『十二人の怒れる男』SENDAI座 | うまとみのブログ

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明日できることは明日でいいじゃない。

9月14日に、SENDAI座公演 『十二人の怒れる男』 をピッコロシアターで観てきました。


知ってる人は何度も観ている有名な法廷劇の傑作ですよね。


私は、20年以上前にこれをオマージュ?インスパイヤ?ベース?モチーフ?にした三谷幸喜脚本の

『12人の優しい日本人』の映画版を観たことはありました。

映画版では、すっかり豊川悦司に騙されてしまいました。

あと、「死んじゃえ~」という声の響きが「ジンジャーエール」に聞こえてしまう空耳に笑っていまったことを今でも稀にジンジャエールを飲むたびに思い出してしまいます。

恐るべし三谷。


公演の話を戻すと、

陪審員裁判で陪審員12人全員一致の結論<”有罪”か”無罪”>を会議室でだすという物語です。

もし”有罪”の結論がでたなら電気椅子送り確定というものです。

無期懲役でお茶を濁して20年位で仮釈放なんてのはありません。


裁判での検事、弁護士、被告人、証人の様子は判りません。

裁判は陪審員の結論を待つだけの状態です。

しかし陪審員の会話の中で、それらの様子は判ります。

目撃者の証言や証拠で被告人が圧倒的不利な状況でスタート。


差別意識や偏見、固定概念は何が真実なのかを分からなくしてしまうのがよくわかります。


それらの展開を130分にわたって、

SENDAI座の皆さんが、フラットな床で、私のほんの3m先で演じていただきました。

伝わる伝わる緊張感。

150名程度のホールの良さですよ。

あっという間です。

熱演に拍手。


裁判というのは、事件の真実と解決を目的にしていません(映画やTVドラマみたいに)。

被告人とされた人が有罪か無罪かだけなんです。

仮に無実でも状況証拠がそろっていれば、おそらくはOUT。

真犯人が別件でたまたま逮捕され警察の余罪追及で分かってしまうなんてそれこそドラマ。

これって恐ろしいですよね。


裁判劇を観るといつもそう感じてしまいます。