熊野古道 中辺路ルート。
その一部、霧の高原から近露、牛馬童子までをウォーキング。
スタート地点は、高原霧の里から。
近くにある熊野神社に立ち寄り、果無山脈の稜線が見渡せる絶好の休憩場所からウォーキング開始。
熊野神社は、高原地区の産土神で、高原王子権現とも呼ばれています。
応永10年(1403年)の銘のある懸仏がまつられていて、 熊野参詣道のなかで最も古い建物だといわれています。
桧皮葺の建物は室町時代の様式を伝えています。
境内にある、楠は、樹齢1000年!と言われています。
樹齢1000年と言えば、平安時代。
平安時代から時代を見続けてきた楠なんですね。。(O_O)
緩やかなアップダウンの林道を抜けて、高原池に。
その間、昔人住んでいた跡のような場所がいくつか。
近代化がどんどん進んでいく中で、人の暮らしも消えていったようです。
旅籠跡や茶屋跡などもあり、熊野詣の華やかだった頃が偲ばれます。
高原に近い林道沿いには、カフェもあります♪
見晴らし最高そうなのテラス。
この箱の中には色々なものが売られています。
高原池を過ぎて、標高約500mのところにある大門王子に
大門王子から標高600m標高の十丈王子でお昼休憩。
標高約700mの上多和茶屋跡を境に林道は徐々に下り坂に。
最終ゴール地点に近い「牛馬童子」でやっとウォーキングも最終にさしかかったことを知り
ほっと安心。
昔、宿所で栄えた「近露」の風景は夕映えがとても似合う里山でした。