G1まとめ

 

大阪杯

ジャックドール   武豊

スターズオンアース ルメール

 

阪神 芝2,000m

三連単 31,240円

 

■ジャックドールが逃げ切りGI初制覇
11番スターズオンアースは隣の馬に寄られて後方から。大外の16番ノースザワールドが押して先手を伺うところ、9番ジャックドールがこれを制してハナを切る。7番マテンロウレオが3番手のインを確保し1コーナーに入っていく。

13番ダノンザキッドが単独4番手に浮上。4番ノースブリッジ、14番ヒシイグアス、10番ポタジェ、15番ヒンドゥタイムズ、6番ヴェルトライゼンデ、2番マリアエレーナ、12番キラーアビリティと中団は一団で、スターズオンアースはその後ろ。内には1番ジェラルディーナがいて、3馬身ほど離れて3番モズベッロと8番ラーグルフ。1頭離れて5番ワンダフルタウンという隊形。

最初の1000mは58秒9。ジャックドールが単独先頭で3コーナーに入る。ノースザワールドは追走一杯になり、ジャックドールとの差が開いていく。かわりにダノンザキッドが2番手に上がって直線に向かうところ、ジャックドールは持ったままで後続を引き離しにかかる。

残り200mを切るとダノンザキッドとジャックドールの差がじりじりと詰まり、この2頭の争いかに思われたところ、後方にいたスターズオンアースが強襲してきてゴール前は3頭の接戦に。勢いではスターズオンアースが上だったが、粘ったジャックドールがこれをハナ差で凌いでGI初制覇を果たした。勝ちタイムは1分57秒4(良)。

ダノンザキッドがクビ差の3着。マテンロウレオが2馬身差で4着に入った。ヴェルトライゼンデは直線で脚色が同じになり、9着に終わった。

 

 

桜花賞

リバティアイランド 川田

コナコースト    鮫島駿

 

阪神 芝1600m

3連単 13,220円

 

■リバティアイランドが異次元の末脚で差し切りGI連勝

揃ったスタートから6番モズメイメイがすんなりハナ。9番コナコーストが2番手、18番トーセンローリエが3番手上がり隊列が決まっていく。12番シングザットソング、1番ブトンドール、14番ペリファーニアも好位へ。

2番ライトクオンタムと5番ハーパーが好位集団の後ろを追走。4番ドゥアイズ、7番コンクシェル、11番シンリョクカ、16番ムーンプローブ、10番エミューと中団で続き、やや空いて17番ラヴェル。3番リバティアイランドは後方でじっくり脚を溜める構え。以下、13番ドゥーラ、15番ジューンオレンジ、8番キタウイングと続く。

最初の600mは34秒0。モズメイメイが単独先頭でコーナーを回っていく。コナコーストは単独2番手を確保してスムーズに直線へと向かう。リバティアイランドは最後方から外に持ち出される。

残り400mで満を持してコナコーストが追い出されるところ、後ろからはペリファーニアが迫る勢い。リバティアイランドは前とは大きく差があったが、一頭違う脚でぐんぐん追い込む。

コナコーストが粘り腰でペリファーニアを振り切るが、離れた外から追い込んだリバティアイランドが最後に差し切って1着。阪神JFからの直行でGI連勝を果たした。勝ちタイムは1分32秒1(良)。

コナコーストが3/4馬身差の2着、さらにクビ差でペリファーニアが入った。ディープインパクト産駒の最終世代ライトクオンタムは直線で伸びず8着に敗れた。