色褪せないコアさ | 馬鹿日報・弐

色褪せないコアさ

昨日は、お笑いライブは初体験という
尚武画伯におつきあい頂いて
(マンガの肥やしにしてもらおうと思ったり)
新宿にサンドウィッチマンの
単独ライブを観に行ってました。


ほんと1月に初めて観たらベラボーに面白くて、
その上物凄く生モノ感があったので
「こりゃ毎回観なきゃいかん」と。

でまあフリートークと幕間の映像・ラジオコントは
相変わらず抜群に面白かったけど、
(食べ物に絡めた結構な下ネタもあったので
 女性と行かないでよかったような。)
前回と間が空かなかったせいか
ネタ(特に漫才)の濃度に若干の疑問が。

大変な時期だし、もうちょい溜めても
よかったような気がしたり……。



ほんで終演後、大学時代は画伯と
散々一緒にお笑いのビデオを見たりしたので
(当時DVDはまだ珍しかったんだよな)
お笑いに絡んだ思い出話をしていたところ、
「アレは凄かった!」と出たコントがこれ↓。
ぜひ若い人には通して観てほしいです。



当時テレビでは
コントをやらなくなった松ちゃんが、
ビデオ販売オンリーで出した
「VISUALBUM」シリーズの中の1作。
(浜ちゃんも結構出ています)


…なんというか、
15分近いこんな微妙な会話のやりとりって、
テレビでやろうものなら
確実にチャンネル変えられますよね。

でもまあ、結構なお金を払ってまで
(たしか1本8,000円くらいした記憶が)
見ようとした側にとってみれば
このゆるい展開も、
「絶対に面白くなっていくに違いない!」
と、一瞬も目を離せなかったりするわけです。

(板尾さんのアップの挟み方なんか絶妙でしょう)

これって本当に、
ある意味作り手と受け手の信頼関係が無いと
成立しない作品って気がします。
ここまでの地位を築いた人にしかできない、
かなり特殊なコントなのではないでしょうか。

ほか、YouTubeには落ちてないけれど
「巨人殺人」
(巨人を殺害したところ、埋めても沈めても上手く隠せず
 処理のしかたに翻弄される男たちの話)
など、「笑えるけれど切ない・やりきれない」
秀逸なコントがたくさんあるので、
興味のある方は見てみてください。


今日は個人的な話をすれば
欠勤扱いでもらった
1日の「夏休み」なんだけれど、
夜は久々にVHSひっくり返して
酒飲みながら見るかな……。

なんてカウチ(死語)な。