LED電球の交換時期はいつか?実は玉切れを起こさないので、 今までのように点灯しない=交換という人は下手をすると交換する時が一生来ない可能性がある。
 

  LED電球の寿命

 実は10年程度とされているLED電球の寿命だが、時間の経過とともに発光が悪くなっていき、最終的には蛍光灯に近い変換効率で照らし続ける事になる。
 

  理由は

 LED電球は白熱電球と違って複雑な電子基板を必要とする。それが劣化するのだ。ずっと使っていると最初の頃より効率が悪くなる。
 

  LED電球のデメリット

 白熱電球の寿命は1年程度。寿命が来ると全く点灯しなくなる。これは非常に分かりやすかった。いわゆる球切れになれば交換だった。蛍光灯も同じだった。しかしLED電球はこの球切れを起こしにくいという事だ、実はこの性質は困る。

 玉切れを起こさないとの事なのでLED電球は徐々に暗くなっていき暗い部屋になる。LEDの寿命は長く交換時期がわからないのでこのようなことになる。いっそつかない方が良いのだがそれは難しいのかもしれない。
 しかも寿命と言われている状態でも製造時の70%程度の明るさなのだ。10年で30%は気が付くほうが珍しいだろう。ちょっと我慢すればあと数年耐えられそうだ。
 

  問題解決には性能表示用の灯りなどが欲しい

 もしくは寿命時間が来ると点灯しなくなるような機構を付けるべきだ。明かりを使う部屋、使わない部屋での差もあるので10年経ったから全照明の更新とはいくまい。かと言って個々の交換時期など覚えていないだろうし。
 光量を測る機械を用意するのが一番確実だろうが、年に数回の事で対応するのもなぁ。