今日は暑くなると言っていたので覚悟していたのだが

さほどでもなかった

天気予報は高度な技術をもった気象衛星の進化によって

大量の情報を得、動画もカラーになったことで

かなりの確率で予報が当たるよになった

しかし、その大量の情報に頼り切って

人間の第六感が失われつつあるような・・・

そんな気がしてならない

この間、自動運転の電車が逆走事故を起こした

運転手も車掌もいない電車が

もう何年も前から走っていたのだ

究極な合理化である

そして高齢者の事故のニュースが際立ち

その度に自動運転が叫ばれいた

すでに自動運転は研究段階を終え

商品化を待つばかりになっている

走るところが決まっていて

しかも、レールまで引かれているのに

自動化された電車が事故を起こした

人間の力を捨て機械に頼ろうとすることが

信頼を得るだけ安全なのだろうか

機械化しシステムを構築していくことが

幸せで安全な社会なのだろうか

それは強者の論理だと思うのだ

無機質な機械には正か悪かの二者択一だ

システム化すればするほど

障害者や高齢者等の社会的弱者は分け隔てられ

より分離が始まる

幼児保育や学校から始まる効率化と安全性という名の下

既に分離され、そこに躓くとそのまま本流に交わることなく

一生を終えるのが普通だ

仮に自動車が自動運転化になったとして

障害者はその恩恵に預かるだろうか

少なくとも日本においては怪しいところがある

なぜなら、遊園地のジェットコースター等

高いところで何か起きたら責任負えないからと

乗せてもらえないのが常だ

例え健常者でも高所で逆さまになった状態で

宙吊りになったらどうにもならないのは同じだ

なのに、障害があるというだけの理由で

断るというのは合点がいかない

だから、自動化された車が登場しても

果たして障害者にとって良いものになるとは限らない

健常者だって事故と遭遇した時の責任の所在が

はっきりとしていない訳だから怪しいものだ

自動車運転免許制度自体が変わる可能性もある

何れにしてもシステム化された社会から

障害を持つ者は、選別され隔離される

そして、より不自由を強いられることになるのだろう