけないニッコリ攻撃
このギャップこそが最大の武器だということを、お二人は分かっているのでしょうか。
さらに共通しているのは神々しいまでの気品。
どちらも「王子」という言葉がぴったりです。
敢えて違う点を挙げるなら、目。
羽生くんは切れ長一重(「ショコラ一重」と呼ばれて今のトレンドらしいです)、
牛田くんは黒目がちのぱっちりお目々でございます。
次に、性格・言動。
礼儀正しく謙虚。チャラくない。
インタビュー等の丁寧でしっかりした受け答えから、頭の良さ、育ちの良さがうかがえます。
スケートに集中するため、携帯を持っていない羽生くん。
テレビをほとんど見ない牛田くん。
自分は自分。流されない強さ。
↓今シーズンのフリープログラム、ロミオとジュリエットを滑るにあたっての羽生くんのコメントと、
デビューアルバムの中の「愛の夢」を演奏するにあたっての牛田くんのコメントです。
羽生くん:
「恋愛の経験があまりないので、難しいなと感じています。
でも、被災して、会いたい人に会えない苦しみは少し分かった気がします。」
牛田くん:
「僕はまだ恋をしたことがないので、こういう曲の本当の意味を理解するのはとても難しいんです。
震災のときに福島のおじいちゃんとおばあちゃんに会いたくてもなかなか会えなかったため、そういう愛する家族に会いたいという気持ちを表現するようにしました。」
あ、今気付きました。
お二人とも東北出身!
羽生くん:宮城県仙台市
牛田くん:福島県いわき市
2011年の震災では、ひどく胸を痛め、
羽生くんは、スケートを、牛田くんはピアノを、
それぞれ続けることに意味があるのだろうかと自問自答して悩みました。
みんながあなた達に励まされてます。続けててくれて本当によかった!(*^▽^*)
そして、才能。
どちらも言うまでもありません。
羽生くんは小さい頃からの憧れの人、プルシェンコから、
牛田くんも小さい頃からの憧れのピアニスト、ラン・ランから、
その才能とセンスを高く評価されているところも一緒です。
そして、自分の才能に甘んじることなく、常に努力を重ねて前進し続けてます。
その他。
・どちらも食が細い。
・普段はメガネ男子(らしいです)。
《結論》
やっぱり二人は似てました!
あくまでも私個人のイメージで違いを挙げるとしたら、
羽生くんは闘う人
フィギュアスケートは競技ですから。そして、彼はいつも何かと闘っているようにも見えます。
牛田くんは調和の人
彼は自分の演奏を聴いた人が癒されることに喜びを感じるそうです。彼の演奏会の空気は、常に聴衆と一緒に作り出されます。
ルックスや条件等よりも、もしかしたら醸し出すオーラが共通しているのかもしれません。
私の知る限り、
「どちらか一人が好きだけど、もう一人は嫌い」
という人に会ったことがありません。
二人まとめて応援している方も多いようです(^-^)
《妄想編:もしも二人が入れ替わったら・・・》
とても綺麗な長い指をお持ちの羽生くん。ピアニストも似合いそう。
開襟の白シャツに、スタイルの良さが際立つ黒い細めのパンツでピアノの前に座ったら絵になりそうですねー!
ワルツやノクターンみたいな可愛いく優しい曲よりも、情熱的な曲が似合いそう。
リスト、ベートーベン、ラフマニノフ・・・
「蒼い炎」の表紙にもなった2011年のショートプログラムの曲、スクリャービンの練習曲12番「悲愴」なんてピッタリではないでしょうか?
「魔王」なんかもいいですね。鍵盤をガンガン叩き付けて、攻撃的な表情で弾いて欲しい。
あまりの迫力に、弦なんか切れちゃったりして(〃∇〃)
ショパンのエチュードあたりもいいでしょう。目をつぶって「木枯らし」を弾く彼の苦悩の表情、滑るような指の動き、憂いの中にもしっかりと意志を持った音色に、聴衆は身動き出来ずに目も耳も人質状態です
演奏後は、真ん中の「ド」の白い鍵盤にそっと触れ、ピアノへの感謝を忘れません。
「ありがとうございます。」と、唇を動かします。
舞台前方に立って両手を広げ、胸に手をやり気品溢れるご挨拶。
会場からは「ブラボー!」の嵐。なかなか鳴り止まない拍手とスタンディングオベーション。
魂を吸い取られて動けなくなり、救護室に運ばれる女性の姿も・・・
牛田くんは、運動は苦手と言っていますが、ここではスケート選手ということにして・・・
やはり「ロミオとジュリエット」かな?新旧どっちの衣装もきっと似合いますね♪
曲に心を乗せて滑る、しなやかなイナバウアーでは、背中にパタパタと動く羽が見えた気がして、観衆は目をこすります
彼はジャンプやステップより、クルクル回るスピンが得意(^-^)
新しいショートプログラムでは、真っ白な衣装で「小犬のワルツ」。
ジャンプに失敗しても、ジャネット・リン(古っ!)顔負けの笑顔にファンは急増
体力を使い果たし、ヘロヘロになって座り込む姿に、会場からは「ともくーん!」の大声援。
演技後のリンクに投げ込まれるのは、たくさんの花とぬいぐるみ。そして入浴剤の入った巾着袋。
リラックマのティッシュケースを抱えて待つオーサーの元へ戻り、ちょっと背伸びをして熱き抱擁。
キスクラではサービス満点の笑顔。カメラに向かってのニッコリ両手バイバイに、世界中がテレビの前で完全ノックアウト!。
織田選手が滑った「ウイリアム・テル」みたいなのもいいかもしれません。会場は手拍子の渦
ニコニコ笑いながらステップを刻む牛田くんと、笑顔でエールを送る観客とが作り出す幸福な時間
むしろ、ピーターパンの衣装でもいいかも・・・。
いっそ羽生選手にリフトで持ち上げて滑って欲しい(≧▽≦)
・・・と、いけない。妄想が止まりませんf^_^;
現実には、牛田くんの生演奏で滑る羽生くんのエキシビション、
是非見てみたいですね~
どちらも日本が世界に誇れる宝!
お二人の今後の益々のご活躍をお祈りします