磐代の浜松が枝を引き結び
真幸くあらばまた還り見む
中大兄皇子に謀反を疑われた有馬皇子が、斉明天皇と中大兄皇子がいる南紀白浜に護送される途中、この岩代の神様に自身の無事を祈って詠んだ詩と言われます。
当事は、磐代の海岸の松の枝を引き結ぶと無事に帰れると言われ、熊野詣でこの路を通った人々はここの松の枝を引き結んでいったようです。
日頃、見過ごしてきた風景も、歴史を辿ってみるととても感慨深い。。
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