日本馬匹輸送自動車株式会社
サクラローレル号
・シャシ(車体)
日野 プロフィア
・フロント
日野 セレガR
・架装
東京特殊車体(株)
・年式(運用開始)
2005年
・運用離脱
2022年
・登録番号(車両ナンバー)
土浦100
 か 63-58
・車の特徴
日野のエンブレムが付いており元赤文字車です。

サクラローレル(1991〜2020)
美浦 境勝太郎厩舎→小島太厩舎  牡馬 栃栗毛
父 レインボウクエスト 母 ローラローラ
(母父 サンシリアン)

・主な勝ち鞍
日刊スポーツ賞金杯(1995)
中山記念(1996)
天皇賞・春(1996)
産経賞オールカマー(1996)
有馬記念(1996)

同馬は体質が弱いなど成長が遅く、4歳になってから骨膜炎を抱えながら新馬戦へ挑む事となった。
以後ダート路線でのレースが続き、青葉賞に出走後、日本ダービーへの出走権を確保したものの体調や球節炎などを考慮し出走を断念した。
同年秋のレースでは、クラシック路線を退き11月には同厩舎のサクラバクシンオーと共に京都競馬場へ遠征し、比良山特別を制した。
翌年最初のレースとなった金杯を制し、天皇賞(春)を目標としていたものの調教中の故障により競走能力喪失状態に。
6歳馬となった1996年に中山記念で復帰を果たし天皇賞(春)への出走が叶う。
ナリタブライアンとマヤノトップガンの二強ムードが漂う中、ナリタブライアンを差し切ってGⅠ初勝利を遂げた。
その後は宝塚記念を見送り、休養を挟みオールカマーを制覇後に天皇賞(秋)への出走した。(結果は3着)その後はジャパンカップを見送り有馬記念へ出走し見事にGⅠ2勝目を挙げた。
天皇賞(春)優勝馬の有馬記念優勝は史上10頭目の快挙である。
7歳馬となり軽い骨折が判明し休養を挟み、天皇賞(春)へ出走したがマヤノトップガンに交わされ2着となった。
その後は凱旋門賞を目標としフォワ賞へ出走したが、最下位入線後に故障が判明。
凱旋門賞には出走せず引退となった。
引退後は、種牡馬となり静内スタリオンステーション、アロースタッド、新和牧場と転々とし2012年に引退した。2020年に老衰で死亡。